S2000と茶の湯 日々是好日

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ぶつぶつと 私の備忘録

蓬莱飾りのその後 ・・・ 熨斗鮑の修理

2021-01-29 21:23:14 | 道具
 
 

 

蓬莱飾りを ようやく片付けて

こちらでは 目にすることがないので 見に来られる方があって

お正月のお餅を炭にかえて ほぼ1か月

 

洗い米はもったいないので 炊いて食べます

おいしくないけれど

 

昆布はお出汁に

海老や炭は片付けて

熨斗鮑はパリパリで 壊れ物です

 

こんなに曲がって 触れば 割れてしまいます

 

タオルの上で 水を振って

 

上から 軽く押さえて伸ばします

いまはビニールのいいのがあるようですけれど

これは 鮑ですので 濡らすと ヌルヌルします

切れたところは セロテープで貼って

 

 

 

掛け蓬莱は 茶色の部分を取って

緑のきれいなものを 小分けにして

欲しい方に分けます

 

天の岩戸を開けさせた アメノウズメノミコト(天鈿女命)が

踊るときに 襷にしたのが ヒカゲノカズラだと古事記の中にかかれているそうで

縁起ものですね

京都のお稲荷さんや神社では 神事に使われるところもあるようで

神事には 欠かせない植物という事です

 

日本神話も読むと かなりはじけてますね

天の岩戸の前で踊った天鈿女命の様子が かなり・・・ ムムム


節電 ・・・ 無理ですね 1月の電気代がすごいことになりました

2021-01-29 17:14:55 | つぶやき

葉書を見て びっくり

でも 我が家より 多いお宅もあり 

まあ 寒波で仕方ないかな

 

寒いの我慢して 風邪ひくよりも

と 自分に言い聞かせて

 

 

12月これでもすごいのに

 

 

1月の電気代

氷点下で 家が雪に覆われると 冷蔵庫の中にいるようなものです

24時間 つけっぱなし

お台所なんか 水道が凍ると困りますし

外の水道は もちろん凍って出ませんでした

 

 

幸い メダカの水槽は かろうじて 下の水が残り

厚い氷の下で 生きていました

 

キュウリなど 凍っていけない野菜は

冷蔵庫の中のほうが無事

 

茶室は お稽古の時は早めに温めておかないと寒いので

エアコン ストーブ 炭

今年は 母屋もファンヒーターやストーブも使っています

外の気温が低すぎると

自動的にエアコンが止まるときがあります

そんな時は ヒーターをしばらくつけると

またエアコンが動き出します

 

来月もかなりでしょうけれど

寒いのは嫌だから 仕方ないですね

 

こんなに寒くても 猫ちゃんは雪の中で転げまわっています

自分の動きで 跳ねた雪に飛びついて ・・・

あちらこちらに穴開けてました

猫はこたつで丸くなるは 信用できないかな ?雪が好きですよ

 


風炉先屏風と結界の違い

2021-01-28 22:21:25 | 道具

先日の初釜の時に

新しく入られた方で うちの初釜が初めての方が

結界を見て あれは何ですか ? と

ほかの生徒さんに尋ねられたそうです

 

 

 

私も何気なしに結界を置きましたけれど

普通のお教室だと 風炉先屏風ですね

結界はあまり目にすることがないかもしれませんね

 

うちは 毎年大寄せのお茶会をしておりましたので

その時は結界を使います

 

結界は お客様と迎える側の境目

区切りのつもりで置いております 

何処の場所にでも置けるように

1本 足つきで 単独で使用できます

 

広間の区切りにでも 都合の良い道具です

 

手桶の先にあるのが結界

 

ただし 青竹の結界は外で使うものだそうです

 

 

風炉先というのは 2枚折れで 広げないと 立たないですね

 

普段なら 手前の炉の点前座の前には風炉先屏風を置きますが

今年は建具を外しておりますので風炉先無しで

臨機応変です


 

広間で 襖や障子がある場所では 必ず風炉先屏風が必要です

これは お約束

高さも色々ありますけれど 台子の時は 背が高い風炉先で

寸法も決まっています

 

いつもの年なら 台子ですので背の高い風炉先です

来月からの大炉は 風炉先が必要です

低いのにしようかな ?

 

蜜を避けて という事で

間の建具は 外したままですから


掛花入れ うずくまる 軸はオシドリ

2021-01-27 22:30:34 | 床・軸

とても入れにくい マンサクの枝

まっすぐで 扱いにくい

置き花入れなら いいのですが

畳の表替えをしたら

畳やさんに 色が落ち着くまでは

あまり敷板を置かないほうが良いといわれ

ここのところは 掛花入れが多いです

 

マンサクの枝が 不細工にまっすぐ

 

変です

それで思い出したのが

ブログのお友達が 針金を丸めて入れるとよいと ・・・

 

入れてみました

 

起き上がってます

 

いいことを教えていただきました

 

お軸は オシドリ

 

 

どなたかわかりません

まあ お稽古の時のお軸です

 

今頃 宍道湖や 川にオシドリが来ています

渡り鳥ですから 2月末から3月にかけて

帰っていくんでしょう

 

オシドリ夫婦というけれど

オシドリは 毎年パートナーガ変わるそうです

いつも 2羽が一緒にいるからオシドリ夫婦なんでしょうね

 

見ているだけでは 相手が違っていることなんかわかりませんから


1月最後の週のお稽古は 棚の扱い

2021-01-27 08:28:21 | 稽古

ベタな更好棚

花月の時に たまに使います

 

 

来月は大炉で棚はつかえません

 

基本で

四本柱の棚は水指を棚から下ろして水を注ぎます

飾るのは 真ん中が 柄杓蓋置

濃茶の時は 真ん中の棗を上に移動してから

柄杓蓋置を 中板に飾ります

 

お薄の時は

拝見物を持ち帰るときに

棚の前に回り

お茶杓を 水指の上に預け 棗を上に飾って帰ります

水指の蓋が土物の時は茶杓を棚に預けて なつめを飾ります

 

何故 ? かというと

磁器や塗蓋は水分を吸わないけれど

土物は 水分を含んでいるからだそうですが ?

ほんとかな ? 

まあ 土物の水指を棚に入れることは少ないですし

たいてい 塗蓋がついています

 

 

 

二重棚でないときは

棗は持ち帰えることが多いです

先生が もうお客様がごらんになった後で

中が乱れているものを 飾る必要はないとおっしゃいました

人によって それどれですけれど

天板が空き家になっていないときは

うちの社中は 持ち帰るようにしています

 

ですから たまには 二重棚も使わないと

お稽古にならないですね