S2000と茶の湯 日々是好日

裏千家のお稽古 日々の出来事 大好きなS2000
ぶつぶつと 私の備忘録

拝受式 無事終わりました

2024-12-02 22:48:52 | 稽古



昨日の雨で打ち水もしなくて良し
庭も青竹にかえて
蹲柄杓も 新しくして
気分も新たに 
お一人づつ茶室に入っていただいて
次の方は 腰掛待合で待機 
温かくてよかったです
 


この三つ具足と大宗匠のお軸
淡交社から発売されたもので
親先生から 勧められましたけれど
今になって 買っておいてよかったと思います
 
 
今日は 炉は閉じてあります
 
大宗匠から教授をいただきましたけれど
今日庵の建物が改修前でしたので
利休堂へ 入らせていただくときに
畳の真ん中を歩かずに
壁側 窓のそばを歩いて お家元の前の着座するようにと
業躰先生から ご指導がありました
 
懐かしいです
 


お茶席は母屋で
 

 裏十二代又玅斎直叟玄室 玉光
 
又玅斎のお軸は珍しいと思います
真贋が私では分かりませんので
坐忘斎宗匠に極めを書いていただきました
 
今では珍しい 揉表具です
揉み紙は 和紙に胡粉や顔料を塗って
それを揉んで落とすので 独特の風合いが出るそうです
 
なかなか手間のかかる作業のようですね
 

 
玉も磨くと光るけれども
何もしなければ光ることがないと
 
 

 
花は西王母
花入れ 古銅 龍耳
 

 
本日拝受された生徒さんには
益々精進して お茶の道を突っ走っていただきましょう

11月の稽古終わりました 炉開きのお道具はお片付け 三部に感謝

2024-12-02 22:40:44 | 稽古


炉開きは 三部 
いんべ ・・・ 備前焼
ふくべ  ・・ かんぴょう
おりべ ・・・ 織部焼
 
この三種類のお道具を使うのが良いと 
お茶事の流れの中で 何処でこれを使うかは
亭主のお道具組次第でしょうね
 
我が家は
 

 
炭手前で三部完結
 

 
水指 織部 少し古いもの
    備前 伊勢崎満 さん
 

 
作助さんの 下げ髪
模様があってなかった ・・・
正面は 何処かな
さげがみ がむこうになるのか
 
生き物だと 顔が正面
横向いていても 目が正面ですよね
 
お茶事の時に炭点前で完結すれば
最後の香合の問答のところで
三部をご用意いただいたことに対しての
問答になるのでしょうか
 
二つ出て
水指・茶碗・茶入れなど
お茶道具で最終完結なら
最後のお礼の御挨拶の時に
炉開きの三部のお礼かな ?
 
先日の研究会の時も
問答の稽古が大切だと お話がありました
スムーズな問答は 日々のトレーニングと
相手に対する感謝と 感激の気持ち
それが大事かなと 
 

 
口切のお稽古も全員しました
 

 
壺の紐も
 
夜咄と口切が交互なのに
10月からの毎週のようなお茶関連の行事
 
今年はどちらもできませんでした
12月は 生徒さんの准教・茶名の拝受式
許状だと お稽古のお点前のお許し状なので
引継ぎ式になるんですけれど
茶名・准教は お点前の許状ではなく
女性はツボツボ紋の使用許可だったり
男性は十徳の着用許可だったり
お家元の代理でお渡しするという意味合いも大きいと思います
 
お渡しするほうも 気合が入るというか
ここ何週間は 庭の掃除
お祝いだから 庭は青竹に 
 
今日は竹を切りに行って 筧や塵橋作りました

紅茶手前 ・・・ 方円流 覚書メモです

2024-10-27 18:48:10 | 稽古


今月の城山茶会は 抹茶6流派 お煎茶3流派 9席かかります
私は明日から3日間 裏千家ですけれど
今日は方円流のお稽古日
城山が紅茶手前なので 今日は紅茶手前をいたしました
 


