夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79E 夜間に調整

2020-03-20 06:43:15 | Weblog
夜になるのを待ってグレースケール及びウインドウチャートの代用品の出番です。


これを撮像してPROC-1AのTP4(Gch)、つまりPRE AMPの出力レベルが0.4Vp-pになるようにレンズのIRISを調整。

マニュアルではここでストリーキングを調整しろとありますが、波形を見るとこのままで良さそうです。

シンクロスコープのレンジを1μS/DIVに切り替えてレベルを確認。


TP1(Rch)です。Gchと同じ0.4Vp-pにするんですが、

オーバーしています。

調整後です。


次はTP8(Bch)です。

低いぞ。

ここで調整して


0.4Vp-pにしました。


ここまでが夕べの作業です。これから次の項目に掛かります。
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HL-79E 少しわかってきたぞ

2020-03-19 14:13:31 | Weblog
PRE AMPの調整関係を改めてマニュアルから書き出してみました。この手順で進めれば何とかなるんじゃないかと毎度の甘い考えです。


この調整内容のうち、実際にグレースケールを撮像して云々について作業しやすいように趣味の工作です。
昨日買ってきた0.5mmx300mmx200mmのアルミ板を夕方から加工しました。

中央に10mmx10mmの窓とステーに取り付ける穴を開けました。

これは故障した波形/ベクトルスコープ付属のパネル取り付けステーです。

セリアのL金具を取り付けて三脚固定用に1/4"タップを立てました。

今日はカラッと晴れたのでアルミ板に外で下塗りです。

アルミは塗料の食い付きが悪いので下塗りが必要です。

艶消し黒で仕上げの塗装。


塗装が乾いたので組み立てです。こちら側は塗装の必要がありません。


ここにシネライトを取り付けました。


この穴は元からあったところにタップを立てました。


似たモノを前にも作りましたがパネルを大きくしてシネライトを下に変更しました。


こちら側から撮像します。


こうして使います。ライトを当てているのはグレースケール代用のスケッチブックの裏表紙です。


ボードに照明を当てて窓越しに写真を撮ってみました。


夜になったらこのシステムでPRE AMPの「注」の項目を調整できると思います。
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HL-79E 調整は無限ループ

2020-03-18 10:04:57 | Weblog
昨日はブログをお休みしましたが、先日光回線をOCN光からコミファ光に切り替えて、セットアップは後日というのが昨日でコミファの担当者が来て作業と説明があったからです。
私がインターネットを始めたのは1997年、まだ電話回線のアナログの時代からです。あの「ピーヒョロヒョロ ガー」が懐かしいですね。その後ADSLを経て光回線をフレッツ光→au光→OCN光と営業マンに振り回されて今回も営業の口車に乗ってコミファ光です。今回知りましたが長野県はau光が撤退してコミファ光が引き継いだそうです。ややこしい!

新型コロナウイルス騒動で落ち着きませんねえ。国会の予算委員会の閣僚の緊迫感のない態度と答弁を見ていると実は大したことはないんじゃないかと錯覚しちゃいますが、感染するかどうかはもう運次第。万一感染しても軽症で済むことを願うばかりです。
社会はそんな状況で、掛かりつけの医者にも「人混みへは行かないように」と言われていてなるべく家に居るようにしているのでカメラの調整を続けます。


何度も何度もやった項目ですがここから先に進みません。


PRE AMPのブロックダイアグラムです。CAL信号は回路校正用の基準信号だというのはなんとか理解しました。


PRE AMPはR,G,Bの撮像管とセットになっています。


そろそろ始めましょう。


Rchです。PROC-1AのTP1はPRE AMPからの入力です。


ブランキング期間を0VDCにするんですが、CAL信号の波形で判断すると仮定して進めます。

黄色の〇がOFF SETのVRです。

シンクロスコープをDCにして調整します。レンジを20mVにして拡大して調整します。


レンジを0.2Vに切り替えました。これでいいのかな。


Gchです。


0VDCに調整しました。


Bchも


合わせました。


続いてGchのみPROC-1AのTP4で0.4Vp-pに調整します。

赤〇がCAL VRです。

前にもやっているのでほとんど合っていましたが更に微調整。


ここから先が理解不足で毎度行き詰るので勉強することにして本日はこれにて散会。
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HL-79E これを調整してる場合じゃないけど

2020-03-16 15:19:11 | Weblog
YouTubeで国会の参議院予算委員会中継を市民側の立場でしっかり監視しています。
政権側もチャットを監視しているでしょうね。
まあ世界規模で今の状況です。新型コロナウイルス騒動がいつ終息するかは誰にもわからないんでしょうが、これをきっかけに社会構造と人類の針路は大きく変化する予感があります。
今までのように経済優先、発展神話はもう終わりでしょう。人間にとって本来は全く不要な物を大量生産し大量消費/廃棄する時代はもう沢山です。

