一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

私は、メニュー表に無いメニューを注文するタイプ

2010年04月22日 22時32分15秒 | 『食』べる門には福来たる
( 小倉クリームバーガー「カフェJOY」) 2010.4.22(木) Rainy Blue 


結局、夕方になっても冷たい雨が降り止む気配無く、
「カフェJOY」さんに寄って、コーヒーを飲んで帰ることにした。

今日の昼メニューが、ハンバーガーだったとのことで
ハンバーガー用のパンを見せてもらった。
そのパンを目の前に置かれた瞬間、
「これで小倉クリームを挟んだらいいのに・・」と言って
早速作ってもらったのが、写真の『小倉クリームバーガー』

メニュー表に無いメニューを注文する方もする方だが、
それが抵抗無く出てくるところが何とも言えない。

暫くして、明日この店のお隣りに開店する「バー」のご主人と
和服姿のおかみさんが挨拶にみえた。

それにしてもおかみさんは、お酒を全く飲めないらしく、
置く酒もウイスキー・ビール・焼酎と大雑把でごく一般的
バーなんてやっていけるのか? 興味津々である。

私がやるなら北は北海道から南は九州迄の日本酒だけを置く
アテも日本酒にぴったりのアテを厳選して出す
ウイスキーも焼酎もビールも無いオンリー日本酒の「日本酒バー」
みたいなバーにしたいな。 

路地の一角のその店は、どこからともなく、真の日本酒好きが
夜な夜な集まってくるみたいな、勝手な想像を巡らした雨降る
夜だった。

もっとも、雨が苦手な私、水商売などできるはずもないが・・・
(寅)



八角弁当はもう食べられないのか・・・「水了軒」幕引き

2010年04月22日 21時24分31秒 | 向こう見ずな「食べ物」?
( 懐かしの「八角弁当」 水了軒 ) 2010.4.22(木) 終日雨


えっ・・・ 122年の歴史に幕

今朝の新聞に載った駅弁の「水了軒」が店を閉じた記事に
少なからずショックを受けた。

新大阪から東京や博多に行く際、新幹線に飛び乗る前に
買っていたのが、水了軒の「八角弁当」だったからである。

たいてい選ぶ時間が無い場合が多く、エスカレーターで
駅の改札手前に上がって来るなり「八角弁当とお茶」と
言うのが決まり文句だった。(写真は、2009年6月撮影したもの)

私と同じように今朝の記事にショックを覚えている関西の
ビジネスマンも少なくないと思う。
時代の流れと言うか、デフレの波に勝てなかったというべきか。

懐かしい形(八角形)の駅弁がひとつまた姿を消すことになった。

案外、「八角弁当」の権利だけ買い取って、別の店が復活させる
なんてこともありえるのかな~

今は、弁当に限らず選択肢は沢山あるし、安いものも沢山。
旅情気分で乗り切れるほど現代の経営は、甘くないということだろう。
(寅)