S2000と茶の湯 日々是好日

裏千家のお稽古 日々の出来事 大好きなS2000
ぶつぶつと 私の備忘録

前半最後のお稽古 お軸は淡々斎宗匠の横物で

2023-07-29 20:01:10 | 床・軸




夏休みになりますので 
前半最後のお稽古は
お軸は裏千家十四代 碩叟宗室のお軸を掛けました
 

 
萬斛涼
  ばんこくすずやかなり
 
斛は 大きな事 容量の大きさを表す単位
 

 
万斛 ・・・ 広い 
涼やか ・・・ 広く おおらかな心でいると 気持ちが涼やかになる
 
そういう意味のお軸だそうです
 
涼がついているけれど 言葉としては 季節を問わないそうです
でも 表具の色からすると やはり 5月から9月の間でしょうね
 

 
花はカライトソウ ・ カワラナデシコ ・ タマアジサイ
 

 
タマアジサイ
咲く前の 丸いのがいいですね
花は可もなく不可もなし 普通

夏のお軸 朝顔  花は梅花甘茶 撫子 姫ヒオウギズイセン

2023-07-23 23:40:38 | 床・軸




大きなお軸で 本当なら 母屋の床用の軸
 
茶箱は広間のはずが ・・・
玄関のたたきの工事が始まって 
セメントを壊す音と粉砕で 家中真っ白 粉だらけ
急遽 茶室にお引越し
 
今月2回目の引っ越し
お道具抱えていったり来たり バタバタです
 
おまけに 母屋の建具が夏用なので
 

 
仏間の仏壇まで真っ白 ザラザラ
 
掃除が大変です
 
 

 


花は姫ヒオウギズイセン
 
外来種で 明治中期に園芸用で日本に入った植物です
竹藪に中にも生えています
 


ナデシコ
メルカリさんで伊勢撫子で買ったら こんな花でした
違いますよね
昨年 東寺の弘法さんで買ったのは
花がついていたので ちゃんと伊勢撫子でした
 
同じ花はないので
まあ 撫子として使えばいいかな
カワラナデシコとも 花は違いますね
 
 
 

梅花甘茶
 
あまり背は高くなりません 短いです
1鉢 地植えにしてみようかな ?
なくなると困るので 挿し芽して 
余分を作っておかないといけないですね
 
花入れは 松尾重利さん
 
磁器で辰砂の色がきれいです

駄菓子のおせんべい いろいろ 田野屋塩次郎のシューラスクもおいしい

2023-07-15 11:53:00 | 菓子・スイーツ



こちらでは いつも 素敵なお干菓子がそろうわけではなくて
駄菓子のようなおせんべいも使います
 
先日 加納美術館の売店で お目当てのおせんべいを見つけて
友達と 購入 
買い終わって 出口で 表千家の知り合いにばったり
同じお習字教室の方
 
どうやら 彼女もおせんべいを買いによったみたいで
たくさん買って あと3個だよ って 話していたら
美術館の方が こんなおせんべいがお茶席で使えるんですか ❓と
お稽古で 生菓子と お干菓子があることをご存じなくて
生菓子が お茶席のお菓子かと思っていらしたみたいです
 
その人気のおせんべいが
 


足立美術館のある 広瀬の小さなおせんべいやさん
 

 

おせんべいがおい
昔は このお砂糖が ショッキングピンクみたいなのやら
かなり 色が濃い砂糖でしたけれど
さすが 近年 色が薄く ピンクはなくなりました
 
焼き物教室の方と 窯元見学に行ったときに 
お茶菓子で出していただいたのですが
初めて このおせんべいを見たとき
そのどぎつい色に 引いてしまって ・・・
 
でも 食べたら美味しくて 手が止まらなくて
みんなで お代わりしました 笑
 

 
三徳山の 役行者せんべい
 

 
 
焼き印が押してある 個別包装の 1枚が大きなおせんべい
味は 普通
 

 
おせんべいというより ラスク
美味しかったです
 

 
田野屋塩次郎のシューラスク これ 美味しいです

今週は夏菓子 七夕 と 小倉

2023-07-09 22:57:19 | 菓子・スイーツ




 
竿物作りました
寒天で 中は道明寺粉と小豆とお星さま
 

 
セリアで買った 天然着色 1袋入れたら 色が濃くなりました
100円で いろんな色があります
 
田舎のお菓子で 小倉
 

 
こちらに来て 初めて見たお菓子ですけれど 定番商品
中は 白も黒もあります
 

 
平田の岡本堂さんの小倉
こちらのお店は 白です

7月は茶箱のお稽古で 8月は夏休み

2023-07-09 11:41:29 | 床・軸



今週から母屋の稽古
茶箱なので 炭の火も少なくてちょうどよくて
我が家は 毎年7月茶箱 暑いので8月お休み
 

 
建具も夏
風炉先も 神代杉
瓶掛の上は お煎茶ようの薬缶
 
鉄瓶が重たくて ・・・
 
違いは蓋
鉄瓶は 蓋に穴がありませんので 蓋をきります
薬缶は穴があるので 蓋はそのまま
 
お点前の時の所作は 鉄瓶バージョン
 
七夕ですので お軸も
 

 

 

堀田宗達 遠州流さんの 識方の方です
 

 
梶の葉
 

 
賛  ひととせに 一夜と思えば 七夕の
     あいみむ秋の 限りなきを
 
    悲と々せ爾 一夜と於毛へ者 七夕の
     あひミむ あ支乃 かき里奈支越
 


紀貫之の七夕の歌ですけれど 少し違ってます
貫之さんは

一年に 一夜と思えど 七夕の あい見む秋の 限りなきかな

語尾が少し違いますね
 

 

 
裂地は笹
 

 
中回しは 鳳凰と蝶 の 裂地
 

 
床は オカトラノオ と 額アジサイ と ガンピ
 
花入れは 九谷 宮本旭 さん ホタルブクロの絵です