S2000と茶の湯 日々是好日

裏千家のお稽古 日々の出来事 大好きなS2000
ぶつぶつと 私の備忘録

三英堂さんのおかげさまで一服 見立て茶碗で お菓子の向きは花びら餅と逆です

2022-07-31 11:18:45 | 菓子・スイーツ




 
夏の平茶碗 ?
これは洋食器です
 

年とtoshi と書かれています
ペアで箱入り 
お返しにいただいたものですが
サイズが お茶碗サイズで 銀彩がきれいです
 
表を片付けて一服 お菓子は
 

 
岡三英堂さんの おかげさまの中
 
外の皮が 阿闍梨餅風で もちっとしています
 

 
中は漉し餡で 美味しいです
 
お菓子の向きは こんな感じですけれど
この半月型 
花びら餅も 昔はこの向きでした
 
今は 反対
 


こんな感じで ゴボウが手前
 
花びら餅は今では全国的にお正月のお菓子になっていますけれど
本来 裏千家のお正月のお菓子です
各流派さん それぞれにお正月のお菓子があり
表千家さんは 常盤上用
武者小路さんは 金団
それぞれに お正月しか作られない 特別なお菓子です
 
花びら餅は 玄々斎宗匠が宮中から菱餅をいただかれたことで
お正月に 使わせていただきたいとお願いし
許可をいただいて 花びら餅ができたそうです
 
ただ 向きは 恐れ多いという事で宮中の逆にされたそうですが
平成になって半ば 向きを本来の向きにかえられたという事です
初釜に行って ある年から アラ ?向きが ?という事がありました
 
ゴボウが向こうが定着して 今では いろんな向きがありますし
自分の好きなように向ければいいという事でしょうね
裏千家の同門としては お家元様に倣えで 今は手前にしております

夏休み・夏休み ・・・ 茶箱の片付けしながら 40年越しの南鐐の巾箱眺めています

2022-07-30 23:36:08 | 道具



7月 茶箱の稽古が終わりました
8月 夏休み
9月から 茶室で
 

 
八畳の間 いっぱいに広げて 干してあった道具を
それぞれの箱に収めて ・・・
 
茶箱は意外に時間がかかるお点前ですので
次の方も 箱の準備をしておいていただくと
すぐにお点前ができます
3人なら 3セット 
何年もの間に 細かいものが増えて
数が多くなりました
 
今年は巾箱を補充
 

 
右の南鐐の箱
 

 
塗の箱と大きさが違ったので 袋が共有できません
何とかして 作らないと ・・・
 
この南鐐の箱は思い入れが強くて
 
昔 松江にきて お稽古を初めたころ
先生のお宅の茶箱の巾箱がこの南鐐の箱で
京都から先生がお取り寄せされた籠で
同じクラスの方は 先生のお世話で
皆さん買われました
あの当時15万前後したと思いますけれど
 
私は20代で サラリーマンの家で 専業主婦 
とても いただきますとは言えなかったので
当時 道具屋をしていた叔母のお世話で
京都の問屋さんから送っていただきました
 
その話を 先日 担当さんにお話ししたら
今でも 倉庫にありますよと  ・・・
じゃあ 帰って あれば送ってくださいという事になりまして
 
色紙点をするたびに思い出していた 巾箱が
40年の時間差で手元にやってきました
 
夏休みの間に 袋を作ってみます
出来るかな ?
 

 
今日中に 茶箱が片付きました。
同じところに置いておかないと わからなくなります
 
今年は 最後まで電熱が出てきませんでした
今年 行方不明になったものは 色紙点の重ね茶碗のへだて
これが行方不明に ・・・ ?????



