” 青春とは、役に立たないことに対する情熱である " Jean Giono
これが私の座右の言葉。
今取り掛かっている Ikegami HL-79E の整備がまさにそれ、76歳にして青春真っ最中です。
1975年、自主映画作りに熱中したあの暑い夏から今年で50年。
あれは確かに「役に立たないことに対する情熱」でした。
今更時代遅れの放送用カメラを整備して何になるというのか、そう考えるのは自分の中の老人。
整備作業は進んでいます。素人がフェラーリを整備するようなものですが。
工房の中は頭の中同様足の踏み場もありません。
整備中の 79E です。
現役時代は工場の機械修理を担当していましたが、乾燥炉、電気炉、工作機械など産業用機械でした。
温度制御、モーター回路は得意の分野ですが電子回路は真空管まで。
オシロスコープを使う分野ではないので半導体回路は苦手なんですが。
中古で手に入れた3台目のオシロスコープです。数千円だったと思います。
ガラクタの中にあったダイオードガンプランビコン撮像管です。一本百万円だそうです。
R、Gはゲッタが飛んでいて使えません。
79E の内部に入っているユニットのスペアはこうして保管してあります。貴重品です。
ヤフオクで見つけては確保した 79E は4台だったと思いますが今は出品されなくなりました。
生き残ったのは2台ですがいいタイミングで手に入れたと思います。
先行きどうなるかわからない世相ですが今は79E整備に集中しましょう。
作業を録画しながら進めるのは思った以上に大変ですけど。
夕方になってなんとかアップロードに至りました。PULSE ユニットの確認と調整です。
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