脳と他人の関係

引き続き、茂木健一郎さんの著書「脳が変わる生き方」からなのですが、

現在の研究においては、人間の脳は、我々が思っている以上に、
利他的にできているということが分かっているそうです

脳の中では、うれしいこと、生きる上で役に立つことが、
ドーパミンという報酬物質の形で表現されます。

この物質がどれくらい出るかによって、
その人にとってのうれしさの度合いが分かるそうです

そしてこのドーパミンは、他人のために何かをしている時にも分泌されるそうなんです


他人のために何かをするという働きは、もともと脳の中にあるわけですし、
人から感謝された上に、自分にも喜びがわくのですから、
他人のために何かをするって、とってもいいことなんですね

感動すると脳が変化する

最近、茂木健一郎さんの脳科学の本を読んでいるのですが

その中で、感動することと脳の関係についても書かれていました。


感動することは・・

可能無限を引き出して、自分の脳の働きを変える１番いい方法なのだそうです

（可能無限とは・・神様にしか扱えない「実無限」とは違い、人間にも扱える世界で、
例えば１、２、３と数えていって、どんなに大きな数になっても必ず次があるということ）


何に感動したかで、その人の人生が決まるとも言えるほどなんですって


これによると・・

感動する→脳の中のドーパミンやセロトニンなどの化学物質が、ザワザワザワーっと、脳の中の１千億の神経細胞の間を走り回っているような状態

になって、その時、われわれの脳は変化するんですって

加えて、

感動するということ→自分がよろめいて、揺るがされているということ

涙が出る→処理できないくらい多量の情報を脳が受け取って、オーバーフローすることなので、どうしようもないことを、なんとか処理しようとしている結果

だそうです。


なので、

感動するような話を見聞きした時に、冷めた反応をする人はダメだそうです

茂木さんの観察からすると、そういう人は、自分の中に何かとても弱いものがあったり、
あるいは、自分を守ろうとしている人が多いそうです

強い人ほど表面は柔らかく、揺れ動くことができるので、
そういう人の方が自分を変えるきっかけがあるので、得をするんですって

もめ事を避ける方法

斎藤一人さんの著書「千年たってもいい話」の中に、こんなお話がありました

人と、もめ事が起こりそうになった時に

「私が正しいんです。」

と言ってしまっては、ケンカになってしまうので、言ってはいけないそうです


その代わりに、

「自分は少し変わってますから。私、変ですから、
こういう考えもあるけど気にしないで下さい。」

と言うんですって。
そうすると、反感を買わずにすむそうです


また、人の意見に同感出来ない時も、

「それは違うよ。」

とは言わずに、

「うん、わかるよ。」

と言ってから、自分の意見を言うと、
自分は賛同はしていないけれど、あなたの話も理解出来るよということになるので、
これまた相手から反感を買わずにすみますね


精神論とは、ケンカをしない、敵を作らないということなんだそうですよ

日経達人塾

今日は、日経達人塾というセミナーに行ってきました

３部構成になっていて、

第１部は優木まおみさん、第２部はデーブ・スペクターさんのお話がメインでした


そして第３部は、東レ経営研究所の佐々木さんという方のお話だったのですが、
私は、この方のお話が１番興味深かったです

内容は・・・

ご自身のお仕事と、ご家族（自閉症の息子さんや、うつ病の奥様）のお話でした。


沢山いいお話があったのですが、中でも印象に残ったのが、

「働く君に送る２５の言葉」の１つで、

「君は人生の主人公だ　何ものにもその座を譲ってはならない」

というものでした


これって、ず～っと前にご紹介しましたが、
美輪さまの著書「乙女の教室」の中の

「あなたの人生のヒロインになりましょう」

と同じですよね


人生はドラマですから、
私の人生というストーリーに必要な、
衣装、メイク、インテリア、そして登場人物たちを、自分で選ぶんです。

そうすると、自分の思い通りに人生が動き出すというものです


このお話に限らず、今までの経験上、この人いいなって思う方は、
結構、同じようなことをおっしゃっていることが多いです

だから、私はそれを実践してみるんです。
だって、もっと上に登りたいですもん