夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79E の整備でブログは手が回りません

2025-02-23 16:03:34 | Weblog

IKegami HL-79E 整備は佳境に入りました。

毎日そちらに掛かりっきりでブログを書いている時間がありません。

今日は PROC 1A ユニットの調整があと一息で終わるところまで進んだのでこうしてこの記事を書く余裕ができました。

東の空は雪が止んで青空です。山肌の雲の陰が落ちているあたりは北志賀の小丸山と竜王スキー場です。

先ほどまで整備をしていた作業台の 79E 。HDV カメラで撮影しながらの作業ですから大変です。

説明を録音するマイクはこれに変更しました。audio-technica AT9440 です。

録音ソフトは定番の Audacity です。操作はすっかり慣れました。

自分の声を聞くのって、照れくさいものですがもう慣れて平気です。

次の作業は PROC 1A の WHITE LIMIT で、これにはグレースケールチャートが必要。

素人の浅はかな考えで作ったまがい物を使います。

その前に、インストラクションマニュアルの図解で間違っている箇所を訂正する必要があります。

ユニットの基板を基準に配置図、説明内容をしっかり確認しました。

この記事を書いている最中に編集を終えた「IKegami HL-79E 整備記録 6」の MPEG 書き出しが終わりました。

ここまで来れば MP4 にエンコードするだけです。

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Ikegami HL-79E は来年の今頃まで?

2025-02-18 16:40:22 | Weblog

PROCESS-1A ユニットの調整は SHADE ユニットも関連するので大変です。

この行程では変調度パターンとグレースケールも使います。

なにはともあれマニュアルの順番にいじって練習をすることにしました。

一服してからにしましょう。

これが PROCESS-1A です。

「レスポンス」と「ストリーキング」は自作のチャートが不安なので今はパス。

「BLACK COMP」と「FLARE OFF SET」は軽く調整。

「ABC/ビームセット」もグレースケールが必要なのでパス。

「CAL LEVEL」は出来そうなのでオシロスコープで確認しましたがマニュアルの記述が意味不明なのでそのまま。

「GAIN」はいじってみましょう。

0.4V p-p はほぼ合っていました。

0.5V p-p です。

微調整しながら波形モニターを見ると波形が変化します。

何をいじれば波形がどう変化するか観察しました。こうなった方がいいのかな?

