5時過ぎ犬の吼える声で目覚めた。

恒例の神棚に灯明と米、塩を供えて手を合わせる。
孫たちの旅の無事を祈る。
昨日今日は嫌々出かけた孫たちもその気になって楽しんでいることだろうと思った。
風邪の感知していない下の子も心配だった。上は女の子だけに母親の助けどころか頼りにさえなるほどに成長している。
長女でわがままで強引な女の子だが、人を思いやる心は持っている。女傑のような成長振りなのだが、最近知った乗り物酔い。パスだけなのが救いだが、やはり子供なのと母親から受け継いだDNAに体の弱さが隠れているのか少し、心配である。
今のうちにバス酔いが定着する前に自信を付けて、なくしてやろうと決心した。
最初はりんご持参である。これが薬より効果がありそうである。