ゆこちんのトランペット

トランペット奏者 藤井裕子のコンサート情報、トランペット談義のつもりが…こぼれ話や大きな声では言えない話も…毎日更新中♪

音程って、自然に身に付いてるわけじゃないね

2019年01月28日 14時26分42秒 | 音楽&トランペット&レッスン
こんばんはー!!


いやー、今日はレッスンに行ったんですけど、でレッスンはちゃんとやれましたけど、自分がびっくりするほどヘッポコで笑けました(〃ω〃)


でもお陰でいろいろ分かりましたわ。

どうやら、子どもがよく吹いてるなーと思うと、それに悪い意味で寄せていく癖があるようです。。。

息のスピードとか、テンションとか、音程とか、、、

その上、「ここで吹かねば逃げになるな」的な気持ちで吹くから、「音楽的インスピレーション」がナッシングー!!

なもんだから、ソルフェージュも甘いし、自分の体と頭の中がズレズレー。

そのままひとまず吹く。

うわー、低い音のフレーズだなぁ、、、しかもやたらダンギク、、、それにみんな音ちっちぇー、、、よー吹けんなー、、、それにフレーズ感とかなくていいのかー???

とか思ったまま吹くからさー。

ここをもう一瞬時間を使って、一番相応しくてカッコいいと思う演奏をイメージしてから吹くようにしよう!と思いましたよー。

これ、当たり前のことなんだけど、ここんところの自分的には大収穫。

だって傾向と対策が見つかったってことは、暗闇に光と似てますからな!



はい、これは前置きでしたぁー。


ところで、


そー、音程。


なんか、「ドレミ」ってどこかで当たり前過ぎて、ドレミって言えば音が決まってる感じがあったりして、だから繰り返し丁寧にやるとしても、音と音の幅を丁寧に覚える練習って、すっ飛ばしがち。

いや、言い方間違えましたー。

丁寧に覚えるように教えることをすっ飛ばしがち。


次の音へのアプローチの仕方とかはしつこくやりますけど、おそらく、それは「吹き方」の問題であって、「音程」のことも含まれてるってなかなか伝わってないだろうなーと。

で、「音程」って言うと、ついつい「ピッチ」だと思っちゃって、吹きながらチューナーが0になるように練習ってひと昔前によくありましたけど、吹いてから0にするんじゃ遅いわけで、ピッチのど真ん中から次の音に移った瞬間にまたセンター!ならいいでしょうけど、なかなかそうはね、、、


だから、例えば2度なら2度と言う音程をしっかりと身体に入れるという「訓練」がいるんだねー。


きっとこれが「コールユーブンゲン」なんかの目指すところなんだろうなー。

入試のためにコールユーブンゲンを練習してる時は、なにしろ絶対音感が尋常じゃなかったので、この練習はいったい何のために??って思ってました。

なにしろ、ドはドですし、ドとレもドとミも、まーこの際なんでも「そこにその音がある」だけなんで、幅とか関係なかったし、、、

唯一の弱点は、「オクターブミッシング」ってヤツ。音域が弱い。

同じ音名は同じ音に聞こえちゃうから、音色が違う楽器の音域の差に対する意識がめっちゃ低い。


絶対音感の弱点ですな。


ま、とにかくそんな訳で、「音程の練習」の意味なんて、受験や試験に必要、、、くらいにしか思ってなかったけど、いやいや、、、これは本当に訓練がいるやつだったんだねー。

今、「音程」と言う意味で考えた時に、半音の幅ってのが、いかによく分かってないか、とかそういうのに気がついて愕然とします。

音名で考えれば各音の「位置」は分かる。でも、幅を均等にって思った時に、ん??半音の幅ってどんくらい??みたいな、、、

その幅を積み上げていったら、ちゃんと例えば5度になる、とかそういう風になるような幅が分からん。


と、書いてみて逆に疑問が生まれてきたぞ??


もしかして、半音の幅って音によって広さ違ったりする??

考えてみたら、2度だって広めとか狭目とかあるよねぇ???あらら???


半音が1オクターブを12に分けた1つ分って考えは、完全に平均律のものかー。


あららー、、、盲点、、、


となると、音階の幅を体に入れて、その音の間を半分にすればいいんかい??

いや待てよ?

半音といっても、シャープとフラットの「異名同音」って、厳密に言えば違う音だよねぇ???


あー??あらー???


やばい、今日のテーマから逸れていくが、なにやら深みにハマってきましたーぁ!


いや、やっぱりトランペットなんかの楽器で半音階をさらうとしたら、やっぱり平均律の均等に吹けばいいんですか??


あー、、、くそー、、、わからんくなった!!


いやはや、書きながらで申し訳ない、、、(苦笑)



でも、逆に分かってきたな。


ということは、「半音」という確固たる幅が分からない意味ってのがここら辺にあるってことだね。


いわゆる「幹音」はやっぱりちゃんとした音のツボに入らないと気持ち悪いじゃん?半音もある意味は「均等さ」よりも、その音のいるべき、一番サウンドする位置ってのを捉えていけば良いのかな?


なんだか、それじゃあ結局絶対音感的なアプローチじゃないか??


