モックン受難①の続きです。
モックンの性格はシャイ・甘えん坊・怖がり。来客を察知すると2階へ飛んで逃げ、ソファーと壁のすき間に隠れてしまう。ご近所の方でもモックンの存在をまだ知らない人もいるくらいなの。
家の中では、かまって欲しいくせにかまおうとするとツレナイ態度をとる。環境の変化に弱く、アビーと一泊旅行の際にお留守番させると激しく凹む。機嫌が悪いとおねちゃんのことは完全無視、時にシャーと威嚇してくることもある。そのくせPCの前のおねちゃんにニャアニャア絡んできて、邪魔ばっかりする。
一言でいえば、とってもネコらしいネコです。
そんなモックンが一人で入院?できるワケないけど、しなきゃいけない。
そこで2~3日に1回、面会に行くことに。面会室で待っていると、毛布にくるまれたモックンが若い女性看護師に抱かれてやってきた。腕には点滴の針、お尻には導尿用カテーテルがついてます。環境の変化で緊張し過ぎて4日程御飯を食べていないそう。確かにやつれている。飼い主に会っても微動だにせず、銅像のように動かない。
次の面会の時もヌイグルミみたいで反応がない。慣れた家庭を離れて鬱っぽくなり、安定剤が出されたそう。おかげでご飯は少し食べられるようになったんだって。モックン、繊細過ぎる!
何度も面会に行き、いよいよ手術の日。執刀時間には私は一人悶々としてました。苦しい時間だったわ、ワタシにも安定剤頂戴って気分(ってまるでモックンやんか!)
「手術無事終了しました」と電話があり、数日後また面会へ。エリザベス・カラーを装着してまだうつろなモックン、やはり点滴とカテーテル姿。
そうこうするうち、「モックンの体調次第で退院できるかも」と聞いたので以後の面会は毎度キャリーケース持参。段々元気が戻ってきたのが伝わってくる。そしてついに退院。入院は3週間を超えてました。
退院後もエリ・カラ姿のモックン、室内のアチコチにぶつかっていました。服薬、執刀部位の保護に努めましたが、ある日、両後脚の一部が脱毛してかぶれてるのを発見。診察を受けると「床ずれ」らしく、塗り薬をもらいました。何でも入院中に長期間同じ姿勢だったから、骨の当たる部分に床ずれが出来たのだそう。
肝心の患部は丸く毛を剃られ、傷口が痛々しくて正視できませんでした。お医者さんって大変だなぁ~と改めて感謝してます。
この手術を受けた猫の中で、1年に2~3頭は再手術の例もあるという。モックン、舐めたりしてバイ菌が入らないように気を付けて、キッチリ治していこう。おねちゃんも精一杯介護するからね!
去年のモックン。寝ぼけてます。
3週間も入院してたなんてよくがんばったね。
当分は安静と清潔にしないとぶり返したら困るもんね。
今はモックンだけだからしっかり看てもらえるし頑張るんだよ
パワー送ります~🔴
おかげで日に日に良くニャってます。これで持病がニャおったら嬉しいけど、結晶自体はできちゃうんだろうニャア~。やっぱり療養食生活の僕ニャのです。