「土用」とは、この季節なら立秋(8月7日)の前の18日間をいいます。「土用の丑」の日に、ウナギを食べると夏ばて防止に効くといわれています、
土用の丑の日に、ウナギを食べる習慣は、江戸時代の蘭学者、平賀源内が知人の鰻屋のために「本日、土用の丑の日」と書いて店内に貼り紙をしたところ、大繁盛した事が一般的に有名な起源説です。
ウナギの開き方ですが、関東は背から、西の方は一般的に腹から開きます。しかし、九州の福岡は「背開き」なんですって・・・・。
でも、料理をするには「背開き」の方が、すっと包丁に当たって開きやすいそうです。お店の売り場に陳列したとき、「背開き」の場合は、腹の部分が凹んでいるため、タレがそこの溜まって「池」のようになり、見た目がきれいでないのであまり売れないそうです。関東の人はあまり、そんなコトをを気にしないみたいですね。
「行く」は、一般的には「いく」と読みます。しかし、「ゆく」と読むと、何となく古めかしくて文語的に感じられますが、両方、使い分けがされています。
「いって」「いった」「いったり」などは言えますが、「ゆった」「ゆって」「ゆったり」とは言えないんです。逆に、「行く年」「行く春」「行く末」行く行く」などの場合は、「ゆくはる」というように「ゆく」と読みます。ややこしいですが、知っていると得した気分に・・・・・・・。