S2000と茶の湯 日々是好日

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ぶつぶつと 私の備忘録

昨日の役員会の床 茶花

2024-02-13 14:45:42 | 茶花


今年初めての会なので
お薄一服 点てだしで
 
一応 床付きのお部屋でしたので
 

 

 
今年は 紅梅の花付きがとてもいいです
 
椿は 四箇村
お稽古の時は開いていても構いませんが
茶席では色ついたつぼみを
今にも咲きそう ・・・ と思えるような
 
退出するころに 先がちょっと開くような
 
タイミング 難しいです
 
薄板は花入れがそこが角なので 〇にしました

菊づくし 嵯峨菊・伊勢菊 古典菊

2023-11-17 20:05:42 | 茶花


11月にならないと咲かないので
炉の花です


 
嵯峨菊
古典菊で大覚寺周辺でのみ栽培されていた菊
 
嵯峨菊・伊勢菊・肥後菊
これが 門外不出で各藩で栽培されていた菊
 
 

 
菊ばかり 茶花とは言えませんが
沢山咲いたので
 

 
白は伊勢菊
 

 
まるいのは リュウノウギク
紫は嵯峨菊
 

 
黄色も嵯峨菊
 

 
嵯峨菊
 

 
年末まで次々に咲いてくれます
 
昨年の夜咄では 嵯峨菊を掛花入れに入れました
それまでは セキショウの鉢を置いていましたけれど
せっかく嵯峨菊があるなら そのほうが
床の壁に 嵯峨菊の影が映って いいわよ と
教えてくださった方がいらっしゃいました
 
セキショウを置いたからと言って 油のにおい
蝋燭のにおいがなくなるわけでもなく
空気もさほど変わらず ・・・
 
それなら 目で楽しめるほうがいいですしね
 
お茶の基本は変わらないですけれど
いろいろ 応用 時代に合った変化も必要なことで
それぞれに 楽しめればいいかなと思います

茶花の禁花は誰が決めましたか ? 時代も花も変化しています

2023-10-18 15:39:03 | 茶花



茶花には 入れていけない花が何種類かあります
 
炉の時期では 山茶花 
茶の字がはいって 茶が重なるとか ?
こじつけとも 
 
椿と山茶花は 花が同じ時期で
花の散り方が違います
山茶花は 花びらがはらはらと
椿は 花全体がぽろっと落ちます
 余談 すぐにひらっておかないと 蜜が畳についてしまいます
 
椿の潔さが お茶の世界にあっているんではないでしょうか
お掃除も 楽ですし
 
花は 南方六に
花入に入れない花はじんちょうげ、みやましきびにけいとうのはな
おみなえし、ざくろ、こうほね、きんせんか、せんれん花をも嫌う也けり
 
とありますけれど
 
 
沈丁花 ・・・ これはにおいがきつい
        香りのきつい花はさけるという事だと思います
        百合もつぼみの時はいいけれど 咲くとすごい香りがしますから
        お香の邪魔をしますね
 
みやましきび  蜜柑科の植物で 棘があり毒もあるそうです
        棘や毒のあるものは避けるという事かな ?
        今なら バラなどはみんなお花屋さんが棘をはさみで落とされます
        よね
        トリカブトは毒ありの代表みたいですが 花はきれいです
        毒は根ですが
 
けいとう ・・ これは 仏壇 お盆のイメージかな
        ちょっと毒々しい
        日本画の画材に良くなりますね
 
女郎花 ・・・ これは字が悪い
        今では 普通に茶花です
 
コウホネ ・・ 根が骨に似ている こじつけ
        骨の字がいけないのでしょう それなら 別名で かはなぐさ と
 
きんせんか ・ 仏壇用かな
 
せんれいか ・ 何の花か ?
 
ざくろ ・・・ 実がなる 食べれるという事かも 
        
 
わたくしの師は 茶花がとてもお好きで
お稽古場は いつも 違うお軸に花入れ 茶花 ・・・
茶花は野にあるものを手元で整えて
一発で花入れに入れると
籠以外は そうして入れるものだと習いました
手元で形を作り 入れると 
活花のように 手直しをしないと
 
いろいろ 書きましたけれど
今日のお花は 禁花です



お稽古場ですから 承知のうえで
 

 
山ぶどうの照葉と姫リンゴ
 
まずいのか カラスもほかの鳥もつつきません
 
花入れは 備前 伊勢崎伸さんの旅枕
  
山ぶどうの葉は巨大で なかなか こんな小さくて色づいたのはありません
はるか上のほうで 巻き付いて 
虫食いですが 名残で 残り物で 何でもありです

高砂芙蓉と芝山細工

2023-08-28 10:37:44 | 茶花

 




 
茶室の裏で 咲いていました
そろそろ お稽古が始まりますので 草取りや片付け
茶花ではないので 花を落とさず 2個つけてます
茶花なら 一つ花を落としますけれど 
 
枝は銀紅梅
花入れは 松尾重利さん
辰砂の赤がきれいです
 
 

 
垂髪は 舟の櫓 納屋の床下から出てきてもので
花釘を付けました
山下さんでいただいた団扇 色が涼し気
 
棚は芝山細工
 

 

 

昔のものですが 象嵌は落ちずにちゃんと残っています
 

 
天板は ガラスがはいっています
今はこういうものを作る職人さんは少なくなっているんでしょうね
足立美術館のタンス以外では 見たことがありません
 
古いものは 大事にしないと

椿 絞り西王母とカンザキアヤメが色鮮やかです

2023-02-08 22:40:11 | 茶花
 
 

 

床がないので 花台の上に ・・・

 

 

寒咲アヤメ と 絞り西王母

 

 

雪が解けたら どんどん咲き始めました

 

 

絞り西王母 

庭の 斑入りはもう花が終わり

畑の 白花西王母はまだつぼみが固いです

 

最近 斑入りと絞りの違いが なんとなくわかりました

 

西王母がこんなに種類があるとは思いませんでした

 

 

立春も過ぎると 花も色鮮やかなものがよいですね

うちは 赤がまだ咲きません

白とピンクばかり

たった1本 紺わびが咲きましたけれど

あとは まだまだです

 

昨日は 畑に行ったら 大きなヌートリアが ・・・

うちは 木しか植えていないので いいですけれど

大きかったですよ 害獣ですからね

鼠のでかいの ・・・ 同じ顔形です

しっぽが長くて 太い

 

昨日 肥料にぬかをまいたので

きょうは 鳥が来ていました

庭には メジロが来ています

警戒心が強くて なかなか写真が取れませんけれど

鳥さんが来てくれると にわにお土産があります

 

いろんなものが 生えています