明けましておめでとうございます。
12月は常駐仕事しつつもよく読んだほうだと思います。今年も読みますよ~!
12月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:3443
ナイス数:527
中島らもの特選明るい悩み相談室〈その3〉ニッポンの未来篇 (集英社文庫)の感想
特選3巻読了。 何も深く考えずにできる読書でした(笑) らもさんのなせる技…
読了日:12月03日 著者:中島 らも
殺人出産 (講談社文庫)の感想
村田沙耶香さんのセックスや出産、そして今回は死までなんか現実否定というか現在否定というか、ちょっとえげつないとこあるけど一貫してますね。 10人産めば1人殺せる「殺人出産」、カップルじゃなく「トリプル」、異性という感情を持たない「
清潔な結婚」、自分の意志でないと死ねなくなった世界の「余命」。 なんか嫌〜な世界なんやけど最近慣れてきたかも(^^;)
読了日:12月05日 著者:村田 沙耶香
ギブ・ミー・ア・チャンス (文春文庫)の感想
仕事など生きていくのがちょっと不器用な人たちがあえいでいるユーモアたっぷりの短編集。 荻原さんのこのような短編大好きです。 どの主人公にも「この先頑張ってな~」と(ちょっと上から目線になってしまうけど)応援したくなりました。 あと書きではなく あと描きの荻原さんの描いたイラストも良かったです。
読了日:12月09日 著者:荻原 浩
口笛の上手な白雪姫の感想
いつもどおりの小川さんの世界観の8編。 安心して楽しめました。
読了日:12月12日 著者:小川 洋子
30センチの冒険の感想
鼓笛隊、空を飛ぶ本・・・なんて聞いたら読みたくなるじゃないですか。 30センチって物差しなんですね。それも使えば短くなる。 異世界にタイムトラベルを混ぜたようなメビウスの帯みたいに循環しているようなSF。 読んでいて、こんなに野性の本が愛おしく思うなんて不思議だったし、エピローグでは三崎さんの小説では珍しく涙やら鼻水やらが止まりませんでした。 ところで動物園はあの動物園で、ノザキさんってあの野崎さんと同一人物なんだろうか?
読了日:12月15日 著者:三崎 亜記
わたしのグランパ (文春文庫)の感想
老眼でも十分読みやすい文字が嬉しい。 読みやすい文章が嬉しい。 そして、グランパがカッコ良すぎ・・・これに尽きます。
読了日:12月16日 著者:筒井 康隆
小生物語 (幻冬舎文庫)の感想
乙一さんの日記風エッセイ(なのか?)「小生」が書く虚構多めの日記。 何も考えずに読まないとアホになりそうです(笑) 一番納得したのは、サインを書くのが早い・・・そりゃ2文字で2画やからね(^^)
読了日:12月18日 著者:乙一
ウルトラマンF (ハヤカワ文庫JA)の感想
ウルトラマン世代には嬉しい物語。 ウルトラマンが去った後の地球。科特隊のメンバーはそのまま。本書の語り部的なのが井手隊員。他のウルトラマンシリーズに出た怪獣なども出るけど、懐かしい人や怪獣がいっぱい。そして男性読者には嬉しいのがウルトラマンFとなるのが巨大フジ隊員(^o^) できれば科特隊の制服のままでいてほしかったけど、そうはいかんかったみたい(^^;)
読了日:12月21日 著者:小林 泰三
酒気帯び車椅子の感想
物語半ばのヤクザが家に来てからは読んでるのが本当に辛かった・・・本当にらもさんの本なのかと疑いたくなるくらい。 でも、そこからは怒涛の展開である意味ハッピーエンド・・・表紙が車椅子の解説のようになってるおかげでイメージできて良かった。 でももっと単純に笑える話が好きやなぁ。
読了日:12月23日 著者:中島 らも
X’mas Stories: 一年でいちばん奇跡が起きる日 (新潮文庫)の感想
読友さんの感想を読んで調べたら未読だったのがわかり急遽クリスマス直前に図書館で借りて読みました。伊坂幸太郎さん「一人では無理がある」のみ既読、かつ”鉄板”の面白さ(^^) 白川三兎さん「子の心、サンタ知らず」も途中から面白くなってきたし、三浦しをんさん「荒野の果てに」は面白いだけかと思ってたら最後には感動までもらいウルウル(;_;) ただ、あさのあつこさん「きみに伝えたくて」もいい話なんだろうけど、ちょっと血生臭いのは好きじゃなかった・・・あ、しをんさんの話の中にも残酷な場面あったなぁ(^^;)
読了日:12月24日 著者:朝井 リョウ,あさの あつこ,伊坂 幸太郎,恩田 陸,白河 三兎,三浦 しをん
日本SF傑作選6 半村良 わがふるさとは黄泉の国/戦国自衛隊 (ハヤカワ文庫JA)の感想
このシリーズ読了、相変わらず太くて重い。半村良さんはアンソロジーでしか読んだことなく、映画『戦国自衛隊』をTVで見ても読んでみようと思いませんでした。でも『戦国自衛隊』、小説のほうが面白いやん。『収穫』の東京の様子はなんか広瀬正さんの『ティス』のようなイメージで好きです。それに『赤い酒場を訪れたまえ』とか『わがふるさとは黄泉の国』なんかの世界観もいい。他も面白かったなぁ。なかなかいい読書で今年を締めくくれました。
読了日:12月31日 著者:半村 良
読書メーター
12月は常駐仕事しつつもよく読んだほうだと思います。今年も読みますよ~!
