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横浜市 陳健一麻婆豆腐店 四川名菜Aセット(麻婆豆腐中辛、担々麺)

2019年03月16日 | 神奈川県 グルメ
16年ぶりの引っ越しか?

とにかく、捨て捲る。

痩せたので、規格外のスーツは10着近く捨てた。

礼服も2着捨てた。

ジャケットやパンツもデブ時代のものは、すべてゴミ箱行き。

VHSビデオもすべて捨てた。

DVDプレーヤー、レーザーディスクプレーヤーもリサイクル。

革ジャン、レーダーダウン、レザーコートもリサイクル!

書籍類、書類関連も焼却。

靴も4足ほど捨てた。

リーガルの凄く良い靴があったが、履けない!ソールがカチカチで割れた!

リペアしなくてもよい!捨てる!

残ったのは、冷蔵庫と洗濯機、テレビが2台。

なんでテレビが2台あるの?









麻婆豆腐なんて、どこも同じでしょう。

でも、この店は人気があるのですよ。





セットメニューにしましょうか。





それとも単品担々麺。



やはり、セットで麺も麻婆も味わえるのがいいでしょう。



選んだのは、マーボー豆腐と坦々麺のセット1500円です。





麻婆豆腐は中辛です。





スープ、ご飯はお替り自由です。



今回は坦々麺を選びましたが、スーラータンメン、醤油ラーメンも選べます。









刺激が無いと、やはり人生面白くない。

だが、刺激を受け続けるとストレスになる。

怠惰な日常に織り込まれる刺激は、快感かもしれない。

その刺激は、ある時は恋愛かもしれない。

ギャンブルかもしれない。

だが恋愛は時に不倫に走らせ、ギャンブルは借金を生み、

更に違法ドラッグなどへ走る輩もいる。

刺激を快感と感じたら、ヒトは間違った方向へ走ってしまう危険もある。

ならば、正攻法な刺激とはなんであろうか?






はなたれで食事をした後、ランドマークプラザ内を歩き回る。

すると、みらい横丁なるものを発見。

横丁か・・・面白い。

横丁と言うと、飲んだくれのオヤジなどが集まる場所を想像するが、

ここは横浜ランドマーク、名が示すようにお洒落な未来的な横丁かもしれない。

私は横丁を歩いてみた。

当然の事ながら、飲食店が中心である。

そして、昼飲みオッケーな店が多い。

この日は、当然の事ながら車で来ている。

お酒はご法度である。

それにしても、世界のビール博物館、焼き鳥、餃子専門店などがある。

その様な店で、昼間から呑めるあなた方、とても羨ましい。

恐らく、ご近所であろう。

この場所から電車やバス、タクシーなどで気楽に帰ることが出来るのであろう。

あなたたちは浜っ子であろう。

浜っ子と書いたが、これも時代遅れな表現方法であろうか?

まあ、私が横浜の雰囲気を感じながら呑むとすれば、崎陽軒のシウマイ、

特製シウマイをつまみに、自宅で呑むことであろう。

みらい横丁で何かを食べようと思ったが、フィーリングに合う店が無く、

ランドマークプラザ内に戻る。









陳健一の麻婆豆腐か・・・

随分前の事になるが、横浜の馬車道にある周 富輝の店に行ったことを思い出した。

当時、周兄弟はメディアに出ずっぱりな時代のころであった。

店の表にも中にも、ご本人の姿がデカデカと貼られていた。

注文したのは麺とふかひれ餃子。

正直、旨く無かった。

不味くは無いが、この程度?こんなもの?と思った。

そして本人も、店の中でず~っと携帯電話で話をしている。

何をしているのか?

