購読している現代短歌【舟の会】機関誌
「舟」34号が届きました。
年二回刊 全158頁 ¥1.000.- 代表編集人 依田仁美
超結社の詩歌総合誌です。
依田さんは鉄幹の「明星」を標榜していると
かつておっしゃっていました。
メンバーは詩精神あふれる個性派が勢ぞろいしている印象。
私は購読会員として「どっちつかず」15首を発表しました。
婆様が紐に吊るせる鼠捕りの銀の揺らめくドブ川碧し
水漬きたる籠の中にて囚われの鼠は斯くも泳がんとせり
一石を投じしのみのわが波紋広がるならず程もなく消ゆ
真ん中を大手を振りてゆくオレの道は畢竟どっちつかずだ