YUKI - OMOLOLA

MY DAILY LIFE

ボロは着てても心は錦

2022年12月16日 20時01分34秒 | サブちゃん
寒い中、不自由な足でヨチヨチ歩く野良猫。枯枝で隠れてうずくまる野良猫。栄養不足で痩せ、ヒゲは折れ曲がり、歯は抜け落ち、眼はただれ、被毛は乾燥してバサバサ。

あまりに哀れな姿に胸が痛み、せめて1食だけでもとフードを持っていったら、痛む足を引きずりながら私の後についてきた。その頃の私は黒ラブのパピーに毎日振り回されていたし、モックンもすでに飼いネコとしていた。これ以上は飼えないなぁと思いつつ、満身創痍の気の毒さに動物病院へ連れて行った。せめて体力が回復するまで見守ろう。

フードと水を準備し、ハウスを作り、体の傷に薬を塗り込み、貧血のお薬を飲ませ、ただれ目に目薬をさした。「心配ないよ」と声掛けしてなでているうち、野良猫は次第に健康を取り戻していった。

何度目かの診察の日、獣医師に「おうちの子として飼うのはどうですか?犬ほどお世話はいりませんよ」と言われました。それでもまだ決心がつかず「考えてみます」。

会計に行って追加のお薬をもらったら、名前欄に「ボロネコ」と書かれていた(ように見えた)。


この野良猫は満身創痍だけど、ボロネコなんかじゃないわ!辛くてもへこたれない立派な猫なんだよ。ボロは着てても心は錦
落ち着いて良~く見ると、ホゴネコ(保護猫)ちゃんと読める。そりゃそうよね、まさかボロネコなんて書くはずがない。この時、この子をウチの子にしようと決意した(記念のお薬袋は捨てられない)

サブちゃんと命名されたその猫はとても素晴らしい猫でした。サブのことは以前よく記事にしたので再掲しませんが、素直で律儀で責任感があるたくましい猫でした。

サブちゃんに会いたい気持ちはいつもあるけど、ここしばらく本当に会いたい気持ちが募っています。サブがいなくてさみしい。
サブはいつまでも私の心のネコですの。

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2 コメント

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Unknown (プリくみ)
2022-12-31 22:48:58
サブちゃん😸
本当にいい子だったね💓
そんなに思い出すという事はすぐ側に来てくれてるかも知れないね🍀
私もプリくんの事思い出しては胸キュンです🐶
サブちゃんのお写真載せてくれてありがとう🌸
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プリくみ様 (yuki-omolola)
2023-01-01 19:39:16
いつもコメントありがとうございます。

サブちゃんは心根の優しい、そしてたくましい猫でした。プリくみ様のおっしゃる通り、すぐ近くに来てくれてたのかもしれませんね。
私の心の中でフォーエバーサブちゃん!
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