48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

やはり我が師は鉄人であった(柔道編)

2016年02月25日 00時26分23秒 | 柔道の練習日記
2月23日 やはり我が師は鉄人であった

先日乱取りで怪我をさせてしまい、凹んでおったのですが、それから三日経ってもまだ凹んでおります。とりあえず会社が終わった後、残業を投げ捨てて車をぶっ飛ばして、稽古場に駆け付けました。
H坂中学体育館の靴箱には、怪我をされた先生の靴があった・・・って事は、本日来ておられる。急いで武道場に走り込んで怪我をされた先生・・・私の師匠でもある御大K谷先生に、
「先生!状態はどうでしょうか?」
と慌てて聞く。
「おお!T岡さん。大した事無いよ。しばらく休んでればいいみたい」
とニコニコ顔で言う師匠の腕は、肩からベルトで吊られておりました。ひあああ~。私の顔真っ青。
「せっ!先生!まさか骨折!」
「違う違う。筋を痛めただけ。太い筋ではなく細い筋らしいから、手や指は動くよ。1か月くらいはかかるみたい・・・あんた、そんな顔しなさんな。こんな怪我は昔からよくやってたんだから」
ここからは理論家の先生らしく、科学的にその時の状況を分析しておられました。
先生が大外を私に掛けようとする → 私は耐える → 釣り手で私を押し込む → 肘の筋を痛める・・・もっと詳しく書きますと、
私は耐えようとして体を前に出す、そこへ押し込もうとして釣り手がカウンターの要領でぶつかって事故。私の胸と先生の腕が正面衝突。
この時のぶつかった衝撃の大きさは、家で柔道着を抜いてわかりました。私の喉の下あたりが、内出血を起こして青タンが出来ておりましたから。
上記では「押し込む」と記しましたが、実際は打撃に近いです。襟を持ったままの釣り手ラリアットかアックスボンバーに近いと思います(←オールドプロレスファンしかわからんネタです)。
すいません、ラリアット云々は先生が言われたのではなく、私のアレンジ(笑)。
「息子から電話で言われたんだけど、『まあ大した事無いね』ってね。わはははは!」
先生、多少は気が楽になりましたが、当事者の私は笑えませんです。

色々師匠と話をしていて練習に入るのが遅れました。寝技乱取りから立ち技乱取りに入りましたが、本日も参加者が少なくて(泣)、大人の参加はY崎先生・T下先生・N野先生と私の4名、西尾市最強中学生T君、小学生の延長組4名ほどでした。
お母様からお聞きしたのですが、T君は現在試験中なのですが練習に来ております(驚)。大物です、肝っ玉座っております。

乱取りの最中に、柔道場に居る全てのメンバーの目をくぎ付けにする光景が・・・。
柔道場の隅で、負傷されたK谷師匠(70歳代)が、7~8キロあるダンベルを負傷されてないほうの手に持ち、筋トレをしておりました。
「・・・・」
「・・・・」
「・・・・」
先生方・PTAのお母様方全員目が点。
それが終わると、足に重しとしてダンベルを置き、延々と腹筋を始めた。
「・・・・」
「・・・・」
「・・・・」
見ている人は皆唖然としております。私の乱取りの相手をして下さってるY崎先生は手を休めて、
鉄人・・・」
と、ボソリと言っておられた。
怪我をしても尚、練習をする。この人には敵いません。

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コメント (4)
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