岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

平成30年産米の需要に応じた取り組みの説明会に参加

2018年01月12日 | 百姓
平成30年1月12日(薄曇り)

今日も穏やかなお天気ですが、とても寒い。

今日の午前中に市とJA主催の掲題の説明会に行ってきました。
そうそうたるメンバーで市は農業委員会の課長始め主査たちとJAは組合長以下幹部が勢ぞろいです。農政に対しての凄いメンバーで力の入れようがわかるというものです。



資料もたくさんありましたが、要はコメ農政がどう変わるかということの説明です。



ポイントは以下になります。
①30年度以降、減反政策は廃止になる。米は自由に作付けできることとなる。
②国の米の直接支払交付金(7500円/10a)の廃止。
③加工米や飼料米等への助成金は維持される。

以上のことを踏まえて30年度の米行政は変わるかというと変わらないですね。
無作為に米を作付けしても市場に米余りが懸念され、米価が下がって農家の収入に影響が出るために生産調整は継続するということです。
また、加工米等の価格の安い米の作付けもやっていくということです。価格の安い米がないと外食産業が困って外国産米が入ってくるのでそれを阻止するためには低価格の米も作っていかざるを得ないということです。

結局のところ、「国の米の直接支払交付金(7500円/10a)の廃止」の影響はあります。大農家ほど影響が大きくて、自分は20万円ほどの減収なんでそんなには厳しくはないですね。一寸、心配していましたが一寸一安心です。
減収対策として野菜など栽培をしてくださいって!

JAからのお願いもあって、昨年JAと出荷契約して出荷されたコメが86%位しかなくて顧客に提供不足が起きているということでした。なので、各農家の保有米(飯米)から1袋でもよいので出荷してほしいということでした。一人1俵運動とか言ってましたね。
余裕をもって計画すれば良いのにね。JAも売れ残りを懸念していたと思うけど、農家も余計に保有米は抱えたくないからそんなには出てこないと思いますね。
加工米を回せばよいんじゃないかな?

午後にはねぎ部会の役員会があって、可もなく不可もなくの内容でしたのでそちらのほうは掲載しません。

明日は弟子が自分が指導していたある報告があってくるので楽しみです。

今日はこんなところかな?


頑張っているんでプチっとお願いします。
↓↓百姓の場合はこちら



登山の場合はこちらをお願いします。

人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする