「志」の英語教育

英語教育実践について日々の雑感を語ります。

小学校英語教育におもう

2008-11-13 20:40:43 | その他
前々回のエントリーで「とりあえずやってみましょう」は害多くして益少なしと言った趣旨の書き込みをした。しかし、考えてみるとこれは日本の教育の得意技だ。しかも、その弊害が出てもそれを直視しようとしない。近いところで言えば、ゆとり教育や総合学習がそうだ。

まもなく小学校へ英語が導入されるが、これもお得意のパターンをたどること必至。なにせ下準備がお粗末すぎる。それでも数年後には「いびつ」な形で定着し教育格差を広げることに一役買うことになろう。

それとは別の次元で、小学校英語教育反対論に関して、内田樹先生のブログ記事に今更ながら深く共感。技術・技能としての浅薄な英語力と教育の対象とすべき深い英語力は違うのだということを我々は認識すべきだ。

ただし、個人的に技術・技能としての英語力を否定するものではない。むしろそれと深みが相まってこその真に役立つ英語力と言えるのであろう。

専業主婦である好ましい方の片割れの人(教育大美術系卒)に身の回りのいろいろなものをカテゴリー別にカードに描いてくれるように頼んでおいた。まだ途中だがとてもよいものが出来そうで期待大。できあがったら、年末年始は家族で英語カルタをする予定。もちろんハエ叩きを使った田尻方式で。普通のカルタと違って紙が弱いからより威力を発揮することでしょう。


にほんブログ村 教育ブログ 英語科教育へ