モリアオガエル 今朝 一番手がカエルに変身 ・・・ 慌てて みんな山へ戻しました

2022-07-27 08:24:49 | 日々の出来事


今朝 餌をあげるつもりで 火鉢をのぞいたら 火鉢の隅におたまが張り付いていて
慌てて バケツに移したら

 
もう 水には戻れませんとばかりに
しっかり張り付いています
 

 
ほかのおたまも すくって
皆 足が生えています
 

 
布をかぶせて 山へお引越し
 
VIP扱いで
いつもなら バンバンとばすカーブも 30Kぐらいで
揺れないように ゆっくり
 

 
建物前まで いつもならバックで上がるけれど
今日は 下の駐車場に止めて
バケツを もって上がりました
 

 
布を外すと 張り付いてますね
 

 
足の生えた子は 水に入れて
 


一番手は 板の上
 
カメレオンみたいです
 
 
 
 

正面から
 

 
カエルです 尻尾はあるけれど
可愛いですね
 

 
後ろ姿も ばっちり
尻尾がまだ 黒いです
 
これで 元の山に返したので 一安心
後は どれ程が生き残れるかは分かりませんけれど
 
毎朝 メダカと一緒に眺めていたのに
いなくなると ちょっと寂しいです


藪ミョウガが咲きました 丹波の傘徳利に入れて ・・・

2022-07-25 19:55:21 | 茶花



 
藪ミョウガの葉は 空気が乾燥しているとすぐにちじんでしまいます
 
霧吹きでこまめに水をかけてあげないと
日持ちしません
今年の葉は 少し色が薄いですね
いつもはもっと濃い緑色で 元気がいいですけれど


 
姫吾亦紅 ソバナ やぶみょうが 姫矢筈 奥にフシグロセンノウのつぼみ
カワラナデシコ
 

 
フシグロセンノウは
玄関先で どんどん花が咲きます
今月号のタイムスの表紙が フシグロセンノウでした
 

 
吾亦紅と藪ミョウガ
 

 
カワラナデシコ
 

 


 
丹波の傘徳利
 
丹波焼は六古窯の一つで
通い徳利 舟徳利 白やエビや お風呂につかりながら飲む浮き徳利
いろいろ 面白いものがあります



茶箱のお稽古やめて 花月を 久しぶりの且座でした 三友のほうがおもしろいかな ?

2022-07-25 08:39:57 | 稽古


人数が多くなって 5人そろったので
急遽 花月を ・・・ という事で
花台一式  香道具 炭手前 濃茶 薄茶 
茶室から運び込んで 
 
たまたま 10月の研究会の練習で炭手前のお道具は出ておりました
お釜も 
 
皆で用意をして 始めると
三友で研究会に出た方は
且座は動きがなくて 初めに役割が決まってしまうので
今一 緊張感がないといわれました
 
そうなんですよね 炭手前や濃茶があるけれど
自分の仕事が最初に決まるので ドキドキが少ない
 
三友だと 全員が花を入れ お香を聞いた後は花月になります
お干菓子器を持って 四畳半に移動したり ・・・
以前出たときに 若い方が 足がしびれそうなので
真ん中で一度 花を引かせてほしいと
その時だけ ズルをしました 笑
 
体育会系の合宿のように
皆で練習して 盛り上がって
たまに 花月で出るのもいい稽古になるかもしれませんが
皆さんの 時間の都合が合わなくて
それが 大変でした
 
久しぶりの花月で
聞香の香炉に灰を入れましたけれど
その入れ方が
 
煙草盆の火入れは 炭を入れます 小さめの丸炭
香炉は香炭団を入れます
 

 
灰を入れて 香炭団を入れて その炭団の上に灰をかぶせて
火箸で レンコンのように穴をあけるように習いましたけれど
どうなんでしょう
 
雲母で作った銀葉をのせるので
それで 直接火にあたらないようにするのかな ?
 
家でお香をたくときは 火の側の灰の熱いところにお香を置きますので
直接火には当てないですよね 
 
香炉の足は3本 香炉は手前1本だと思います
我が家の場合 それで模様が前に来ますけれど
案外 模様次第で 手前2本もありかもしれませんね
 
物の位置とかは 難しいです
御手前道具は 位置がちゃんと決まっていますから
正しい位置を覚えておけばよいことですが
一つ一つの お道具に対しての位置 正面となると
足2本が客付き 上座 という事もありますし ????
難しいです