よっちゃんの独り言

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農業再生協議会に出席した

2017年02月21日 | 常陸大宮
これも充て職の一つだ

農業再生協議会は、市町村の区域を基本に設置され、地区における需要に応じた米の生産の推進を図るとともに、水田農業構造改革交付金の活用を通じ、水田農業の構造改革の推進、水田を活用した作物の産地づくりの推進に資することを目的としている

今日は経営所得安定対策等交付金などの実績報告と平成29年産米の生産数量目標配分などが議題だった

常陸大宮市では農家の経営安定のため申請者に対し国等から億単位の交付金が支払われている

このこと自体は「これも国の政策」と受け止められる

さらに米の生産調整のため生産数量目標配分などが行われ、転作等に補助金が支払われる

6月ごろあちこちの水田で見られる「青刈り」がその実態だ


その生産調整が平成30年度から「行政による生産数量目標の配分の廃止」がされるそうだ

なにが変わるのかはよくわからないが、これまで一方的に作付調整されていたものが無くなるようだ


国ではその後の対応のため様々なプログラムを策定し推奨しているが、問題は山積状態だ

そもそも少子高齢化が進んだ山村では、担い手がいない

耕作放棄となった土地をどうするのか、補助金だけで解決できる問題でもない

わずかな農地で農業を営んでも生活はできない

JAや国の「農地中間管理機構」にゲタを預ける方法もあるが、そうするにも問題は多い

農地を抱える人たちに明るい未来はあるんだろうか