S2000と茶の湯 日々是好日

裏千家のお稽古 日々の出来事 大好きなS2000
ぶつぶつと 私の備忘録

大炉の道具 大炉は出したけれど 今週は茶室です

2023-01-31 23:14:25 | 道具
 
 

大雪で 先週お休みしたので

今週は もう1週 四ケ伝のお稽古をいたします

 

皆さんそれぞれ ノート片手に ・・・教科書がありませんので

見て覚えるだけ

それでも 違いを覚えておくと 楽です

 

なぜそうするのか ・・・

何故 双清するのか

何故 茶筅を建水の肩に移動するのか

 

前に 研究会でどうしてそこに置いたの ?

と先生に尋ねられて 茶筅が汚れたから と言って

先生に 駄目だしされた方がいらっしゃいました

 

何故 揉み手をするのか 

うちの先生は 揉み手と言わずに そうせい(双清)とおっしゃいました

掌を合わせて 中に空洞を作り そこに露を落として清めると

 

細かく 手前の流れをメモしても

最終的に 何処をどう見ればよいのか 頭に入りずらい

それぞれの違いをメモしたほうが 覚えやすいとおもいますけれど

 

お点前する前に さらっと見れば それで大丈夫です

 

1週間お休みだったので 

 

 

 

孫ちゃんと 猫ちゃんに破られた 障子を直して

大炉 出しました

 

 

灰がたくさんいります

最近 薪ストーブを炊いていないので 不足気味です

 

 

一応 大炉のお道具も出して

炭の準備も

 

1年にひと月だけの道具もあります

 

竹の蓋置を使うと 釜の蓋に張り付くことがあります

気づかずに 釜の中に ぽちゃんと ・・・

それで 十三軒さんの大蓋用の蓋置を出しました

後炭に使う焙烙 焼き物の灰匙 香合は節分で仁清写しの鬼

釜の蓋が大きいので 水次は薬缶です

 

 

筒茶碗 右から

高麗 狂言袴

高麗 砂手御本

萩  野坂康起

伊賀 谷本洋 風の声

塩釉 安食ヒロ

 

土物が好きなので

絵付けのお茶碗が あまりありません

 

 

高麗は こんな箱に入っています

これは遠州流さんの箱で 底が二重 丸紐

本桐で 時代がついています

古い木札も

 

箱とか 箱に書いてある書体 付属品

そういうものも 楽しみの一つですけれど

美術館では あまり並んでいませんね

 

不昧公展の時も 県立は 箱はほとんど出ていなくて

田部美術館は 箱が並べてありました

とても親切

 

余談

この時 県立の図録に 丹波の生野の茶入れが出ていたのに

本体がなくて がっかりしたら

田部美術館に出ていました 

 

そんなことって あるんですね

生野は湯来美術館蔵の茶入れです

立ち姿のきれいな 端正な和物茶入れで

小さな耳がついています 大好きな茶入れです

 

東京の茶の湯展でも お目にかかりましたし

県立に来ていた時は 何度も見に行きました

 

この時のお気に入りは

加賀光悦と堅手の長崎 

今でも目に浮かびます ・・・ 


お散歩 ・・・ 今日は少し暖かくなりました

2023-01-31 18:27:09 | 日々の出来事

 

 

ず~~~と おこもりで 運動不足

家で お茶飲んで お菓子を食べて だらだら

ちょっとお散歩にお出かけ

 

川土手の椿を見に行きましたけれど

雪で 花はみんな茶色になってました

うちの畑の椿も 雪焼け

 

川の中は 雪が大分解けて 鴨さんが あちらこちらに

 

 

 

 

 

 

写真を撮っていたら みんな飛んでしまって

 

 

宍道湖のほうへ飛んだので 見に行くと

 

 

ゆらゆら 集団で 寒くないのかな ?

 

 

寒そうでしたよ

 

3K近く歩いて 家に帰ったら 暑くなって

アイスクリームを食べたら 今度は背中が寒くなってきて

ヒーターをつけました

 

あまりに気温が低いと エアコンが途中で止まるので

ファンヒーターと併用です

 

今月 多分電気代すごいでしょうね

先月も5万以上きてましたから

こういう時は ワンルームがいいな

家が広すぎるのも 大変です

おまけに 廊下が長くて 障子 熱効率が悪い

 

それでも 昨年外壁をそっくり剥いで 

元から 断熱材を入れて 張りなおしましたから

家の中が暖かくなりました

以前は 廊下で 息が白くなりました

氷点下だと お台所のキュウリが凍る

冷蔵庫のほうが暖かいという状態

火の気のない二階に上がると 寒くていられなくて

 

旦那さんが 壁直して良かったなと ・・・

この先何年使うかわからないけれど

老後は居心地がいいほうがいいですよね

 

1階は 前から後ろまで 全部お茶仕様

お台所と水回り以外は 生活感なし

居場所もなしで ・・・ 

 

