S2000と茶の湯 日々是好日

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お茶杓の銘は ? かささぎ

2021-07-03 13:25:10 | 茶席の会話・季節の言葉
 
 

かささぎの 渡せる橋に おく霜の しろきを見れば 夜ぞふけにける

 

百人一首の第6番目 大伴家持の歌です

 

新古今集では 冬の部に入っていますけれど

 

カササギが 羽を連ねて天の川に橋を作り 牽牛と織姫を合わせたという

七夕のお話です

 

おく霜は 天の小さな星の数々 の意味と

そのまま 冬の神殿の階段に積もった霜の意味と

色々と 解釈があるようですが

やはり 七夕伝説ののほうが ロマンがあります

 

 

階段とは 紫宸殿のこの階段とか 

 

七夕の時は 色々と 銘があってつけやすいようですね

 

今週は 床のお軸も七夕にかえました


お茶杓の銘 最上川  梅雨ですね

2021-05-20 23:42:09 | 茶席の会話・季節の言葉

奥の細道の中で 松尾芭蕉が詠んだ句

 

五月雨を 集めてはやし 最上川

 

五月雨というのは 梅雨のこと 今でいえば6月の雨

旧暦では 5月

 

最上川は 国内最長 日本三大急流 で

梅雨の雨で 激流となった最上川を 芭蕉が下ったときの句  ?

 

 

チャレンジャですね そんな川を 船で下るなんて

と いうけれども そんな川に 船で出れるはずもなく 川止めでしょうね

 

初めの句は

五月雨を集めて涼し最上川 だったようですので

 

 

まあ 最上川は 梅雨時の銘

五月晴れも 五月がついていますけれど

梅雨時の つかの間の 晴のことです

 

お茶杓の銘を考えるのも また 楽しいことです

 

もう 梅雨入りしましたので

これからは 夏のご銘ですね


雨の名前 風の名前 日本語の奥深さ

2019-11-29 21:22:07 | 茶席の会話・季節の言葉

こんな本を見つけました」

 

雨の名前が422語

 

風の名前が382語

 

地方 独特の言葉も入っていますけれど

 

お茶杓の名にこまったときにいいです

お水屋の棚に置いておきます

 

いろいろシリーズで出ているようで 月もありました

とりあえずは 2冊で

 

1年 名に困りませんね


漢字の書き順 会記の書き方

2019-10-11 23:45:02 | 茶席の会話・季節の言葉

誰かに習ったわけではなく

いただいた 会記とか お茶席の画像などで 

試行錯誤

 

同じ流儀でも 違うのもあり

まあ わかればいいかとも思いますけれど

 

 

 

会記を書くときに 造・作 両方書き方がありますけれど

裏千家は最近は造が多いような

昔は 作もありましたけれど

 

私は今回両方を使いました

造と作の違いといえば ?

以前

作は一人の作家さんの手で作られたもの

造は陶芸のような窯で高熱焼成されたものや 釜など

と習ったような気がしないでもないのですが

さあ どうでしょうか

 

会記を書いていると 細かな漢字の中がわかりにくくて

拡大したり

パソコンで 漢字の書き順のサイトを見つけて

https://kakijun.jp/page/nezumi200.html


なかなか 面白いです

漢字を書こうと思って

画数の多い 中のわかりにくい漢字などは

便利なサイトですよ