ところでマニュアルですが、頻繁に間違いや記入漏れがあって能率が悪いんです。特にこの配置図。

本文と照合して VR の番号違いと TP 名を書き込みました。

この調子じゃいつまでやっても終わらない恐れがあります。

この工程は日を改めて本番に掛かりますが今回も生出しの映像を確認しておきました。

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HL-79E 整備は次のステップの準備

2025-02-17 16:29:33 | Weblog

ENC ユニットの次は HEAD AMP と PRE AMP です。

これは変調度パターン、グレースケールチャート、ウインドウパターンが必要ですがもちろん本物は持ち合わせていません。

確か前に自前で作ったはずですが見つからなくて新規に印刷しました。

これはグレースケールです。ネットで色々調べて Illustrator で作成。

必要なチャートが揃いました。厳密な値ではないでしょうがこれで確認は出来るかも。

昔、カラーバーを真似て色紙を貼り合わせて作った人がいたとか。笑えませんが少しはマシでしょう。

ウインドウパターンは前に作った物が出てきました。アルミ板に角穴を開けて半透明の板を裏に貼ってあります。

これなら紙ベースより有利だと勝手に判断。

合い間に現状でどんな映像が出るか、確認。キャプチャしてフレームを書き出しました。

現状でも実用になる映像が出ています。

体勢は整ったので次回は HEAD AMP と PRE AMP の4項目に掛かります。

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HL-79E 整備は進んでいますが

2025-02-16 20:01:02 | Weblog

大変なことを考えたものです。

もっと簡単に進むと思ったんですがそうはいきません。専門外ですから。

でも足掛け四日掛かりでひとつ進みました。ENC ユニットです。

以下、その工定を Premiere から書き出したものです。

R,G,B BAR  Rch の電圧調整。規定は 0.525V 。

Gch のレベル調整。

Bch のレベル調整。

WHITE & BLACK BALANCE 調整。

TIE スイッチ OFF でキャリア漏洩を最小に。

TIE スイッチ OFF で云々。

I,Q 信号の直交。

基板にはスライドスイッチと VR 、TP がいくつもあります。

位相を合わせます。

これは何だっけ

何がなんだか頭が混乱しますがなんとか進めていきます。

波形モニターとベクトルスコープは画面を miniDV カメラで撮影します。これが面倒臭いんです。

悪戦苦闘の末、なんとかカラーバーがそれなりになりました。拡大するとボロが出ちゃいますが。

まあ何だかんだで工程はひとつ進みました。

これを Premiere で編集して語りを入れて仕上げたら MPEG で書き出して Shotcut で MP4 にエンコード、アップロードです。

ここでも書き出しを間違えてとんでもない容量のデータをつくっちゃったりして何度もやり直しました。

でもなんとか「Ikegami HL-79E 整備記録 5」のアップロード出来ました。

この調子だと整備完了はいつになるんでしょう。

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久しぶりの冬晴れで気分転換

2025-02-14 17:06:25 | Weblog

Ikegami HL-79E の整備は進めていますが足踏み状態です。

ENC ユニットのカラーバー調整がなかなか決まりません。

なんとか出来る限りやってまだ納得しませんがこの辺で妥協しないと先に進みません。

妥協の結果を静止画で記録しようとしたら作り直したアダプタがまだイマイチ。

桐の集成材を買ってきて改めてベースを作りました。

今度はバッチリ。広角端で画面一杯に捉えることができます。

SD カードに書き出しました。

波形モニターの画面です。

ベクトルスコープも。

根を詰めるのは精神衛生上よろしくありません。

鬼無里のお気に入りのあそこへ行ってきました。

雪は数十センチありましたが道路脇の除雪した雪山の上に乗って

本題はこれです。季節毎に写真を撮っているポイントです。

帰りはいつものように違う道です。

ここでコンビニのパンを食べましたが遠い雪山を眺めたら「!」。「あれは浅間山じゃないか?」

浅間山が盛んに水蒸気を上げていました。ここから見えるとは。案外地元の人は知らないかも。

冬の山道は怖いので下りましたがついでにあそこも見て行こうじゃないか。

これも惹かれる空間です。今まで何度もカメラを向けました。

久しぶりに冬晴れの風景を眺めて気分一新です。

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Ikegami HL-79E 整備は明るい見通し

2025-02-11 20:30:05 | Weblog

79E ですが、今日も取り組んでいます。

先を急ぐことはないんですが結論を急ぎちゃいました。

ENC ユニットの調整の様子を記録しようと考えて事前にやってみたら収拾がつきません。

ここは冷静に取り組まないといけません。一息ついて

マニュアルの調整手順を見たらちゃんと順序が書いてありました。

必要なページをコピーしました。オリジナルは痛めたくないので。

これが ENC ユニットです。

まだお見せする段階じゃないのでここまでにしておきますが調整は成功しました。

マニュアルの順序で進めれば難しいことはありません。

近日中に改めて調整の様子を記録して公開しましょう。

それと、今回わかった事があります。

各測定器の画面を撮影する miniDV カメラに関してです。

テープを入れた状態で電源を入れるとバッテリー消耗を防ぐためとテープ保護のため5分で切れちゃうんです。

これは余計な機能ですが切れない設定は出来ません。

対策としてはあらかじめ作業をしてから再現して記録するしかありませんね。

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Ikegami HL-79E 整備記録 4 をアップロード

