詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

老いるわけです。

2020-04-03 13:44:34 | 千駄記

black kite。これブラックカイトという猛禽です。
日本名 トビ・鳶。ブラックカイトって格好いい。
鳥を撮影にゆくと「おっ」とレンズを向けます。
すると「ああ、トビか」とがっかりするのが
撮影あるあるですが、撮りようによってはサマになります。
今度機会があったらトビも一生懸命撮影しようっと。

身を寄せて来し野良猫と二、三言交わして父は荷役機械(フォーク)に乗り込む
(第二歌集『百年猶予』より)
元気だったころの父を詠んだうたです。

今日はよく晴れています。

午前中、相談事で銀行に行ったんですが
街並みを眺めていると年寄りたちは出歩いてます。
世間話をする人やらバスを待つ人。
マスクする人しない人。
元気そうで結構なことです。
天気がいいと歩きたくなりますよね。
コロナを恐れすぎて自宅に籠っていると
年寄りはすぐに歩けなくなります。
その辺も気を付けないと本末転倒になる。
判断は難しい。

私の父も晩年はよく散歩していましたが
入院をきっかけにみるみるうちに
歩けなくなり、施設に入りました。
半年くらいになりましょうかね。
昨日は緊急入院。昨日の時点で、
こんやがやまだぁ
と言われる。
以前から覚悟してましたから、平常心。
最後かもしれないと様子を見に行きましたが、
やはり思うところはあります。
コロナの影響でフツーは見舞い禁止だそうです。

父との付き合いは・・というのも変な言い方ですが
今の仕事をするようになってからでしょう。
地方にある単科大学に勤めていた私がすべてを捨てて
この工場にやってきたわけですから。
バブル崩壊後、間もなくのことです。
キリがないのでやめときますわー。

昼前から打ち合わせに入りごちゃごちゃやってるうちに
もう、2時か。
そいでもって、もう週末です。

老いるわけです。

おしまい。