S2000と茶の湯 日々是好日

裏千家のお稽古 日々の出来事 大好きなS2000
ぶつぶつと 私の備忘録

2年ぶりの一人茶事 亭主・半東・水屋 献立は

2025-01-27 17:20:25 | 茶事 茶会



お稽古茶事はしておりますけれど
自分のお客様のお茶事は久しぶりで
やはり続けてしていないと
間があくと勘が鈍るというか アンテナが立たなくなるような
 
頻繁にお茶事をしているときは
毎日のお買い物 お出かけの時でも
あ これ 八寸にいいかも
煮物碗に ・・・
とか
色々思いながらお買い物していたのに
今回 久々のお茶事で
足りないものが多かったというか
当日の朝まで 煮物碗が決まらなくて
ようやく決まった献立は
 
汁      白味噌 本田味噌                  9
      合味噌 新潟越後一の越後造り     1
           冬は白味噌の割合が多くなります
      中身は 白玉団子と練りからし
 
向付   バトウのこぶ締め
 
煮物碗  蕪蒸し 中は銀杏 海老 蟹つみれ きくらげ
            添えは 人参・大根・小松菜の細切り シイタケ 柚子
 
焼き物   ぶり 照り焼き
煮合    大根・菜花・鶏つみれの油揚げ詰
小吸物   昆布だしで梅味  中はクコの実
八寸    フグのみりん干し  車麩の柚子味噌和え
おこげ  と 漬物
 
献立の写真はなし
お客様5人 写真写す時間なし
お膳は お詰めさんに手伝っていただいて運びました
 
ご飯は 炊きあがり前のやわらかいのが出せたので 合格
 

 
今朝から洗い物
椀類を片付けて
 

 
主菓子は蓋物で
表千家さんでしたので
扱いを教えていただこうかと思って
 
裏千家はあまり蓋物でお菓子が出ないですよね
蓋だけ先に回して
蓋はあお向けてお詰め
さん預かり
 
これは象彦さんの古い蓋物の菓子器です
 

 
燗鍋は家にあった古いもので共蓋でしたので
自分で焼き物の蓋を作りました
 

 

煮物鉢は出雲焼
 
今日は一日かけて お片付け
何とか終わりそうです


お軸は都初雪 奠都と遷都の違いは  今年初めて咲いた加賀の白嶺

2025-01-24 10:51:54 | 床・軸




 
八田知紀
八田知紀の和歌 1799-1873(寛政11-明治6)
 
 

 
表具は昔のなので 揉み表具
今は揉みが出来る職人さんが少なくなり 裂表具よりも貴重になっているようです。
 
揉み紙は 顔料や金銀泥を色違いに2層塗り、揉んでできた亀裂に下の色が現れてひび割れのような文様が出ます。
その後の処理もあり 相当に手間のかかる紙のようです。
又妙才のお軸を購入するときに
ただの紙かと思ったら
お道具やさんが 揉み表具でっせ と どや顔で薦めてくださいました。
いわれるまで 知識なし ❓
 
家にある軸を そう思って見てみると 何幅かありました。
 

 
都初雪
     知紀
出でましの
  とほきあずまの
空うけて
  ふるか都の
けさの初雪
 
江戸から東京へ
奠都の時に詠まれた歌のようです
 
奠都は江戸を改め東京を日本の首都とし
天皇の都は京都のまま
 
遷都は前の都を廃止して
新しい場所に都を移すこと
 
知りませんでした
生徒さんで埋蔵文化センターの方がいらっしゃって
このお軸を見て そう教えてくださいました
 

 
花は蠟梅と加賀の白嶺
 

 
加賀の白嶺
 
超早咲きという事で接ぎ木苗を購入
これが一番花です
遅いですよね
 
白侘助のほうが花が早かったです

欲しかった太宰府天満宮のお菓子 ウソの餅 正月限定

2025-01-24 09:14:25 | 菓子・スイーツ



太宰府天満宮の梅園さんのお菓子
昨年の夏 屋久島の帰りに
4時間ほど時間があったので 行く予定でしたけれど
どう調整しても 飛行機の時間に間に合いそうもなくて
残念
何時か買いに行こうと思っていた ウソの餅
 

 

 
中にウソの人形が埋もれています
松江の若草のようなお菓子です
 

 
こんな小さなお人形
木うそ です
1月末までの限定品
通常は焼き物のうそ人形が入ります
 
最近は職人さんが少なくなって
木のうそがなかなかできないそうです
 

 
梅園さんの梅守
 

 
お正月だから 干支の己と木うそ
 


ふの焼にこしあんを挟んであります
 
こちらには
宝満山というお菓子があって
それを干したお干菓子で
よろつよ というお菓子が
出雲のお茶会でつかわれていました
 
太宰府天満宮の駅前から福岡空港まで
バスがあるんですけれど
それを使っても 昨年は間に合わなかったので
今年こそ
国際線ターミナルからバスが出てるんですよね
行けるといいな

岡山からのいただきもののお菓子とたちばなの上用

2025-01-23 20:35:37 | 菓子・スイーツ


岡山といえば
大手饅頭・村雀・調布
 
やくもから新幹線に乗り変えるときに
駅の新幹線改札の前のお店で
実家へ買って帰ったこともあります
 
最近はJRを使わなくなって
岡山駅もご無沙汰です
 

 
倉敷のひらいさん
 

 
黄な粉餅ですが 大きくて 黄な粉の香りが凄くします
しっかり黄な粉がついてます
 

 
中は漉し餡 美味しかったです
 

 
北前船の形のパッケージ
中は調布
 
大きくて お味は すこし大味かな ?
中身 もう少し小さくても ・・・
もともと 求肥餅をカステラで巻いてある
シンプルなお菓子ですから
 
しっかり 餡が食べたくて
 

 
たちばなさんの 上用
 

 
少し温めて食べると
なお 美味しいです


初釜が終わり 今年初めての軸は ・・・ 年始のお礼状

2025-01-23 20:33:29 | 床・軸




 
今週のお軸は
 

 
大和高取藩6代藩主 植村家道の書状
 
為年頭之嘉儀
其表宅江御入来
欣悦之至候右為
謝礼如此候恐々謹言
 
植出羽守
 
正月廿八日
 
小川八兵衛殿
 
男性のお手紙は漢字が多いですね
不昧さんは仮名書も多いですけれど
 

 
柳も今週でおしまい
 

 
蠟梅と常連の春
 


今年は椿が咲きません