親不孝のはなし

妹から
こんな面白い話あるよ
というテンションで
両親がいまだに
わたしの離婚に心を痛めているのを知りました。

ひとそれぞれの考え方があって
わたしたちは親子でとても幸せな選択をした
と強く生きているつもりでしたが、
親の立場として考えると
子どもの成長を見守って
こころ穏やかに平穏に暮らしたいはずだと思うのに
年老いてもなお
子どものことでシンドイ思いをしているのだ
そしてそれはわたしのせいだ
と思うと
なんか
涙が止まらず
帰り道オンオン泣きながら
返ってきました。
本当にオンオン泣きすぎて
こけて座り込んで
さらに泣き続けている母を見て
娘はどんな気持ちだったろうと
これまた迷惑をかけてしまいました。

立ち直ること
に関しては
もうだいぶ正常な状態だと
少し思ってたんですが
まだまだでした。
柔らかい芝生くらいの立ち直り。
そこを土足で妹に入ってこられた気がして
一瞬、絶交を考えましたが
いや
両親が元気なうちにもっと親孝行しろということだ
それを教えてくれてありがたい
と変換することにしました。

娘は
こんなとき頼もしく
「メールで（妹に）注意したよ！」
と
言ってわたしを励ましてきたのでした。
全ての人間に感謝せよ
ということだな。