2025-02-10 17:03:53 | Weblog

まごつきながら「整備記録 4 」を仕上げて YouTube にアップしました。

整備作業自体が大変なのにそれを映像で記録、別途撮影したオシロスコープ、波形モニター、ベクトルスコープの画面を重ねるんですから。

色々トラブルも出ます。miniDV テープがワカメになったり

このカメラも再三トラブル発生。

完成した動画からのカットです。冒頭は外の雪が降る様子。

今回の作業はマニュアルのフローに従って ENC ユニットです。

現状で入っているユニットは温存のため取り出します。

替わりに自作延長基板を挿して

スペアのユニットを挿入。

ここで脇道に逸れて TSG 200 のカラーバー信号を出して記録。SD なので重ねるには好都合です。

これは調整結果と比較するためです。

オシロスコープのプローブを TP 1 にセット。

ここからが本番です。79E のカラーバー信号を観察。とんでもない波形ですが壊れてはいません。

オシロスコープの設定はマニュアルの回路図にありました。セットを正しくして軽く調整。

マニュアルは必要なページを複製してあります。これも Premiere での編集に使います。

ENC ユニットの正面には調整用の VR がずらりと並んでいます。

ラストは庭の雪山に差したかわいい人形で表紙を閉じます。

晩酌の時間になりました。

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Ikegami HL-79E 整備は長期戦になりそう

2025-02-07 14:17:15 | Weblog

とんでもない事に首を突っ込んだものです。

ちっとも先に進みません。が、あきらめてはいませんぞ。

ストーブの灯油が終わりそうなので雪の状態を確認がてら隣の信濃町へ。

前から気になっている黒姫駅への通りで車を停めて。屋根の雪は怖くなります。

黒姫駅前です。そう、ここは小林一茶の故郷。

黒姫駅です。

冬はマイナス20℃も珍しくない所です。北海道と同じです。

誇線橋の出入り口ですが雪が降っているのが見えますか。

再び駅の前から。

駅のすぐ前のお店です。ガラス扉に昔の写真が貼ってありますが古いものは昭和24年。私が生まれた年です。

本題です。

ベクトルスコープの画面を撮影するアダプタですが、カメラ位置がちょっと近いので穴を加工。

不要の穴を木工ボンドで埋めましたが気に入りません。こだわる必要はないんですが。

先ほどホームセンターで改めて杉板を買ってきました。今度こそ穴位置をしっかり決めて作り直しです。

先日毎度のハードオフでバッテリーシネライトを買ってきました。

これは単3のニッケル水素電池が4本で4.8V。79E 整備を記録する際補助照明に使えそう。

上下方向が可変できませんが使えます。

HVR-Z5J の PHOTO 機能で撮ってみました。メインライトは電球色 LED の 60Wx2 です。

寄ってみました。いいじゃないですか。

ではこれから杉板の加工に掛かります。

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準備は着々と進めています

2025-02-06 13:21:40 | Weblog

HL-79E 整備の様子を記録するにはまだ早かったようです。

今日は準備の一環。波形モニターとベクトルスコープ、それとオシロスコープの画面を撮影する件。

画面を撮影するカメラの位置が決まりました。TSG 200 の信号で確認です。

フォトショットで捉えた波形モニターの画面です。レンズは広角端でサイズはベター。

ベクトルスコープも良好。

オシロスコープもカメラ取り付けステーを加工して位置が決まりました。

CAL 0.5Vp-p です。

前に試行錯誤した結果、 Premiere の ワイプ ドア(扉)を縦と横に使って窓枠を設定します。

画面の比率が 4:3 なら アイリス(正方形)で済むんですが。

窓枠のサイズはいいとして色はどうしましょう。

テレビみたいに派手な色は好きじゃないのでグレー系でしょうかねえ。

それにしても作業中に、つい先ほど使った工具が行方不明って、何なんでしょう。

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HL-79E 整備の能率を上げるために

2025-02-05 16:55:13 | Weblog

IKegami HL-79E 整備計画はなかなか進みません。

整備そのものもそうですが、それを映像で記録し編集するのは大変な労力です。

ということで対策を講じました。

79E は回転台に載せてありますが回転方向に不安定なので板を二重構造にして調整時はピンで固定するようにしました。

波形モニターとベクトルスコープは画面を撮影しますが miniDV カメラの位置が中途半端なので改良です。

外は寒いけどホームセンターで買ってきた杉板を丸鋸で切断。

仮り付けして固定穴の位置を決め、ゴム板を乗せます。これでベター。

板は反射防止のためセリアの書道液を塗ります。

書道液はじきに乾きます。さっそくフードと合体して取り付け。

DV カメラの位置を決めてフォトショットで撮影。波形モニターの画面です。

ベクトルスコープも。こちらはもうちょい前進させる必要がありますね。

ズームは手動ができないので無視、広角端です。

どちらも取り付け穴を長穴にして画面サイズを同じにしないと調整画面に重ねる際都合が悪いので追加工です。

次はオシロスコープです。

端材の帯鋼を加工しますが外は寒いぞ!

艶消しの黒を塗りたいけど寒くて缶スプレーから塗料が出てきません。

こうなればとりあえず書道液で塗っちゃえ。後でやりなおせばいいや。

オシロスコープはこんなフードを作ってあります。今までのステーは取り外し済み。

書道液を塗ったステーを取り付けました。位置関係は入念に確認してあります。

まあまあですね。

これもフォトショットで記念撮影。傾きはシムで調整しましょう。これも距離はもうちょい寄る必要があります。

手直しは必要ですがほぼ思い通りに出来ました。

これを映像で撮って本編に重ねる際は Premiere のワイプ機能を使って枠を付けますが試行錯誤中。

それにはみんな画面上同じサイズでないと具合が悪いんです。

ここで気付いたことがひとつ。

miniDV カメラの液晶モニターとファインダーは視野率が狭いので外部モニターで確認する必要があります。

これはうっかりミスでしたが取り付け穴をなんとかして位置が決まったらストッパーを追加します。


まあこの寒い中外で加工作業したけど見通しは明るいぞ!

窓の外は雪が舞っています。

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