私は残ったスープに、お冷のジャスミン茶を全部入れて店を出た。

それ以来、有名人の店とか味よりも修行先の達人の写真を出している店は、

敬遠するようになった。

だが、目の前の店、陳健一麻婆豆腐店は、行列が出来ている。

この日は日曜日、その影響だろう。

しかし、行列のある店と無い店がハッキリしている。

この行列を信じて、食べてみますか。

私は最後尾に並んだ。







店の外に、メニューが出ていたので、それを見てみる。

ランチメニューは、麻婆豆腐に麺が付いたものもある。

それほど待たずに、店の中に案内される。

基本、カウンター席は存在せず、テーブル席のみになる。

着席すると、すでに目の前にはトレーの様なものが置いてある。

蘊蓄の書いてある、黄色いペーパーは無視。w

メニューを見て、注文を決める。

私は、麻婆豆腐と坦々麺のセットにした。

麺はスーラータンメン、醤油ラーメンと他にも選択肢はある。

価格は税込みで1500円。

ライスとスープがお替りが自由だと言う。

このお替り自由サービス、ある意味歓迎されるべきサービスであるが、私の様に食べ歩きをするものとしては、

お替りしなきゃ損!的意味合いもあり、お替りによって、腹の隙間が少なくなり連食出来ない。

そんな弊害もある。

やがて、料理が登場する。

記念撮影をし、いただきま~す!













麺は後から登場すると言う事で、まずは麻婆豆腐から行くか。

見た目はオイリーで、山椒の香りがプンプンする。

では一口、ぷぷぷ・・・!激熱!!!

凄く、豆腐が熱い。

アツアツなのは、覚悟をしていたがこれ程熱いか?

舌を焼き、焦がしそうな厚さである。

陳健一の麻婆豆腐の極意として、豆腐を茹でると言うのを、昔テレビで見た。

アツアツの豆腐に、アツアツの餡。

水を口に含むと、フーフーしながら麻婆豆腐を口に入れる。

うほ!まだ熱いな。

麻婆豆腐は中辛で注文したが、辛さに関しては、程よい辛さ。

まず口に入れて感じるのは、山椒の香りと刺激が鼻と口に溢れかえる。

今まで食べて来た麻婆豆腐は、辛さが先に来るか、挽肉の旨みが来たが、

この店の場合は、アレンジされているであろう山椒中心の香辛料の味と香り。

またそれが、何ともスペシャルな感じで、大人の麻婆を感じさせる。

中国山椒の極意、片鱗を見た気がします。

今まで、麻婆豆腐は辛味だと思っていました。

違うのです。

辛味を感じる前に、痺れと香りを感じて欲しい。

麻婆豆腐は痺れと香り。

これは間違いない!


では、私が食べて来た今までの麻婆はなんなのか?となる。

誤解を恐れずに言えば、中国から日本に来たら、随分丸くなったね。

それが答えか?

勿論、今までのも美味いには美味い。

カレーに例えれば、家庭と専門店か?

ライスを口に運ぶ。

真っ白に輝くまさしく、銀シャリ。

ツヤツヤの米は美味そうだ。

そして、確かに米も美味い。

スープは、特にお替りする必然性を感じない。

漬物は搾菜か。

やがて麺が来る。

スープを啜ると、割とイケる。

麺は加水率が低く、割とアルデンテな感じ。

この麺であれば、ラヲタも文句は言わないであろう。






それにしても、汗が出る。

辛くは無い。

山椒の刺激に、身体が辛さと思い、発汗を促す。

これ、中辛だぜ!

だが、頭のてっぺんから汗が出てくる。

私のテーブルの周辺は、カップル?夫婦か?愛人同伴か?w

その様な方々に囲まれながら、私は汗を拭い続ける。

勿論、持参のハンドタオルで汗を拭く。

は~毎度の事ながら、刺激系に付き纏うこの発汗、なんとかならんか?

それとも、更年期のお年頃だから、その影響もあるか?w

それでも、ライスはお替りをし、すべて完食。

担々麺は、スープもほぼ飲み干す。

少なくとも、麻婆豆腐に関しては、美味しいと思います。

担々麺も満足出来た。

今後、陳健一の看板を見つけたら、刺激を求め入る事でしょう。w








そして帰路、小田原で舌を冷やしました。w



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