初めにソーサ―を左に出します
次にポットを右に
 


カップを上向けて 水を入れます
水を捨てたら カップのハンドルは逆手に
左手前斜めに向けておきます
 
茶巾を広げて ハンドルの向こうにかけて
三手で清めて 元の位置に置きます
 
カップのハンドルが元に戻りました
 
 

 
ポットの蓋を開けて 湯を入れ 温めておきます
 
 

 
ポットの湯をカップに
カップを温めている間に
 
盆向うのティー用のスプーンを取り
盆右手前に上向けておきます

 
茶葉入れを取り 盆左 蓋を中央
 

 
ポットの蓋は 上向けて 右端
 
茶葉を入れ 茶葉入れスプーンを元に戻す
 
ポットに湯を入れティーコジーをかぶせて置く
その間に ソーサ―を 両手で取り 片手で 左側に並べて
スプーンをのせて置く
 

 
それから カップの中の湯をすてて
 

 
3のカップから お茶を注ぐ
お煎茶の時も同じで 3・2・1・2・3 と ・・・
 

 
お茶が出たら 盆巾でお盆を清めておきます
 
 

 
カップが帰ったら 盆にのせ 水を注いで
捨てて 清めます
 

 
元通りに カップを伏せて
 

 



ポット ソーサ― と 順に盆にのせ
建水を持って 下がります

久々の雨 嬉しい雨だけど庭の木が凄いことになりました

2024-08-29 20:37:33 | 稽古


6月から ばたばたで 何が忙しかったのか ?
春の剪定が抜けておりました
 
久しぶりの恵みの雨
庭を眺めたら 庭木が伸びすぎて
茶室前の楢の木は伸びた枝が お隣さんの壁に当たっていて
焦りました
よそ様の壁 汚したら大変
 
 

 
茶室が見えません
 

 
山法師も 枝が伸び放題
 

 
脚立を出して チョキチョキ
 

 
取りあえず 袋に入れにくい大きな枝は
車に積んで 自分ちの山へ捨てに行きました
 

 
大きいほうの脚立を片付けて
 

 
奥が見えるようになりました
 

 
細かい枝や 草は袋に入れて 畑に ・・・
 

 

楢も 山紅葉も ツンツンに枝を落として
 

 
この西王母も伸びてる枝をそろえたかったけれど
花がたくさんついていたので
多分10月ころから咲き始めるので
枝を残しました
 
来週からけいこが始まります
外回りもかたずけないと
 
なんとなく 8月ながかったような気がします
 

 
へそ天でゴロゴロ
 

猫の手は あまり役に立ちません
ソラは夏痩せで 細長くなってます
ご飯はちゃんと食べてますけれど


猛暑・酷暑 湿し灰は立派にできました

2024-08-19 13:54:05 | 稽古



お茶の先生方はご立派です
夏は修行で
お着物で ちゃんとお稽古なさっています
 
むかし お家元さんの夏期講習で 
着物がえらいことになりましたけれど
あの頃から半世紀 気温が10度は違います
むかしは1週間近く 今は講習も夏冬だけではなく
日にちも短くなっているようですが
それでも この暑さは大変です
 
自分の先生が 夏お休みでしたので
そんなものだと 昔からうちの社中は夏休み
先生が怠け者で 🙇
 
その代わり 後半に向けて 湿し灰たくさん作りましたよ
 

 
綺麗に乾いて サラサラ 粒もちゃんとできています
粒があると 灰を撒いたときの音がいいんですよね
 


たくさんできました 3年分くらいはあるかな
 

 
灰の中のごみをとって
ごみと言っても 炭の屑ですけれど
 

 
番茶10ℓ
 

 
ネットを広げて その中に灰
ぼとぼとに番茶をかけて
スコップで混ぜ混ぜ
かたまってきたら 手でほぐして
最終的に ゴザに広げて 番茶を数回に分けて色付けします
 

 
ゴザの上に広げて 手でもんで
程よい乾きの時に 篩に掛けます
 
これで 炉になれば しっかり炭手前していただけます
あとは 稽古用の炭を切りたいのですが
この暑さ しばらくは無理ですね
草が凄くて 山も長靴でないと歩けません
 
ほんと 一雨欲しいです