岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

北アルプス 鏡平から三俣山荘へ

2010年09月30日 | 岳と登山
平成22年9月14日(晴れのち曇り)

いよいよ山に入ります。
実は昨日も笠新道を登ったんですが、土砂降りで標高1700mを超えたあたりで、断念して戻ってきたのです。

道具と靴がびしょびしょでこの状態で6日間も山に入っているのは辛いので仕切り直しです。

一応、本日の工程を記載しておきます。

駐車場⇒わさび平⇒ちちぶ沢⇒鏡平⇒弓折乗越⇒双六小屋⇒双六岳⇒三俣山荘(テント泊)
4:30  5:25   6:30   8:10 9:20   10:25   12:00 14:50

まだ暗いうちにヘッデンをつけて出発です。お天気はまずまずのようです。
これは前日の新穂高からのお天気模様です。この後、土砂降りになるんです。




わさび平を過ぎて小池新道に入ると展望が開けます。
最高のお天気の中の焼岳です。噴煙も見えます。最高です!




小池新道はこのように岩の道を進みます。あまり急ではありませんので荷物が重くても大丈夫。




鏡平に到着です。北アルプス一望です。槍ヶ岳から奥穂高岳、焼岳、乗鞍岳まで見えます。
このコース、きつくも無く常に槍ヶ岳から奥穂高岳を見ながら歩くので楽しく最高です。
池の前にテラスがあって、そこで皆、のんびりしています。
なんと言っても景色が超綺麗。




2年前、槍ヶ岳から奥穂高岳まであの稜線を縦走したんだなと感慨深い。
あそこを歩いて北アルプスに嵌ってしまった自分。毎年、北アルプスに来るようになってしまった。





鏡平山荘。意外とこじんまりした小屋です。
ゆっくりしたいところですが、先へ進みます。




ほどなく弓折岳分岐です。笠が岳へ行くには笠新道かここから行きます。
帰りに笠に行くことにして双六へ向かいます。




弓折乗越に到着です。ここがピークですので双六小屋までは下りになります。
雲が出てきました。山は朝、10時までが勝負ですね。
メインのカメラが不調なので写真はありませんが、ここから見る槍ヶ岳は角度の関係かグッと迫って見えます。




しばらく下ると双六小屋が見えます。這い松に彩られた双六岳も綺麗です。
奥に鷲羽岳が見えます。






双六小屋に到着。綺麗な小屋です。
ここで水を補給します。昼食に小屋のカレーを食べました。800円。美味しかった。
メインのカメラが復活!ここから1レフになります。




ここから槍に向かう西鎌尾根尾根もありますが、写真があったはずだけど?
鷲羽岳の麓に今日の目的地 三俣山荘が見えるんですが写真には写っている?





双六小屋から双六岳に向かいます。のっけから急登。荷物が重い!





鷲羽岳が綺麗なのでつい撮ってしまいます。奥に水晶岳が見えます。またの名を黒岳と言いますが、
名前の通り山が黒いです。明日は水晶岳まで行きます。





双六岳に登るか迷ったけど行くことに。
見た感じ、ものすごく急登なので、速攻、空身での双六岳に挑戦とした。
三俣への巻き道の分岐にザックをデポして空身で双六岳に上ります。




後で気がついたんですが、急登を登り切ると頂上は平らなんですね。
後は登りがなくて楽なんですが、楽しようと思って巻き道を選んだらエライアップダウンで
巻き道のほうがキツイ。
一寸、頑張ればよかったかな?




平らな頂上を1km位歩いて頂上の標識です。実は後は三俣までほぼ下りなんです。
ヘタこいたな!




分岐まで戻って巻き道を行きます。アップダウンが多くて眩暈がしてきます。
食料を持ちすぎたかな?
山は綺麗なんですが!



漸く、三俣山荘のテン場に到着。テントは1張りでしたが、その後、どんどん集まってきて10張りぐらいになりました。
近くに若い女の子の単独が1張りと関西からの若い女の子2人のテントが張られてなんか嬉しくなったりして!




夕日に浮かぶ鷲羽岳、綺麗ですね。白いのは岩です。
明日は午後から天気が悪くなる予報!朝、1番に登るぞ!



明日の素晴らしい登山を夢見て、今夜はゆっくり休みましょう!と思いきや関西の2人、五月蝿い。
照明は発電型らしく、しょっちゅう、発電のためにダイナモを回す音が夜中まで五月蝿い。
朝3時に起きて、また発電のキリキリという音が!
夜中までだべっているし!

あ~あ!寝不足じゃ!

ちなみに今回行った山小屋のトイレは何処もバイオトイレで綺麗だしまったく臭くなかった。
素晴らしい、環境ですね。
テレビは写りますが、携帯は繋がりません。

では、明日の鷲羽から水晶を乞うご期待を!


頑張っています。プチットお願いします。
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