家は広いけれど 子供は別居

贅沢なお茶生活 させてもらっております

旦那さんに 感謝です


お菓子が大好き きんとんを作っていて 思い出してしまいました

2023-01-30 08:20:12 | 菓子・スイーツ
 
 

松屋常盤さんのきんとん

 

今では 幻 ゆるゆるで ふわふわで みずみずしくて

なんともいえない 不思議で おいしいきんとんでした

 

今では作っていらっしゃいません

いまは 味噌松風だけ 本来 そうなんでしょうけれど

ほんの何年かの間だけ ・・・

 

私が このお店を知ったときは きんとんもありましたし

花びら餅もありました

初釜の帰りに 予約して いただいて帰って

お餅なので 高速のPAで 同行の方とたべました

お餅なので すぐにかたくなるんですが

とにかく ゆるい 道喜さんの花びらよりも お餅がゆるいんです

 

その花びら餅は 形はで~~~んと 不細工

箱を開けて びっくり

一つ一つ 形が違って 本当のお餅で

中は 粒味噌餡 黒です

 

 

(過去の画像お借りしました ヤフーからの引っ越しで私の画像が消えてました)

 

 

もう いまでは 幻です

 

 

京都の丸太町通りと堀川の間は

お菓子やさんの宝庫だったのに

もう 何店もお気に入りのお店が閉店されました

 

芳富軒の雁食もなくなって

植村義次さんの州浜も

その3軒隣の 松屋長崎さん

ここのマドレーヌは 今でも私の中では一番

 

あの一角は 御所が近いからかな ?

今でも 二条駿河屋さん その向かいに 伊織さん

まだまだ 色々お店が 

 

今日は 金団の餡をかなり軟らかくして 作ってみました

 

 

若松 きんとん

松の先っちょは甘納豆

あまり 売っていないんですよね 小豆の納豆

 

 

外はまだ 固かったけれど

 

 

中の粒餡は崩れるくらいやわらかく

 

美味しかったです もう少しやわらかくしたいけれど ・・・

この次 頑張ろう

 

常盤さんのきんとんは

はじめっから 崩れてました

ほかのお菓子やさんのように 美しさを求めず

あまり手を掛けずに 素材のおいしさで勝負かな

餡を積み重ねただけのような

 

美味しいものは 美味しい

もう 食べれないのが残念ですけれど

いまなら 自分で似たような感じで作れそうです

 

われながら 美味しくできました 💛

この次は もうひと頑張りします


お稽古中止で 茶室の床は 都初雪 ・・・ こちらは大雪です

2023-01-29 14:54:17 | 床・軸

 

 
 
 

一応 お軸をかけていましたので

 

 

人気がなくて

周りが雪だと 冷蔵庫の中みたいです

 

 

八田知紀の和歌 1799-1873(寛政11-明治6)

 

この方の和歌が 静岡県立美術館にありますけれど

読み方が 出ていません 同じ歌なんですが 

読みにくい 癖のある字です

 

都初雪

〇ましき      〇まし起

とほきあづまの  と保支あづまの

   うけて         う希て

ふるかきの     ふ流可起乃

け〇す        計〇春

はつゆき       者つ雪

 

変体仮名 まるでパズルです

1年に一つ 読める字が ・・・

 

この方の書き方は

 

墨の濃淡 

大きな字の横に 小さな字

長く伸ばした横には ・・・幅のある字

 

バランスと 濃淡 ギリギリ我慢して四行書いて

五行目で墨を付ける

きれいだなあ と思います

 

もうすこし 読みやすく書いてほしいですけれど

 

 

花は 紅梅と白藪

花入れは 谷本洋さんの 旅まくら

 

 

 

紅梅がかわいいです


大炉の炭を切って ほどけた火箸の修理をして 外仕事は手が痛くなります

2023-01-28 20:17:38 | 道具

気温が低いですけれど 昨日は除雪車が出たので

 

 

道路は走りやすくなりました

昨日は 凸凹で ハンドルが取られて 

 

 

 

JRも 高速バスも 動き始めました

 

 

庭の雪も だいぶ溶けたので

 

今日は大炉の炭きりをしました

大炉は炭手前が変わっているので

全員 初炭 後炭 炭がたくさん要ります

 

 

箱炭斗の中の炭を出して 菊炭です

バンバン使う お稽古用にはもったいないので

 

 

お稽古用の炭を サイズに切って

 

 

箱炭斗に ・・・

 

山の電動鋸だと早いですけれど

この雪では とても ・・・ 多分凄い雪です

 

とりあえず 箱いっぱい 

あとは この次 ・・・ 外にいると 手が痛くなります

 

中に避難して

ほどけた火箸の修理を ・・・

 

 

糸の色が違いますけれど

この紐は 漁師さんが漁網を修理する糸で とても丈夫です

 

 

まだ ほどけた火箸が どこかにあるはずです

 

 

竹の皮は羊羹の包

水でぬらして 伸ばして 保存

好きな大きさに切って使っています