それはそれとして、HL-79Eの調整はちっとも進みません。
予算委員会の質問に対する答弁に腹を立てながらひとつだけ進めました。調整作業で各基板ユニットを頻繁にマザーボードから抜いたり挿したりしますが、


抜くときに何回も指を切っています。

たいした怪我じゃありませんが生傷が絶えません。

小さなマイナスドライバーでこじっても抜けますがやりにくいのでこんな工具を作りました。


これならユニットを楽に抜くことが出来ます。


実際には上下にこの工具を差し込んで並行にユニットを抜きます。


ついでにもうひとつ。独自のウインドウチャート代用ユニットのフードを作りました。
材料はセリアの黒ボール紙です。


材料を無駄にしないようB4のままコの字に曲げて両面テープで貼り付けただけです。


こんな具合に使います。

後で気が付きました。これじゃあダメです。窓からの外光を防ぐつもりで考えたんですが外光を防がなきゃいけないのはボードの方です。
一体何を考えていたのか。

外は春のなごり雪です。今日の雪はスタッドレスでも滑りました。
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HL-79E 調整は試行錯誤

2020-03-15 10:18:51 | Weblog

ここでまごついています。

こうだろうと仮定して進めます。
R,G,Bのバランスはグレースケール代用のボードを撮像して調整済みということにしてCAL信号をON、PROC-1AのGchを確認します。

このTPはPRE AMPの出力そのものです。

前にPRE AMPのCAL VRで0.4Vp-pに調整済みなのでそのままです。


次にRchを確認。


微妙に低いのでPRE AMPのCALを調整。調整というより設定かな?


0.4Vp-pにしました。


Bchです。


これも微調整して


0.4Vp-pに設定しました。


ここまでの調整でどんな映像が出るか確認しました。窓からの自然光で、フィルターはC(5600K),1(100%) 調整途中なので参考程度ですが。

更に調整で追い込めば実用レベルになりそうです。
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HL-79E

2020-03-14 11:23:54 | Weblog
昨日のおさらいからです。確かにPROC-1Aの出力を0.5Vp-pにせよとあります。


どう考えてもPROC-2の入力は0.5Vp-pだろ。


ということにしてPROC-2のTP7,10,13が1.3Vp-pになるようにVR11,15,19を調整します。
TP7(Rch)です。


1.3Vp-pになりました。


TP10(Gch)は調整しても1.1Vp-p以上に上がりません。またしても問題発生です。


TP13(Bch)はややオーバーです。


VR19で調整して1.3Vp-pにしました。


TP10が低いのは何が原因か解析する必要があります。回路図を見ましょう。


VR15はここです。これをMaxに上げても1.3Vにならないんです。


わからないなりにブロックダイアグラムも見ました。Gchだけ経路が違います。


TP4,5,6が何か関係してるんじゃないかとシンクロスコープで当たってみました。

ユニットの図解にないけどTP4,5,6はこれでしょう。

TP4です。0.5Vp-p。


TP5は約0.36Vp-pです。

Gchは"flom KNEE APERT"って、何の事?

TP6はTP4とほぼ同じです。


ここで短気を起して闇雲にVRをいじると収拾がつかなくなります。作業はここまでにしてじっくりマニュアルの関連項目を追います。

 冷静に考えるとキャリブレーション信号で調整する内容と実際に撮像して調整する内容の区別が理解出来ていないようです。
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HL-79E 調整 ここも前に疑問が

2020-03-13 15:51:43 | Weblog
血圧の薬が切れたので掛かりつけの医院へ行ってきました。医院の入り口に消毒剤が置いてあって、これで手を消毒してマスクを着用してお入り下さいとのことです。ごもっとも。
そんなことで午前中は時間が半端になったので前からやろうと考えていた工作です。

1mmのジュラルミン(?)です。

Ikegami HL-59のマイクホルダーが欠品で前に作ったんですがマイク固定部を、曲げ加工が楽なように柔らかいアルミ板を使って強度が足りないので作り直しました。

塗装も済ませて完成。

どうでもいいけどこれが前に作った物です。


念のためカメラに装着。


このカメラは近いうちに使います。


午後からHL-79E調整の続きです。PROC-1Aですが、TP3,6,9で0.5Vp-pになるように調整となっています。

これが前に引っ掛かった部分です。
[MPUユニット前面 MEMスイッチ"OFF"] も調整後OFFにするのかOFFで調整するのかよくわかりません。

PRO-1Aの回路図を確認すると

TP3,6,9は最終段です。

次のユニットはPROC-2です。回路図を見るとR,G,Bの入力でPROC-1AのTP3,6,9からダイレクトに来ています。


PROC-2 の1.GAIN ①はTP1(TP2,3)でCALを0.4Vとなっています。

いったいどういうこと?

