今日で2月も終わりですけれど
今週は大炉 来週から茶室です
2月最後は 梅
お軸は 菅原道真公
若いとき
大宰府に流される 前
裂地が面白い
花も 白梅と玉の浦
つぼみがお約束ですけれど
お稽古ですので そのまま
玉の浦は 開かないと 色合いの美しさはわかりません
鮮やかです
花入れは 備前
今日のお茶杓の銘は ?
何といわれるか ・・・
東風 でした お決まりの
東風と言われれば
受けたお正客が 東風ふかば にほいをこせよ梅の花 と 上の句
亭主が あるじなしとて 春をわするな と 下の句
そんな風に 遊べると 楽しいですけれど
東風 は春風のことで
春風が吹いたら 匂いを 大宰府まで 送ってくれよ と
主が 遠くに行ってしまうけれど 春になったら ちゃんと咲きなさいよ と
大好きな梅の木に 語りかけて 別れを惜しんだのでしょうか
飛梅伝説では
その梅の木が 大宰府まで 飛んで行ったというお話もあります
道真公は 大宰府に流されて 衣食もままならず わずか2年で 大宰府でなくなります
その怨念のすえに 最後は 学問の神様
陰陽師の 安倍晴明の映画を見れば 悪者みたいですけれど
今じゃ 神様
有名な歌は 東風ふかば ・・・ ですけれど
私の好きな歌は
この度は 幣もとりあえず田向山 紅葉の錦 神のまにまに
今回は 何もお供えを持ってきておりませんが
この きれいな紅葉が 今日のお供えです と
若草山の横に 田向山八幡宮がありますけれど
この田向山が 何処の山かは 分らないそうです
色々 想像ができて それはそれで 良しですね
奈良の東大寺の周りは 今はお水取り
色々とあって いい場所です
お茶の稽古は 秋篠に通いましたけれど
子供の時から 遠足で 奈良公園は多かったですね
お弁当を広げていると 鹿が食べに来るという ・・・
鹿のフンがいっぱいで