「志」の英語教育

英語教育実践について日々の雑感を語ります。

Just a Peek

2010-06-28 21:35:47 | 授業
試験が近づくと例によって音読三昧で復習モード。この時期どれだけ蒸し暑くてもエアコンは入らないから授業は全窓開放状態。近隣のクラスはさぞかし迷惑なことだろう。

それにしても、音読で定着を図るという意識が高まってきたのはよいこと。所属校は土日も沢山の生徒が登校して勉強しているのだが、人の邪魔にならないように体育館の片隅で小声でぶつぶつ言いながら音読をしている生徒がいて感心。

おそらく英語担当の中で一番音読を信頼していない(と思われる)自分が、一番音読を授業に使っている(ような)のはいかにもパラドキシカル。音読が大切だという古くからある不文律に切り込むことは敢えてしないが、少なくとも教員による解説に比べれば、音読など時間の無駄と思っている人は多いと思われる。

ジョークや声色などで変化をつけるのは当然のことハンドアウトや活動の細分化などをどれだけ工夫しても、私の下手くそな授業ではちょっと油断すると居眠りモードに入る生徒が出てしまう。どれだけうまい授業をしても1時間を通して講義で授業を組み立てて成果を上げるのは至難の業だ。

他の人の授業はどうかしらと思い、向かいの校舎を眺めてみると教科書を持って何人かの生徒が立っている教室がある。聞いてみれば国語の授業とのこと。発問のあと、立って考えさせ意見がまとまったら座るように指示を出しているそうだ。これもまた、面白い手法である。

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A Rainy Day

2010-06-28 06:36:23 | その他
週末の進路講演会終了。学校からの説明に加え今年は駐車場係も担当。前日ひどい雨が降ったので、雨脚の落ち着いた朝方6時から一人でグラウンドのラインを引き直したものの、1時間もしないうちに、それ以上に強い雨となり、一瞬のうちに文字通り水の泡と消えてしまった。

あいにく駐車場の一番忙しい時間と雨の最も強いタイミングが重なり臨時駐車場となったサッカー場は田圃のよう。私は着替えがあったからまだよかったが、参加された一般の保護者の方々は会場である体育館に着くまでに足下がどろどろになったと思われお気の毒。

メインの代ゼミさんのお話には途中から参加。主に入試に関する基礎知識といったところか。私の話は、今春の結果のおさらい、在校生の現状、本校の進路指導に関わる活動、ご家庭でのサポートのお願いの4本立て。

昨年は、親のチェックが入りにくいインターネット端末としての携帯の危険性について触れ、今年は自己肯定感と成績の関係について述べた。どちらも、筑波で学んだことだから、それなりに研修が還元できたと考えている。

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