48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

伊勢湾一周ラン 松阪の女子高生に遠慮して凍えた

2018年02月06日 08時25分22秒 | 伊勢湾一周ラン
2月4日 伊勢湾一周ラン 松阪は寒かった
三重県に行く用事があったので、伊勢湾一周の続きをしてみました。本日は松阪市内を走る予定です。
前回は松阪の手前の松ヶ崎のアピタまで南下しましたので、今日はそこから出発です。
アピタで軽く昼食を摂り、近鉄と国道42号線を越えて「伊勢街道」に入ります。写真は近鉄名古屋線です。
今までは伊勢街道を無視して、海岸線や工場地帯の景色を見ながら走ってきました。これからは伊勢までは旧街道に沿って走る予定です。古い格子のある家や農家の旧家が多いので、走ってて気持ちが良いです。
ここら辺は江戸時代は旧藤堂藩と幕府の天領が入り混じってたところで、気候も温暖なので農民もそれなりに豊かだった・・・と小学校の時に「三重県の歴史」で習いました(笑)。
「豊かである」という事は、神社仏閣が多いのだ。ちょっと走るとすぐにあります。「古川水神」で調べたけど、詳しい事はわからずじまい。
この伊勢街道は民家で風がさえぎられて、気温は低いけど走りやすかった。
松阪中心部から街道を外れ、遠くに見える公園目指していきます。そこには巨大な石垣がある。松阪城跡です。
「うおっしゃあ!石垣登ってやるぜい!」
と言って登ろうとしたが、はたと気が付いた。
こんな事してるのって中学生やん。
はからずしも精神年齢が中学生と同じだったことに気が付き、慌てて降りた。誰もいないからいいものの、傍から見たらアホそのものである。
確か大阪城の石垣も、中学生の頃に登って怒られた記憶が・・・あれから全然進歩が無いという事なのか?
バカは高い所に登りたがる。
搦手門の石畳を全力で駆け上がって天守跡に行き、そこで休憩をする。さすがに風が強くてブルブル震えてました。
何人かの観光客がおりますが、パンフや歴史の本などを片手に見学してる上品な御婦人さんが多い。歴史愛好家のグループらしい。先生と呼ばれる大学教授風の形を中心に、説明を聞いてメモを取られております。
うーむ、文化サークルとはこういう雰囲気なのか。
「脳ミソが筋肉」と言われている私とはえらい違いである。
そんな中を「ひいはあひいはあ」言いながら坂を駆け上る汗だらけのおっさんは、場違いなのだ(笑)。邪魔したら悪いので、早々に退散する。
門を下ると、そこには「御城番屋敷」という長屋がずらり。説明を読むと、蜂須賀衆がここに住んでおり、いざという時にお城に駆け付けたという。今でいう殿様直属の近衛師団なのだろうか。
駅前近くから再び伊勢街道に入り、市内を南下する。市中心部の伊勢街道は、着物屋・和菓子・漬物屋などがあるので、走ってて面白い。追い風なのであまり寒くない・・・という事は帰りは向かい風。帰りはどうしよう。
よくわからないが「願いことが叶う桜」だそうである。100円玉を桜の根元に賽銭のように置いて、柏手を打って願掛けをした。
勿論願い事は、「世界征服」である(笑)。世界征服したいなあ。

住宅地に入り、ポテポテとゆっくり走る。ホントに「ポテポテ」という感じのLSDである。近鉄の「東松坂駅」近くまで来たので、計画通り折り返そうとしたのですが・・・帰りは向かい風で、100m走っただけで手足の感覚が無くなった。市内の温度掲示板は「3℃」である。
「あかん!向かい風で7キロはキツイ。電車で帰ろう」
と軟弱そのものの転進である。旧日本海軍の小沢艦隊ではないかー!(←皆知らんやろ)
とりあえずはもう少し足を延ばして、松阪市のはずれにある近鉄櫛田駅まで走ってみよう。
その途中で見つけた「小津安二郎記念館」である。入ってみたいが時間が無かったのでパス。ああ残念。
近鉄かと思ったら電化されてない。JR参宮線です。近鉄の場合、伊勢線も伊勢志摩方面に行く特急がひっきりなしに通るのですが、参宮線はほとんど本数が無いらしい。
という間に、近鉄櫛田駅に到着した。各停を待ってる間色んな特急が目の前を走って行く。写真は「芋虫特急」です。
ホームで待ってる間も、容赦なく風が吹き付け体温を奪っていく。
実は暖房の効いた待合室があるのですが、下校の女子高生たちがいっぱいで、オジサンは気後れして入れません。
「寒いので入りたいけど、入ったら居心地悪いやろなあ」
「入ったら、『何?このおじさん』って目で見られるだろうな」
「変態と思われたらどうしよう」
「でも寒くて死にそう。汗が冷える!」
そう、このオヤジは気が強くて気が小さい男。女子高生がうじゃうじゃいる部屋に、おっさん一人入る勇気はない。ああ寒い我慢我慢。
20分後電車が来て、ようやく温まる事が出来ました。
近鉄松ヶ崎駅で降りてアピタの車に戻り、暖房を全開にして着替えてから、アピタの1階でうどんを食ってようやく生還しました。はあああ、生き返った~。
市内を迂回する23号線バイパスを使って帰りましたが、途中の道の駅で買い物。
「三重大学農学部」のコーナーがあり、いろんな食品を販売してましたが、私の一押しはこれ(笑)。
本日の反省点。
行きが追い風・帰りは向かい風というのは、この気温では無理。車を風下の斎宮方面に置いて、電車で風上の起点に行き、そこから追い風で走るという計画にすべきでした。
今回追い風で走ってる間は良かったけど、帰りの電車を待つ20分間が地獄でした。
走った距離は13キロ。松阪城見学などで時間が取られたので、2時間10分かかってしまった。
次回は松阪東部の近鉄櫛田駅を起点に、伊勢市中心部まで20キロを走ります。もう少し暖かくなってからね。

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