オオワシの纏う気品は山でなく大海原を愛するがゆえ
野生のオオワシを
初めて見たのも遠い日のこととなった。
シャッターを1000回くらい切っただろうか。
パソコンで画像を整理しているとオオワシの顔が
あたかも人間の顔に見えてくる。
あれから何回かオオワシを目撃したものの
初めて見た日より至近距離で観察することはできていない。
奇跡だったんだなと思う。
十月も半ばを過ぎればオオワシが北海道へやって来るはずだ。
いつか銀世界を舞うオオワシを見てみたいと
願うものの、天候とスケジュールを思うだけで
少々二の足を踏んでしまう。
オオワシが見られればオジロワシも見られるだろう。
いつか訪ねてみたい。