大雑把な日常

日常のあれこれ。

愛すべき娘たち

2013-03-25 | よんだ

お友達に借していただいた。

『ダヴィンチ』の「よしながふみ特集」で

この作品が特に読みたかったので、

嬉しかった。

よんだ。

すごい。

地肌を逆なでされたようなゾワリとする読み物だった。

人間のうちのうちの汚いところまで丁寧に描いていながら

別にそんなのはね、ふつうのことです

それがどうかしましたか

と、あっさり言ってのけられたかのような

小ざっぱり感があります。

どろりとした欲までも人間の一部として、風通し良くそこにある。

この表現力。

タダものではない。

読み終わって、ふええと放心して、

巻末を見たら、

2003年初版発行 2013年第20刷発行

とあった。

じわりじわりとずっと再版かかっているんですね。

…うん、印刷業界のことは全然わかんないけど、

なんとなくそんな気がしただけですの。

手元に置いておきたいもの。

買おう。

コメント
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