「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」という映画を観に行ってきました
実話に基づいたお話でした。
ストーリーは・・
病気のため、体を動かすことが出来ない、鹿野さんという30代の男性が主人公です。
入院せず、自宅で暮らしているのですが、当然1人では生活出来ないため、
ボランティアのみなさんが交代で、鹿野さんの生活の手伝いをしてくれています。
買い物に行ったり、体を洗ってあげたりと、
まるで看護師さんのように。
でも、鹿野さんの病状が少しずつ悪くなっていきます。
体が不自由な鹿野さんは、口が達者で、しゃべることが生きがいみたいな感じもあるのに、
声が出せなくなりそうになります。
でも、それを案じたボランティアのみなさんの力によって、奇跡が起こります
お医者さんもびっくりです
といった映画でした。
この映画は、涙するくらい感動する作品ではありません。
鹿野さんはともかく、お医者さんの言うことを聞かないんですよ。
自分は生きるんだ
入院生活なんかしたくない
自宅で生活するんだ
という強い意思と、まわりの人を動かす程の、人間的魅力が見所です。
鹿野さんが、特殊な人だったというわけではないと思います。
でも、当初はもっと短命だと宣告されていたのに、生き続けました。
正に、
人は誰でも、無限の可能性を持っている
ということを目の当たりにした物語でした