夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

テレシネの準備と業務用3管カメラの動作確認

2023-01-14 14:35:57 | Weblog

引き続きテレシネ専用機 GOKO TC-20 を整備してテレシネの準備です。

一番面倒な光軸を正確に合わせました。

高さは M6 のネジとナットで調整できるようにしてあります。

水平方向は TC-20 を移動して合わせます。

ついでに光学系のミラーもクリーニング。

レンズクリーナー液とクリーニングペーパーで慎重に作業。

ランプの明るさ調整 VR は針金による固定から変更。アルミの角パイプを加工して貼りつけ。

明るさはドライバーで調整します。これで調整後うっかりツマミに触れても大丈夫。

実際のテレシネは最初にこれでやって、次にテレシネ専用に改造した ELMO ST-800 でエリアルイメージでやってみます。

画面の安定性は映写機の方が良好ですがフィルムを傷めたら元も子もないのでこの順番です。

ここで思い付いて業務用カメラ Ikegami ITC-735A の動作確認も。

電源を入れたら画面が乱れて慌てましたがすぐに回復。サチコン独特の鮮明な映像が出ました。

先日は HL-83 が久しぶりに電源を入れたら調子が変になって慌てましたがこれはまだ当分大丈夫そうです。

今日はブログを2本アップしましたが今後もこれでいきます。

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ついに現れた評論家評論家

2023-01-14 10:02:33 | Weblog

「ついに現れた評論家評論家」。このフレーズを思いついたのは半世紀前。

どこかに仕舞い込んだか捨てたか、今はありませんが私が自主映画の短編を作ろうと書いたシナリオがありました。

そこでは現代社会を茶化したいくつかの要素を盛り込んでいました。

これはその中のひとつで、主人公が食堂で昼食を摂っている時にテレビのキャスターが語る設定です。

その時テレビでは三木首相が会見中で、そこにこのフレーズが字幕と共に出ます。

残念なことにあの映画は撮影途中で中断したままになっています。

当時も今と同じで、メディアの世界で様々な分野の評論家と称する人間がはびこっていました。

政治評論家、経済評論家、軍事評論家、芸術評論家、ありとあらゆる評論家たち。

一億総評論家なんていう表現もありました。

それを茶化してのフレーズ、評論家を評論する評論家は未だ登場していません。

一億総評論家という表現は死語になりましたが替わりに今は「有識者」という妙な連中が増殖しています。

「有識者」って、何者なんでしょう。自分なりに考えると有識者とは学識経験者のことかな。

定義上恐らく有識者ではない私はどんな存在なんでしょう。

― その他大勢村人たち ― なのかな。

このブログは主にカメラ道楽関連の、ハードに関する記事を書いてきましたがそれはそれとして

本当に言いたいことは別にあります。

お先真っ暗な状況にあって、今後は合間にその他大勢村人の立場で言いたい放題を書こうと考えています。

 

以上「ついに現れた評論家評論家」最初の記事でした。

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