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ぶつぶつと 私の備忘録

日本書道大辞典 見つけました

2021-06-13 12:42:28 | 本・読書
 
 

古本屋さんで ・・・

迷わず 買ってしまいました

 

 

 

仮名 と 漢字

 

変体仮名の本はありますけれど 漢字の崩し字が分からなくて

この本だと おおよその検討を付ければ わかるかも

漢字1500ページ近くあります

 

2冊 セットで

 

 

昭和56年 角川から 出版

当時 5000円 私は 2500円で買ってきました

 

 

重くて 6.1K ありました


洛中の露 金森宗和覚え書

2020-08-26 17:23:56 | 本・読書
金森宗和が主役のお話
お道具にまつわるお話が面白く
いっきに読んでしまいました
 
イメージ 1
 
 
 
短編集ですから とても読みやすかったです
 
この本は ブログを始める前によんだ本ですので
こちらにアップしておきます
 
字が小さいので 友達に貸したら まだ戻ってきません

有楽斎の戦  茶室如庵

2020-08-26 16:46:12 | 本・読書

またまた こんな本を見つけました

織田信長の弟 織田有楽斎

 

 

 

織田有楽斎の本能寺の変から 徳川の時代まで

その流れの中の有楽を書いた 時代小説

 

先日読んだ 小堀遠州の弧蓬の人の中にも出てくるお道具

楢柴肩衝の伝来が詳しく書かれていて いろいろ勉強になりました

 

小説としては やはり 葉室麟さんが読みごたえがあって

読んだ後 何度かまた読み返し 心がふんわり ほっこりします

 

この本の中で 織田有楽斎が作った茶室 如庵が出てきます

この茶室 国宝ですけれど 流転の茶室というか 何度も場所を変えています

初め 大坂城内で作ったのが炎上して その後 京都の建仁寺の塔頭正伝院に作られ

明治になり 東京の三井へ 益田鈍翁が愛用し その後神奈川県の大磯

昭和になり 名鉄の所有になり 現在地へ移築

 

名鉄犬山ホテルの前にある有楽苑に如庵を見に行ったことがあります

もう40年も前のお話  とても印象が深くて 

 

いつか私も茶室を建てようと ・・・そう思って買った本が是

 

表紙が如庵 この本を見るたびに 目に飛び込んでくるのが如庵でした

いつか見に行きたいと 思っていました

 

 

このでかい本は 会社の組合を通すと1割引きになるということで買って

重たいのを 抱えて帰りました 大昔のお話

嫁入り道具で こちらまで ・・・ 今でも たまに眺めています

 

如庵では 如庵会のお茶会があります

なかなかご縁がありませんけれど

東京は大師会 京都は光悦会

今年 光悦会を誘っていただきましたけれど

コロナで中止 ご縁がありませんね

 

私は裏千家ですけれど 昔からのお付き合いのお道具やさんが

表さんお出入りの 古いお道具やさんで 

お願いすれば 色々とお茶券は都合をつけていただけます

 

でもね 猫に小判で

もし行くなら 詳しい方の背中に隠れて

いろいろと説明していただかないと わかりませんから

 

ほんと 今年は何もかもが中止で まあ 仕方ないことですね


かんまんぼろんじ おまじないで伸びたばね指

2020-08-07 23:38:00 | 本・読書
 

かんまんぼろんじというのは おまじないの言葉

 

親指を除いた指4本を交互に固く握りしめ

かんまんぼろんじの言葉を唱えると

全身の血行が良くなり 肩こりとかもにも良いとか

 

かんまんとは潮の満ち引きのことで

ぼろんじが 呪言

 

大好きな作家さん 澤田瞳子さんのおかあさま

澤田ふじ子さんの 土御門家 陰陽事件簿(三)のなかで

記載されています

 

 

これは 本の中のお話ですけれど

 

ばね指体操というのがありまして それにもやはり 指を交互に組んで ・・・

とありました

血行が良くなるということなんでしょうね

 

今年の初めごろから 曲がらなくて 痛かった人差指が

知らないうちに 少し 曲がるようになりました

今年はお茶会が中止でないので幸い でも 年内に直さないと

大事なお道具 扱えませんから

 

昨年の秋から 不調で

色々 入院2回 ばね指やら 最後は 四十肩?

何歳になっても 四十肩

左手が上がらなくて ただいま リハビリ中

 

車が ミッションなので運転すると肩に響きます

治らなかったら 旦那さんの車と交換しようかとも思いましたけれど

2回のリハビリで 何とか ・・・ 痛いのは治りました

 

いやですねえ 年取ると 

 

かんまんぼろんじ かんまんぼろんじ

 

皆様もどうぞ

 


葉室麟 弧蓬のひと お道具にはロマン

2020-07-04 07:59:15 | 本・読書

 

何冊か本を買って そのうちの1冊
もともと 葉室麟さんの本は好きです
 

 
表紙が目について 小堀遠州さんを軸にした
お道具のお話で 
金森宗和を読んだ時と 共通する話もあり
お道具の変遷とか 逸話とか 面白かったです
 
 
利休さんの茶杓の 泪は 利休さんがお見送りに来た古田織部に
別れに渡したもので
茶杓に筒を作り 窓を開けて 位牌として 大切にしていた
その古田織部のお道具を 徳川家が没収して
それが今でも 徳川美術館にあるという事実が
またすごい
 
時代が流れて
明治維新も 戦前 戦後も 手放さなかった
徳川さんは 財力があったんでしょうね
 
それに戦後 外国の方は茶道をご存じなかったから
お茶道具には興味を持たなかった
だから 残ったものが多い
浮世絵や 襖絵 などは ずいぶん持ち出されましたから
 
最近 淡交社のなごみにも 
 

4月号から お道具さんたちの付喪神のお話が連載されていて
是も面白いです
 


何百年 時を経た器物には 神様や精霊 霊魂が宿り
勝手におしゃべりをして動き出すとか それが 付喪神
 
うちのお道具にも付喪神がついて
呼んできてくれないかな ?て 
なんて 旦那に話したら
ついてるから 寄ってくるんじゃないか と
 
そしたら きっと うちの倉庫の中で
お道具さんたちがいろいろお話してるかも
ご機嫌を損ねないように たまには風に当ててあげないとね
 
巣ごもりで 本ばかり増えて 夜更かし
断捨離どころか 物は増える一方
 
ミニマリスト? シンプルライフ? とても 無理
お茶をしている方は みんな同じじゃないかな
季節で道具が変わりますから
 
ついでに 
弧蓬 というのは 旅人にたとえ 風に吹かれ 転がっていく1枚の葉のことだそうです
私の手持ちの半使に 蓬雨に来る と箱に書いてありましたしたけれど
蓬雨の意味が分かりません ?
 
誰か ❓ 御存じないかな