一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

太宰府の「飛梅」を見た後に味わう「梅が枝餅」こそ甘党の醍醐味なのさ 

2013年03月04日 22時11分30秒 | プロも驚く『甘党』宣言!

(  かさの家の「梅が枝餅」  太宰府市 )

 

 

博多の地酒店「住吉酒販」を出たのは午後3時半 上空はまだ青空も

あと3時間もすれば真っ暗になるな・・・

さ~て どうしよう

「手のひらに乗る甘い幸せ」でも 

そんな焼き餅食べたさに太宰府まで足を伸ばすことにした。

 

私の麺好きと甘いもん好きは、結構親しい人には知られていて

キムチや日本酒も大好きなものだから 私は時に両党(刀)使いと言われる。

 

さて 太宰府は、奈良市と友好都市で親しみを感じる古の都

菅公(菅原道真公)こそ日本の中で唯一

人間が神様になったお方である。

別名 「天神さま」

 

福岡はもちろん大阪にだって

天神橋として現代にその名を残している。

 

天満宮(太宰府)は、学問の神様としてあまりに有名だけど

別の面も持ち合わせているのをご存知だろうか

別名 「縁切り神宮」

時に嫌なことと縁を切りたいタイミングでもあったこともここに来た理由だろう。

青空の下、参道を歩きながらそう思った。

太宰府の境内には、600本の梅が咲いていた。

菅公が愛した主役のご神木「飛梅」も満開で、多くの観光客が取り囲んで

写真を撮っていた。 私は、つい献上の酒樽に目がいってしまう。

あの「白糸」「三井の寿」なんかもあるな・・・

 

「飛梅」に酒の菰樽を拝んだあとの楽しみは、何といっても「梅が枝餅」

参道には20数店あるが、私が寄るのは「かさの家」

ここの雰囲気とお餅の焼き加減がいいんだ。

満開の飛梅と「手のひらに載せた甘い幸せ」を満喫

17時5分発の電車に飛び乗って、美味しかった太宰府を後にした。

これぞ 太宰府の 飛びうめ~ だ。

(寅) 

 


凄かろー?!  3月3日桃の節句、冷蔵庫は、福酒トリオにときめいとーと。

2013年03月04日 00時08分05秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「渓」・「田中六五」・「若波」 今をときめく福酒トリオ )

 

 

 

博多・住吉神社正面入口の斜め前

これがあの雑誌で目にしていた「住吉酒販」

 

「とどろき酒店」と共に 九州を代表する福岡の地酒専門店

ちなみに地元では、 福岡の地酒のことを略して 「福酒」と呼んでいる。

店内 階段の踊り場には、佐賀の銘酒「鍋島」の飯盛杜氏の写真が貼られていた。

 

 

今回の「住吉酒販」訪問の目的は、九州の新星 東一で修行して今年で造り3年目になる

白糸酒造の28歳 田中克典氏の造る  「田中六五」生酒を入手すること

日本で一つか二つくらいしかない ハネ木搾りを現代に残す酒蔵。

先々大阪では「酒屋へちかん」に取引してもらいたいような蔵だ。

 

 

それと過去に「ダイニングかきたRO」さんで会って私のこのブログにも登場。

 コメントもしてくれた 九州初の女性杜氏 今村友香さんの造った

「若波」を手に入れること

 

「若波酒造」は、あの島根の「李白酒造」の兄妹とは逆パターンで

姉弟で頑張っている蔵

小柄で童顔の今村友香さん Dancyuに載っていたその歳を知ってビックリ。

私は、てっきりまだ30歳手前だろうとばかり勝手に思い込んでいた。

ここ数年の人気急上昇ぶりは彼女の頑張りの証だろう。

これからも応援したい酒蔵のひとつだ。

頑張れ! チーム若波

 

 

 

(福岡でも存在感を示していた奈良「梅乃宿」 隣は「群馬泉」)

 

自宅への送り状を書いて店員さんに渡す際

「梅乃宿酒造さんと同じ市から来たんです」と言って送り状をわたすと

「ええ、そうなんですか」

(わざわざ奈良からですか?  梅乃宿さんの近く なんとなくわかります)

言葉には出なかったけど こんな表情の反応だった。

 

( 「田中六五」と「若波」 )

 

そして最後は、私が福岡一の実力酒と推している若竹屋の「渓」

若竹屋は、あの剣菱酒造が、江戸時代の酒を復刻する際に訪ねた蔵で有名

今も「元禄の酒」を作り続けている。 ある人は、これをジャパニーズシェリー酒と呼んだ。 

 

他にも 「三井の寿」 「旭菊」 「駿」なんて私の好きな酒も目に入ったが

 今をときめく 旬の「福酒」三酒と聞かれたら

「田中六五」 「若波」 「渓」

今の私はこの三本だ。

 

凄かろー?!

ちょっと自慢したくなる MYお宝

わかる人にはわかるこの福酒トリオだ。

 

3/3 桃の節句 この福岡からの日本酒トリオに 冷蔵庫までドキドキしてるみたい。

(寅)