よっちゃんの独り言

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信州へ!(2)

2015年08月21日 | 旅行
善光寺に参拝した

今年の「善光寺御開帳」に足を運べなかったが、参拝することができた

平日の参拝だったが相変わらずの賑わいを見せていた


御開帳のとき建てられた「回向柱」が気になり尋ねると、境内奥に歴代の回向柱が建てられていた。




歴史の重みを痛感した


遠い昔、松代にある「地下壕」を訪ねたことがあった

その異様さに再び訪ねたいと思い、車を走らせた

善光寺から約40分ほどでその場所は見つかった

「松代象山地下壕」だ




太平洋戦争の末期、日本の敗戦が濃厚となる昭和19年、この計画は作られた

本土決戦も視野にいれた政府は「大本営」や「皇居」など政府の中枢をこの松代市象山の地下に移そうと考え、多くの労働者を投入発掘を進めた




しかし、地下壕の完成を待たず日本は敗戦を迎えた

発掘の生々しさが伝わり、当時いかに大変な労働だったかを物語っている

この作業には多くの朝鮮人労働者が携わり強制労働を強いられた

知る限り、このことは負の遺産と捉えられているのだろうか、この地下壕の話はクローズアップされていないと感じている

事実として、教訓として、この事実を伝える必要があると感じた