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木洩れ日の茶房にホットレモネードを見つむる人は誰を待てるや
一軒家を改造したような喫茶店。
そこで短歌の勉強をするのが常だった。
窓際にひとりで座る女性を詠んだうた。
ぼくの角川書店の「短歌」を「ちょっと貸して」と大きな円卓で
相席をした品のあるご婦人が話しかけてきた。
「若いのにめずらしいわね。」
「ああ、短歌が好きなんです。」
「あら、そう。○○ちゃんこういう人を探さなきゃだめよ。」
娘さんらしき人に言った。
それまでのおふたりの会話から
お見合いの帰りらしかった。
そんな記憶を刻んだ昔のうた。
今日は天気が悪くはないです。
仕事が忙しくなりつつあってバタついています。
明日は板橋歌話会の定例会がありますし、
今夜はその準備に専念したいところ。
この画像はかつて発行した
「別冊HASU」Vol.1の記事から
「カフェロータス」のイメージです。
こんな茶房で詩歌について語り合えたら・・
と夢みたものです。
叶わないからこそ夢はずっと
夢であり続けるのでしょう。
生まれ変わりたくはないけれども
生まれ変わったらこんな店やりたいです。