今日、電車に乗ると、途中から遠足へ行く小学一年生が大勢乗り込んで来ました。
車両に入るなり、ピヨピヨピヨピヨとお祭りのヒヨコみたいにうるさい。
朝なので乗客にはサラリーマンのおじ様が多く、そのイラつきが伝わってきました。
実はワタシも、「ついてないなぁ。次の電車に乗れば良かったかも」なんてチョッピリ思ったわ。
そんな時、2人のオバさまが笑顔でヒヨコたちに、
「遠足?良いお天気でよかったね~。ところで、あの先生と、その先生
と、どっちがボク達の先生?」
「えーっと、あの先生」
「そう。じゃあ、あの先生の近くにいないと迷子になっちゃうよ」
「うん、わかったぁ」
そうしてヒヨコたちはあの先生のそばへ移動。するとピタッと静かになりました。
この時、私はオバさま方の人間力というか、器の大きさを感じたね。たぶん子育ての経験や孫の存在が大きいのでしょうが、さすがですわ!私は育児経験がなく、この年になっても自分のことで精一杯だから、こんなステキな対応ができません。私に足りないものは多々ありますが、その中の一つがこういった対応力なんだなぁ。
本日は電車の中で「おばさま力」を勉強させていただきました。