回路図の下にこんな図がありますがこれは0.5Vになっています。


このマニュアルは誤記と表記の抜けがあっちこっちにあるので信用できません。
考えてもわからないので当面PROC-1AのTP3,6,9を0.5Vp-pに調整してみることにしました。
TP3は0.5Vになりました。


TP6も調整


ところがTP9はレベルが高くて調整しても0.8Vより下がりません。


ここで頭の上に豆電球が点きました。TP9はBchのCALです。ならPRE AMPが絡んでいるんじゃないか?
BchのPRE AMPにあるCAL VRをちょっと回してみたらTP9のレベルが変わります。


0.5Vp-pになりました。


PRE AMPの調整をもう一度読み込む必要があります。また堂々巡りですが今までとは違う気がします。
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HL-79E 調整今度こそ

2020-03-12 11:35:27 | Weblog
前回は途中経過を端折ってしまいましたので改めてPROC-1Aユニットの調整を最初から。

この調整はざっと済ませました。

本題の調整に掛かります。何度もつまずいた項目です。


CAL ONで回路を校正してからグレースケール代用のクリップボードをセット。


今回は考えてオリジナルのセットです。シネライトと窓を開けたアルミ板を使います。

ウインドウチャートの考え方です。

これを撮像します。CAL OFFで位置関係とレンズのIRISを調整してGchの値が0.4Vp-pになるようにセット。
フィルターはプリセットの3000K、NDは100%。


Bchです。


RchのGAINを調整


Bchも0.4Vp-pに調整しました。

とりあえずここまでにして、最終的には適当なサンプルを撮像して微調整します。本職はお姉さんが花を持ってにっこりしている写真を使うようです。
以上、夕べのうちにやった内容です。

その合間にこれを作りました。

出掛けたついでに寄った「ムサシ」で1.25mmSQR 2芯のソフトケーブルを買ってきたので予備のカメラのPOWERケーブルの線を入れ替えました。今までのは0.5mmSQRで電圧降下が発生するのでいずれ改良しようと考えていたんです。被覆の外径が太いけどなんとかXLRコネクタに収まりました。
現役当時は機械のAC200V系を主にいじっていたのでDC12Vは甘く見てしまいます。ほんのわずかな抵抗でも電圧が降下するんですね。
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HL-79E 今日は順調に調整が、

2020-03-11 08:06:21 | Weblog
夜間作業です。
夕方、あらかじめ予習しておきました。手順を書いたメモが頼りです。


PRE AMPのGchはもうCAL信号で0.4Vp-pに調整済みです。これからPROC-1Aの調整に掛かります。
CAL信号を出してTP2にプローブを引っ掛けて


0.4Vp-pにVR1で0.4Vp-pに調整します。これはRchです。


TP5(Gch)をVR24で調整。


0.4Vp-pになりました。


TP8(Bch)です。


順調です。


ここでグレースケールチャート代用のボードを準備。


ハロゲン作業灯で照明。


PULSEをOFF、ボードの位置とレンズのIRISを調整してTP5の値を0.4Vp-pにします。

もっと工夫してきれいな波形にした方がいいのかな。

そのままTP2(Rch)をVR1で0.4Vp-pに調整。


これでいいかな。


TP8(Bch)です。


0.4Vp-pになりました。


ここまでやってからPROC-1Aはこの前の段階があることを忘れていたことに気が付きました。


やれやれ、一歩後退です。でもいいでしょう、ここまでやったのは練習ということにします。
ボードと照明も改良してやり直します。
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HL-79E 調整 マニュアルを読み込んで

2020-03-10 10:21:01 | Weblog
INSTRUCTION MANUALのPRE AMP系に関する調整方法と関連する回路図をじっくり読み込んで、やっと少し理解できました。
このところカメラ本体はこの状態のままです。


理解出来た内容をノートに書き出しました。


手順はこうです。独断で勘違いがあるかも知れませんが。


ひと目で手順を追えるようにマニュアルから密接に関連する項目をコピーして見開きにしましたがこれはわかりにくいんです。


PRE AMPとPROC-1Aの図も一枚にまとめてあります。


PRE AMPはGchのみCAL信号で0.4Vp-pに調整します。RchとBchはCAL調整不要です。そこが今まで理解できていなくて堂々巡りになっていました。


GchのCALレベルは何度も調整しました。


コピーしたマニュアルのPRE AMP調整手順です。ノートを見た方が楽です。


ここからPROC-1Aで調整します。


PROC-1Aの項目です。これもノート優先。


手順をノートに書く過程で見たPROC-1Aの入力段の回路図が理解する上で役に立ちました。

ふむふむ、なるほど。

ここから先はグレースケール(持ってないので代用品)を撮像してRchとBchのレベルを調整する必要がありますが、3000Kの照明を当ててフィルターを"A"(3000K),"1"(100%)にするには窓からの外光を暗幕で遮蔽するか夜を待つか、どうしようかな。
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