コリコリ、コリコリ。
私は耳を掻くのが好き。毎日、夕食後に綿棒で耳を掻く。
初め(と言っても14年前)は平気だったんだけど、そのうち右耳に何だか擦りむいたようなヒリヒリ感が起き、耳穴が湿っていることがあった(ちなみに私は乾燥耳タイプ)。不快なんだけどしばらくすると勝手にすっきり治るので、放置。以後はジメジメ、すっきり、ジメジメ、すっきりの繰り返し。
ある日、右耳が眠れないくらいの痒さになった。指でゴリゴリ掻くと皮膚がじわ~っと湿ってくるのがわかった。あぁ、これ以上触ったらいけないわ、がまん&がまん😣 不快に耐えながら1泊旅行に出発、次第に右耳がおかしくなり、遂に旅先で聞こえなくなってしまった。
帰宅して、夕方にそっと綿棒で探ってみた。すると綿が灰色の液体で濡れた。何回か新しい綿棒で探ると、今度は黒い粉末が付いていた。なに、これ? 手品で火薬詰めてるんじゃないし、いったいどうなってんの????
翌日、N耳鼻科へ行く。汚れた綿棒をみてもらうと「これは膿やで」。細菌培養検体採取のあと、バキュームで汚れを吸い取る。「大きな音がしますよ」と予告があった通り、未体験の爆音だった。その後、お薬を塗ってもらい、点耳薬と飲み薬(抗生剤等)が処方されました。
再診では、「検査で細菌は出て来なかったよ。点耳薬は終了。これからしばらく治療に通ってください」とのこと。そして、あの黒い粉と灰色の液の正体、実は耳の中に
カビが生えていたのだった。
えぇ~??耳の中にカビが生えてるってどういうこと?(そういうこと)
そして「左耳も外耳炎予備軍やで!触ったらあかんで」とのお達し。
そうなのよ、利き手が右だから右耳がひどくなっちゃったけど、左も結構掻いてたわ。
「絶対濡らしちゃダメ、お風呂に入る時も綿で塞いでから入ること」
メンドクサイけど、治ると言われたのでちょっと安心する。
これから月・水・金としばらく通院です。どうか早く治りますように。