詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

千葉県の停電続く。

2019-09-16 11:08:29 | 千駄記


電気待つ十数万の人々の中秋の月見る想い思う


こんなうたを作ったところで一年後の読者に意味が通じるか否か。
でも、今回の千葉県の惨状を見ますと詠まずにはいられません。

電気が止まり、水も止まっている。
9月9日の午前8時の時点では64万軒が停電だったそうで
いまも約10万軒だそうです。
当事者だとしたら想像を絶します。

私は大学を卒業してから数年間、千葉県の市原市に
暮らしていました。青春晩期の数年間お世話になったのです。
バブルの余韻が微かに残っている頃です。

東京電力の関係者も休日返上で頑張っているのでしょう。
聞きかじったところによると
倒木や電柱が倒れて通行や作業の妨げになっているところを
解消するのも東電でやっているとか。
電気に関わる部分は他の業者では手出しできない決まりに
なっていると聞きましたが、安全を確保した上で超法規的措置が
必要な気がしますし、もっと早くそんな対応を取るべきだった
ような気がします。

それにしても森田健作知事が見えてきません。
県の最高権力者である彼は何をしているのでしょう。
森田知事を見てないのは私だけかもしれませんけど停電以降
テレビで一度も姿を見ていないし、生の声も聴いてません。
今回の災害は誰のせいでもないでしょう。
起きてしまったのですから、あとはいかに対応するか。

東京の伊豆諸島でも甚大な被害が出ているとか
これも聞きかじった程度ですが小池都知事が見えません。
こんなときこそヘリでも飛ばして実態を把握するべきでしょう。

仕事のミスと同じです。
実態がわからないと対応できませんもんね。

お見舞いを申し上げるのみです。