夏の平茶碗 ?
これは洋食器です

年とtoshi と書かれています
ペアで箱入り
お返しにいただいたものですが
サイズが お茶碗サイズで 銀彩がきれいです
表を片付けて一服 お菓子は

岡三英堂さんの おかげさまの中
外の皮が 阿闍梨餅風で もちっとしています

中は漉し餡で 美味しいです
お菓子の向きは こんな感じですけれど
この半月型
花びら餅も 昔はこの向きでした
今は 反対

こんな感じで ゴボウが手前
花びら餅は今では全国的にお正月のお菓子になっていますけれど
本来 裏千家のお正月のお菓子です
各流派さん それぞれにお正月のお菓子があり
表千家さんは 常盤上用
武者小路さんは 金団
それぞれに お正月しか作られない 特別なお菓子です
花びら餅は 玄々斎宗匠が宮中から菱餅をいただかれたことで
お正月に 使わせていただきたいとお願いし
許可をいただいて 花びら餅ができたそうです
ただ 向きは 恐れ多いという事で宮中の逆にされたそうですが
平成になって半ば 向きを本来の向きにかえられたという事です
初釜に行って ある年から アラ ?向きが ?という事がありました
ゴボウが向こうが定着して 今では いろんな向きがありますし
自分の好きなように向ければいいという事でしょうね
裏千家の同門としては お家元様に倣えで 今は手前にしております