YUKI - OMOLOLA

MY DAILY LIFE

おじさま力

2016年02月01日 11時34分17秒 | サブちゃん

1月24日からあわだたしく、毎日バタバタです。デリケートなモックンはちょっぴりソワソワ落ち着かない。そんな今朝、おねちゃんが手を離せないスキをついて、モックンがお外へ逃げてしまいました。一部始終目撃してたんだけど、普段ごろごろだらだらしてる姿とはまるで違っていて、まるで神業

①音無しでこっそり階段を降りて来る。

②ドアノブめがけてジャンプ、体重でノブを押し下げ、その後体当たりでドアオープン。

③2箇所目のドア(手前に引く)をめがけて突進。同様にノブを下げた後、腹筋を使いながら後ろへ着地。うっすらと開いたドアのすき間に鼻先をこじ入れ、難なく開けて、玄関へ進む。これは難度Dでしょう。

④玄関はノラちゃんのお部屋。ノラちゃんは椅子に座ってくつろいでいたけれど、その後ろを風のように走り去るモックン。最後の関門である玄関ドアのすき間から行方不明になった。

いやぁ、華麗な演技は羽生結弦選手を越えたかも????当然のことながらすぐ捜索にでました、えぇ、ダッサイ室内着のままで線路付近でシッポが見えたのが最後、どこにいるやら。過去何度も脱走経験のあるモックンの捕獲が簡単にいかないことはわかっています。

そんな時、ノラちゃんはモックン捕獲作戦に協力を申し出てくれ、アパートの露地や空き地を探しに行ってくれた。ノラちゃんは引っ付き虫を体中に付け、空き地の向こうから小走りで帰ってきて、「どこにもいなかったよ」と教えてくれた。そして、門扉付近をクンクンして、「おねえちゃん、モックンをお車の下で発見したよ」という。そしたらなんと!本当にモックンがしゃがんでいたのよ!!!!

私:「ほんとだ!ノラちゃん情報ありがとう」

でも、そこからがまた大変なの。ノラちゃんの美味しいご飯を使って釣ってみるが、無視される。そうか、モックンは自分のご飯じゃないとだめかもと療養食を置くが、これも完全無視。

猫のおもちゃも無視。そしたらノラちゃんが車の下に入って説得してくれた。けど、無視。庭箒木やモップでつついても全然動かない。こっちの言うことが耳に入らない。 頑固一徹のネコ

 

そこへ宅配のおじさまが通りかかって、「猫か?」と声を掛けてもらう。このおじさまは町内の方で、宅配のたびにティーティーをかわいがってくださってた方。「実はこうこうで・・・」というと、モックンにホゥっホゥッと掛け声をかけ、フーっと息を吹きかけた。するとモックンは大慌てで車の下から飛び出し、開いていた玄関から自分で室内に掛け込んでいった。その間10秒くらい。

そして、モックンは一人でゆうゆう、ごきげんに日向ぼっこ。(私はこの姿勢を大富豪座りと呼んでいる)

 

おじさま、ありがとうございました。道具も使わず、とっさに解決できる「おじさま力」、さすがですわ~。今までのいろんな経験が活きてるんでしょうね。あ、ノラちゃんも「おじさま力]を備えた年齢だよね。人間みたいな対応をホントにありがとう。

それにしても、モックンとノラちゃん、

どっちが飼い猫やねん?????