48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

相手の裏の裏をかく柔道

2018年02月22日 05時42分25秒 | 柔道の練習日記
2月20日 相手の裏の裏をかく柔道

土曜日に「先生の撒き餌に引っ掛かって投げられる私」という状態で、I瀬先生に投げられっぱなしであったのだが、本日火曜日はリベンジの日である。
「相手の撒き餌に飛びつかない。投げられずに返す」
という事を目標に(笑)、風呂に入りながらずっと考えてました。
詳しくは前々回の日記をお読みください。

私は右組み、先生は左組みの喧嘩四つである。
ガッチリ組まれて内股に来た時、そのままの位置で腰を落として耐えようとする。がこの時に小外に変化され、私の右足は刈られてすっ転がされてしまうのだ。
右足を刈られないようにするには、どないしたらええんじゃあ~。
内股に来た時に、腰を落としながら右足を引いて位置を変えてみたらどうだろう?
頭の中でシュミレーションしてみる。
喧嘩四つの状態で、大内か大外狙いの私の右足は、前に出てることが多いので刈られやすいと思う。右足を引いたら小外も掛けにくい。ただし右足を引いた状態では、耐えながら返し技で後ろに転がすのは、難しいだろうなあ・・・云々。
と考えるのは凄く良い事ではあるが、長く考えすぎて風呂の中で「オェ!」となってしまった。

リベンジの日が来た(笑)。
本日は試験期間で高校生はゼロ、中学生も少ない。少ないと言いながら数名来ているのは何故だ?お前ら試験を諦めたのか(笑)。
一般部参加は、少年部からの指導の続きで数名の先生。一般部からの参加のI瀬先生・N野先生・私でした。全部でも15名いかない、今日は少ない。
寝技乱取りで中学生相手に3本。隣の市から出稽古に来た中学生(偉い!)は、パワーとスピードが素晴らしくて、ヒヤッとさせられる場面が何度もありました。終わった後に褒めると、いがぐり頭を掻きながら、はにかんでる姿が可愛いなあ。

中学生を2本ほど立ち技乱取り後、I瀬先生に相手をしていただく。
最初の30秒は組み手争い。先生はガッチリ持たれたらすぐに(投げに)来られるので、私むちゃ警戒してます。普通なら指導モノでしょうね。
ですが結局ガッチリ組まれてしまった。内股が来るか?内股→小外が来るか?
来る!来るぞ!来たー!
と思って来氏と右足を引いて踏ん張ろうとしたら、大内刈りが来た。
「だあ~、やられた~!」
私の声が道場内に響く。しまった、全く予想外の大内刈りが来た。
「先生!いつもと違います。大内刈りじゃないですか?」
「T岡さん、多分内股を待たれてると思いまして(笑)。入り方を変えてみました」
く~!裏の裏を読まれた~。

それからはもうパニックである。大内が来るか?内股が来るか?内股→小外が来るか?
次の内股には素直に引っかかり、見事1回転(笑)。
「はあああ、考えても仕方がない」
それで少しは冷静になったので、次は「内股→小外」に絞ってみました。
組み手争いからガッチリ組まれて(←これホント嫌、笑)、引き付けられる。
来た!
先生が内股に入ってきた時に、腰を落とし気味に右足を引く。
先生が内股から次に小外に変化した。
がその後、体を戻して再び内股。
「えっ?何それ?」
ケンケンされながら投げられました。畳に横たわって心に浮かんだのは、
「ああ、もう1回内股に変化したんだ。裏の裏の裏って事か。もう何が何だかわかんない」
先生との乱取りの後に休憩を取り、先ほどの事を頭の中で再現してみた。うーむ、ここまで裏の裏を読んでるとは・・・。
むっちゃ悔しい。いつかリベンジしようと心の中に誓った(笑)。

という練習内容でした。他にも乱取りをしましたが、I瀬先生とのが強烈すぎて(笑)。
練習後更衣室で、詳しく乱取りの内容をレクチャーしていただきました。
「T岡さんの事だから、絶対考えてくるなと思いまして、僕もパターンを変えてみたんですよ」
K谷師匠の返し技対策も、I瀬先生に聞いてみました。
「よく大内刈りに行って、掛かった!と倒そうとしたら、師匠はお尻からわざと落ちて巴気味に返されるんです。どうしたら良いんでしょう?」
「多分師匠はT岡さんが大内を掛けやすいように誘ってますよ」
くー!そうなのか・・・誘われていたのか。完全に参りました。

家に帰ってから脱臼個所が痛くなってきたので、氷で冷やしました。相変わらずの状態です。
でも本日は内容が濃かったので練習に大満足です。同じ事が出来るわけ無いのですが、今度私も中学生に試してみようと思います。

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コメント (2)
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