S2000と茶の湯 日々是好日

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ぶつぶつと 私の備忘録

濃茶席の上用(薯蕷)饅頭と今週のお菓子の求肥 初雁

2022-11-30 08:52:21 | 菓子・スイーツ



日曜日の別注の上用
 

 
織部上用
大きくしていただいて 皮むき餡の中に栗を入れていただきました
 
中火で5分 蒸して出しましたので
くっつくので 懐紙は 水菓子懐紙を裏返して使いました
 

 
蒸す練習や 食べる練習で 上用ばかりでしたので
今週は 求肥を作りました
 

 
初雁
 
焼き印がないので 筆で書きましたけれど
絵心 全くなしで ・・・
 

 
中を 黄身餡にしました

お茶会の片付け 入れたり出したり

2022-11-29 22:00:03 | 茶事 茶会


研修茶会の濃茶席 無事終了
社中の皆さん 本当によく動いてくださいました
 
小人数で 面倒なことに
上用を蒸しなおしてもらって
熱々をお出しして お客様には好評でした
 

 
毎度おなじみの 夜逃げのような荷物
 
箱のお茶碗だけ出して
タオルにくるんだのは 翌日 ・・・
 

 
このイケアの袋が大活躍で
何年も使っています
 

 


縁側から 庭まで
干せるところには全部
洗濯機3回分のタオルと白布
 

 
お茶碗もチェック こういうのはお茶が残ります
 

 
湯につけて やわらかいブラシでお茶を落として
綺麗になりました
 

 
風呂敷も アイロンして
 

 
中の紙も新しくして 包みます
普段はあまり思いませんけれど
真田紐も色々あるようですね
流派によって違いますけれど
 

 
裏千家
 

園能斎の紐
 

 
青子さん
 

 
これは 楽茶碗の紐でしたけれど
初めの所有者が表さんで この紐なのかな ?
次が藪ノ内
それから表で私が4人目で裏千家
 
遠州流さんの箱は二重底の 丸紐でした
 
お茶事の濃茶はあっても
大寄せの濃茶は もうすることがないかもしれません
当番制なので 無事終わりました

茶花 の 入れ方

2022-11-28 10:06:45 | 茶花



お茶花と盛花は違う
最近は なんか 勘違いされてるお席が ・・・
秋の名残の籠は別ですけれど
 
先日のお茶席で
 

 
初めのお席で ちょっと葉が多いかな ?
もうすこし 枝を落としたほうがいいのにな ?
なんて思いましたけれど
でも これはお茶花です
足元もきれいにそろって
 
その次のお席で
 

 
思わず 引いてしまいました ・・・
裏千家のお席で ちょっと 恥ずかしい
ドウダンツツジと四箇村
 
葉が てんこ盛り おまけに 椿の花が2個ついている
どっちか 落とさないと
 
茶花のお約束は 開くまでの 膨らんだつぼみで
花は一つです
 
 
 

 
籠もり の 盛花
菊の花はかわいいけれど 
これは盛花です
あくまでの 私の考えですけれど
 

 
昨日のお薄席
これがお茶花
あっさりと 枝が横に流れているのも素敵
私なら 枝先を 軸のほうに流したいなと ?
 
私も山法師の照葉を
右側に延ばしたかったけれど
竹の花入れで 同じ姿になるので
 

 
蠟梅の枝を上に延ばしました
たくさんついた葉をここまで落として
枝ぶりがいまいちで
枝先が 左に流れました 反省
 

 
手前の大きい葉はいりませんけれど
こんな風に入るといいな ? と 思っていましたけれど
 


これは 月初めの 管田庵のお席の花です
 
日々 切磋琢磨で 頑張らないと
 
椿には 竹の花入れが似合いますね

研修茶会のお薄席の床

2022-11-28 09:58:40 | 床・軸




ほかの先生のお席ですので
最後にちょこっと お茶に呼んでいただいて
その時の写真です
 

 
私たちの部屋の縁側廊下の奥がお薄席
 

 
大宗匠のお軸が掛けてありました
 

 
お花が素敵です
あっさりと 初嵐と照葉
こんな風に 枝を横に流すのもいいですね
 

 

香合は独楽
綺麗です
 
会記がないので お道具の詳細は分かりません
 

 
私は濃茶席でしたので
古いお道具を使いましたけれど
お薄席で 木地の棚 きれいなお釜 南鐐のつまみ
 
風炉先は大宗匠お好みの腰風炉先でしたけれど
同じにならなくて ほっとしました
 
私のは亀甲松でしたので ・・・

研修茶会 明々庵の床 濃茶席

2022-11-27 20:03:45 | 床・軸



濃茶席
 


 
お茶室ではなく いつもは 展観 ・ 待合に使われる部屋ですので
炉の位置が変 1畳の御座を敷きました。
 

 

 
坐忘斎宗匠の秋菊在佳色
10月11月の菊が秋菊だそうです。
 

 
花は蠟梅と加賀の白嶺
花入れは 玄々斎手作りの二重切り
銘は千尋影
 
伊勢物語にある
我が門に 千尋ある影を 植えつれば
夏冬誰か 隠れざるべき
 
と 歌があります
千尋は 大きな 広い影という意味
 
意味合いは少し違うと思いますけれど
勝手な解釈で
我が門は 裏千家
千尋ある影 は お家元
夏冬は 色々と大変な時
隠れる場所があるという事かな ?
 

 
香合は 寸松庵旧蔵 楽焼お福
 
この香合との出会いが
龍光院さんを知ることになり
日本に3個ある国宝の窯変天目
日本に三か所ある国宝の茶室
それが 両方ある
門外不出 非公開のお寺
300年 門を閉ざしたまま
 
そのお寺の片隅に
佐久間将監真勝が茶室を建てたのが 寸松庵
 
先月は
その龍光院さんの 天目が2週間だけ公開という事で
京博まで 見に行ってきました
 
古いお道具は ロマンがあって ワクワクします。