( 義侠「慶」 『ちょび』 )
■2014/3/15(土)
この日、大阪・今里「酒屋へちかん」を鼻歌まじりに出た夕暮れどき、 一旦 天王寺に立寄り、それから再び地下鉄で長居へと向かった。 長居駅を上がるとさすがに空は暗くなって満月の近い丸い月が輝いていた。
長居「ちよび」のマスターから先日このブログに「「義侠」慶(よろこび)が入りました。 お待ちしてます。」と連絡をもらっていたので、久しぶりに立ち寄ることに。 さすがに土曜日の夜だけあって、お店のテーブル席は満席で、忙しそうだった。
長居 「ちょび」
最初に頂く酒はどれにしよう、・・・ 「写楽」ささめゆき が入っていて、私の好きな酒のひとつなので、まずはそれを頂くことにした。 新聞紙に包まれた未開封の状態で、頂いたのは封切りしたての一杯だった。 滓が見えて旨みを感じる爽やかな味だ。
前回京都の酒サミットにもブースを出していた蔵で、「福島は、(八重の)桜の後は、酒だ~」と言いながら注いでくれたのを今も思い出す。 「米を愛し、酒を愛し、人を愛す。」というフレーズが好き。
次に「義侠」慶を鶏の刺身と頂いた。 大地から天に向かってまっすぐと発する水蒸気のように相変わらずまっすぐな味わいがいい。 今夜頂いたお気に入りの日本酒 二酒、味わいを表現するなら 雪解けの慶び とでも表現したらいいかな、それは春近しを思わせるものだった。
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(寅)