48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

頭の中にフィードバックの回路を作る練習なのだ(空手編)

2016年02月14日 01時12分18秒 | 空手
2月13日 空手の練習日

朝だ、雨が降っている。朝だ雨だ・・・という古典的なギャグにはならなかった。朝は少しばかり晴れてました。
起きてから急いで洗濯をし、家中に掃除機をかけ、床を全部雑巾がけし、トイレ掃除をして、朝食後の洗い物を全部して、本日の家事タイムは終了。
・・・ってうちの嫁さんは専業主婦です!何で俺がやらんとあかんのやあ!

9時過ぎに南部公民館に入り、本日の借りてる第3教室を掃除。大教室ではないので狭いです。大教室は市の催し物に借りられてますので、私ども日新会はあぶれました。
9時前にK井さんが来られました。木曜日は夜勤で欠席でしたが、本日は出席してくださいました。ありがとう!
「でも昼から仕事が入ったんで、11時には上がらないといけないんです。良いでしょうか?」
いえいえ1時間でも来て下さったのはありがたいです!この熱心さは脱帽します。
いつもなら、道訓~挨拶~柔軟~基本技という順序で、全てを1時間で行い、残りを一般部初級練習に突入します。が本日はK井さんが1時間しか練習できないので、基礎はとばして最初から初級練習を行いました。
まずは体を温めるために、空蹴りから。前蹴り左右50本。廻し蹴りはIYO師匠直伝の、4回目だけ蹴りを入れる廻し蹴り練習から、最終的には左右100回を行う。
もう一つ全身運動の「ブロックしてからのカウンターのワンツー」を100回行い、汗だくになりました。
ここでN村姉妹の一番下の妹が到着。お姉ちゃん達は陸上とバスケの用事があるらしいのだ。複数競技をされてるのか、凄いなあ。

「ブロックしてからのワンツー」の延長線で、ローキックのやり方・ブロックの仕方の基本をやりました。
K井さんはローをカットした時に、カットで出した足ごと横に持ってかれるそうです。
やって頂くと、カットのために足を上げるのですが、方向が真ん前にあげております。
「斜め前45度くらいにあげるといいですよ」
相手のローに合わせて斜め45度に出す練習。ローを蹴るほうは、以前尾復習で・・・

①軸足を曲げる
②脛で蹴る
③膝上10センチくらいが的
④蹴っと時、足のつま先は相手の肩先の方向に向いてる事

他にもありますが、以上4項目の大きな注意点を意識してやってみました。
止まってる相手に打つ練習・サイドに飛んで移動稽古・ミット打ちと、様々なバリエーションの練習をしました。
これは私にも言えることなのですが、あることを意識すると、別の事がおろそかになる・・・というのが現状でして(笑)。
「今回は軸足を曲げることを意識して」
と言うと、足の指先が肩を向かなくなる(笑)。複数の指示を同時に行うのは至難の業であり、反復練習しかありませぬ。
この時点でK井さんはお仕事へ。

さて残りはどうしよう?N三姉妹の一番小さい妹でも、運動神経は抜群なので、そのままローキックの練習を続行。この子は低学年ながら、大人の練習にも十分対応してついてきております。

ここで約束組手。妹さんはローで私を攻撃。私はカットやブロックで防御し、ステップを使って逃げてみました。この状態だと単発のローはほとんど防御されてしまいます。
「当たんないよね。どうしたらいい?」
フェイントをかけるとかいろいろな方法があると思いますが、他のものと組み合わせて、コンビネーションの一つとしてやってみました。
「ワン・ツーからローキック」
私が空手を始めて7か月後の本部道場で、I貝先生が最初に教えてくださった、ローのコンビネーションです。基本中の基本。
これを空蹴り・移動稽古・ミット打ちと何度か繰り返して体に染み込ませる。

もうちょっと時間が余ったので、
「次はダブルのローをやってみよう」
これまたI貝先生に教えていただいたコンビネーション。一発目にローを打った後、返してすぐにもう一度打つ。一発目は防げても二発目は防げない。これでM先生に何度太腿を破壊されたことか(笑)。
これも空蹴り・移動・ミットと繰り返した。このコンビは二発目が難しいんですよね。不安定になった状態から蹴ることが多くなる。

さてNさんお母さんにも説明したのですが、本日は妹さんとマンツーマンだったので、徹底的に
「自分の欠点・問題点を洗い出し、それを次の練習で修正していく(フィードバックする)」
という手法を取りました。
移動稽古をやるたびに、
「今回は打ち終わった後のガードが出来てなかったねえ。足の先も肩を向いていない時があったね。次はそこを考えてやってみよう」
と修正点を明らかにして、フィードバックする手法です。ビジネスの世界のコーチングの技術や、スポーツの技術指導でもよく使われております。
昔むかしその昔、前の流派の三河本部道場で、I貝先生にほぼマンツーマンで3年間教わった時に、その手法に近い方法で教えていただきました。
現在では、柔道のI瀬先生が、同じ手法でコーチをしてくださいます。
この方法は生徒に弱点・修正点を教えて考えさせるので、非常に効果があると言われております。
あっ、私の場合はもともと頭が悪くどんくさいので、空手のI貝先生、柔道のI瀬先生に苦労をおかけしております(笑)。
ただしこの方法は、マンツーマンもしくはマンツーマンに近い少人数でないと出来ない。
妹さんは、一つ一つに私に問いかけられて、びっくりしたと思われます。多分こんなの初めてだと思う。でもこの手法は何度も繰り返して癖をつけておけば、他のスポーツでも非常に役に立つ方法です。
「欠点・弱点を指摘されるor自分で見つける→次回に修正する、修整する方向性を考える」
このフィードバック回路・機能を小さい時から繰り返して頭の中に作っておけば、将来絶対に役に立つ・・・と私の母校の大学教授が講義で言っておりました。
すいません、受け売りでした(笑)。
以前お世話になった空手のI貝先生、現在お世話になっております柔道のI瀬先生は、(専門の教育を受けたことは無いと思いますが)コーチングの技術は天性のものがあると思います。私にはコーチングの技術はないので、母校のカリキュラムや先生方から受けた経験を思い出して、真似をしております。
全ては真似から始まるのだ。

Nさん妹からいただきましたバレンタインクッキー&レモン(自家製)です。嬉しいなあ!

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コメント (8)
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