( 「神座」ラーメン 大和高田市)
「神座」と書いて実は「かむくら」と読む。
大阪・奈良では、まず知らない人がいない有名ラーメン店
東京でも今やその名が知れ渡っている
その発祥わずか4坪
道頓堀のその頃の店を知っている。
いつも長い行列が、隣の衣料品店から営業妨害だと
訴えられ、連日のように新聞を賑わせたことも今では懐かしい
借金を抱えてドン底のところから今や億万長者となった社長が
その躍進の秘訣をインタビューで語っていた。
答えは女性を味方にしたことだそうだ。
「女性のチカラで神の座に
近づいたラーメン」
これは私が勝手につけたフレーズだが、
「神座」という漢字を見るとついそういうイメージを連想してしまう。
ラーメンに限らず 何でもそうだ
女性を敵に回していいことなんて私には何一つ思い当たらない。
それにしても「味方」とは実によくできた漢字だ。
「味の肩を持ってくれる仲間」みたいな・・・
日本酒復活の鍵を握っているのも
実は女性だと思っている。
愛飲する人しかり
造りに携わる人
しかり
みずほの国の神様に捧げた米で造った飲み物が、
再び神の座に近づくためには忘れてはいけないことだと思った。
(寅)
麺食いしながらも 思いが日本酒というのが私らしいか まったく