かささぎの 渡せる橋に おく霜の しろきを見れば 夜ぞふけにける
百人一首の第6番目 大伴家持の歌です
新古今集では 冬の部に入っていますけれど
カササギが 羽を連ねて天の川に橋を作り 牽牛と織姫を合わせたという
七夕のお話です
おく霜は 天の小さな星の数々 の意味と
そのまま 冬の神殿の階段に積もった霜の意味と
色々と 解釈があるようですが
やはり 七夕伝説ののほうが ロマンがあります
階段とは 紫宸殿のこの階段とか
七夕の時は 色々と 銘があってつけやすいようですね
今週は 床のお軸も七夕にかえました