ぐるぐるしちゃいますなー。


まあ、音階だって、平均律か純正調かピタゴラスか、はたまた古典調律的なものかって言い出すと、ものすごく深いことになっちゃいますもんね。

昔はそういうのも場所によって吹き分けてたんだよなー、、、今は本当それどころじゃないよ、、、(*_*)

でも、そのくらいの耳とか感覚だったから良かったわけで、そこが超いい加減音感になったのもよくないと思うので、そこももう一度見直そう!

でもこれは「頭の中」を見直すってこと。まずそこが狂ってたり、どーでも良かったりしてるのに、見た目を直そうとかやらなきゃって思ってもいい方向には行かないから。

やっぱり頭の中に「完成図」があることが大事だね。


そう思うと、ブログの書き出しの話に戻るけど、

子どもの演奏を聞いて、そちらに寄せてしまうってのは、自分の中にとても良い音楽を作り出すことなく、完成図が「子どもの演奏を修正したもの」になってて、しかもちょっと疑問形になってるからいかんのね。


今日は、本当は「音程」っていう、音と音の幅を分かってるはずっていう前提を勝手に作って先に進むのではなく、音程っていうのは実は定まってない目に見えない書いておけないものだから、丁寧に訓練する(訓練してあげる)必要があるね、

という話を書くつもりだったのだけれど、思いがけなく勝手に堂々巡りをした挙句に自己完結するという(笑)


いやはや、まあ、音程って多分表現に密接してるんだよなー。だから、この機会に見直そうと思うし、もっと言えば、もっと「音楽の歌い方」の方をいっぱいやることで「音程」が良くなるした多彩になるような気がしてきました。

なので、ちょっと明日は「歌い方」を譜面からイメージする練習なんぞ頑張ってみようかなと思います。


サッカー、イランに勝って良かったですねー!!いい試合でしたー。

というわけで、運動とパワーブリーズして寝まーす。おやすみなさーい、また明日ー(^з^)-☆

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1月27日(日)のつぶやき

2019年01月28日 05時11分28秒 | Weblog
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アルプス音楽団 1月の音プラLIVE終了しましたー!

2019年01月28日 02時10分35秒 | 音楽&トランペット&レッスン
こんばんはー!

帰って来てから「赤いきつね」を食べたら、またも猛烈に眠くなっちまいましたがなんとかこらえて今に至ります(笑)

今日はアルプス音楽団の恒例のライブってわけで、銀座のライオンに行って来ました。


ようやく体が緩んできたのと、いろいろ掴めてきたので、何とか活かしたいぞ!!と張り切ってやって来たのですが、

リハの時点で、まあいい部分もあるけど、んー、、、やっぱりこう何というか、「ここに来るとこうなっちゃう」みたいなクセが発動してるなぁ、、、と。

空間が広くなるからってのもあるんでしょうねー。そこに「向かって」吹いちゃうんだと思います。

まあ、これは内輪話なのでオフレコですが、何でしょう?アルプス音楽団たるもの、緊急事態や無茶振りに対応できてナンボ!!みたいなところがありまして(笑)

え?!それやるんですか??

とか、

えー!!ここでこれ連チャンですかー??

とか、

えー??どこ吹くんですかー??

どうやって終わるんですかー??

なんて事に対応すべし!
(笑)


このチャレンジ精神がこのチームの物凄く良いところでもあるし、でも余裕がないとめちゃくちゃ追い詰められる事でもあったりで、

個人的には、上手く行くときは良いんですけど、「これはヤバイ」という思い出が蓄積してるヤツがね、、、

それが、いざという時に出ちゃう。

緊急用の吹き方が発動しちゃう。


で、今日も最初のアルプホルンは、何とかギリギリ良い感じをキープしようとしたけど、悪いクセが出たところもありましたし、


1ステージ目は、こういう風に吹いちゃいかんって思う感じもあったりで、、、

あーもー、、、別に難しい曲じゃないはずなんだけど、、、

うー!!おー!!!あー!!!



しかーし、


そう!!チャレンジ年間なのだ!!と思い直し、



ググーッと自分の方に音を引きつけることにして、


ついつい人にベルを向けないように、かなり上目にベルを向けて吹いちゃってたんですけど、それをやめて、

ベルを自分のいい位置にして、

1段テンションも落として、

身体も開けて、

口の中も開けて、

お客さんを見て、

共演者も見て、



で吹いてみたら、


ありゃ???


めっちゃ普通に吹けるじゃん??あれれ??


なーんと。。。


姿勢は一番大きいかもしれません。
あとは息と口の中の関係も。


息の出る起点が、ピンチになると一度喉を締めて口の中から出すみたいになってしまってたけど、

口の中は音色や音程やタンギングに使うことにして、その整えられた口の中という楽器に息を吹き込むような??息を肺からストレートに口の中へ送るような??なんかそんな感じかな??


そうすると、まあ腹筋とかなんかは疲れるけど、それだけでいける感じ。


そして後半のアルプホルンはだいぶ落ち着いて楽しく吹くことができました。


うーん、出来ないことは無限に数えられるけど、それは探せば探しただけ見つけられそうなので、

今日は今日で、

いくつか自分なりにいい演奏ができたな、という曲があったので、まずはそこを喜ぼう!!と思います。

もっともっとお客さんにも楽しんでもらえるように、そして自分も音楽を楽しめるように、また頑張ろうー!!と思います。


というわけで、


よーし、寝るぞー!!

明日は小学校にレッスンに行って来まーす。それではー、おゆすみなさーい。
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