12月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:3443
ナイス数:527
中島らもの特選明るい悩み相談室〈その3〉ニッポンの未来篇 (集英社文庫)の感想
特選3巻読了。 何も深く考えずにできる読書でした(笑) らもさんのなせる技…
読了日:12月03日 著者:中島 らも
殺人出産 (講談社文庫)の感想
村田沙耶香さんのセックスや出産、そして今回は死までなんか現実否定というか現在否定というか、ちょっとえげつないとこあるけど一貫してますね。 10人産めば1人殺せる「殺人出産」、カップルじゃなく「トリプル」、異性という感情を持たない「
清潔な結婚」、自分の意志でないと死ねなくなった世界の「余命」。 なんか嫌〜な世界なんやけど最近慣れてきたかも(^^;)
読了日:12月05日 著者:村田 沙耶香
ギブ・ミー・ア・チャンス (文春文庫)の感想
仕事など生きていくのがちょっと不器用な人たちがあえいでいるユーモアたっぷりの短編集。 荻原さんのこのような短編大好きです。 どの主人公にも「この先頑張ってな~」と(ちょっと上から目線になってしまうけど)応援したくなりました。 あと書きではなく あと描きの荻原さんの描いたイラストも良かったです。
読了日:12月09日 著者:荻原 浩
口笛の上手な白雪姫の感想
いつもどおりの小川さんの世界観の8編。 安心して楽しめました。
読了日:12月12日 著者:小川 洋子
30センチの冒険の感想
鼓笛隊、空を飛ぶ本・・・なんて聞いたら読みたくなるじゃないですか。 30センチって物差しなんですね。それも使えば短くなる。 異世界にタイムトラベルを混ぜたようなメビウスの帯みたいに循環しているようなSF。 読んでいて、こんなに野性の本が愛おしく思うなんて不思議だったし、エピローグでは三崎さんの小説では珍しく涙やら鼻水やらが止まりませんでした。 ところで動物園はあの動物園で、ノザキさんってあの野崎さんと同一人物なんだろうか?
読了日:12月15日 著者:三崎 亜記
わたしのグランパ (文春文庫)の感想
老眼でも十分読みやすい文字が嬉しい。 読みやすい文章が嬉しい。 そして、グランパがカッコ良すぎ・・・これに尽きます。
読了日:12月16日 著者:筒井 康隆
小生物語 (幻冬舎文庫)の感想
乙一さんの日記風エッセイ(なのか?)「小生」が書く虚構多めの日記。 何も考えずに読まないとアホになりそうです(笑) 一番納得したのは、サインを書くのが早い・・・そりゃ2文字で2画やからね(^^)
読了日:12月18日 著者:乙一
ウルトラマンF (ハヤカワ文庫JA)の感想
ウルトラマン世代には嬉しい物語。 ウルトラマンが去った後の地球。科特隊のメンバーはそのまま。本書の語り部的なのが井手隊員。他のウルトラマンシリーズに出た怪獣なども出るけど、懐かしい人や怪獣がいっぱい。そして男性読者には嬉しいのがウルトラマンFとなるのが巨大フジ隊員(^o^) できれば科特隊の制服のままでいてほしかったけど、そうはいかんかったみたい(^^;)
読了日:12月21日 著者:小林 泰三
酒気帯び車椅子の感想
物語半ばのヤクザが家に来てからは読んでるのが本当に辛かった・・・本当にらもさんの本なのかと疑いたくなるくらい。 でも、そこからは怒涛の展開である意味ハッピーエンド・・・表紙が車椅子の解説のようになってるおかげでイメージできて良かった。 でももっと単純に笑える話が好きやなぁ。
読了日:12月23日 著者:中島 らも
X’mas Stories: 一年でいちばん奇跡が起きる日 (新潮文庫)の感想
読友さんの感想を読んで調べたら未読だったのがわかり急遽クリスマス直前に図書館で借りて読みました。伊坂幸太郎さん「一人では無理がある」のみ既読、かつ”鉄板”の面白さ(^^) 白川三兎さん「子の心、サンタ知らず」も途中から面白くなってきたし、三浦しをんさん「荒野の果てに」は面白いだけかと思ってたら最後には感動までもらいウルウル(;_;) ただ、あさのあつこさん「きみに伝えたくて」もいい話なんだろうけど、ちょっと血生臭いのは好きじゃなかった・・・あ、しをんさんの話の中にも残酷な場面あったなぁ(^^;)
読了日:12月24日 著者:朝井 リョウ,あさの あつこ,伊坂 幸太郎,恩田 陸,白河 三兎,三浦 しをん
日本SF傑作選6 半村良 わがふるさとは黄泉の国/戦国自衛隊 (ハヤカワ文庫JA)の感想
このシリーズ読了、相変わらず太くて重い。半村良さんはアンソロジーでしか読んだことなく、映画『戦国自衛隊』をTVで見ても読んでみようと思いませんでした。でも『戦国自衛隊』、小説のほうが面白いやん。『収穫』の東京の様子はなんか広瀬正さんの『ティス』のようなイメージで好きです。それに『赤い酒場を訪れたまえ』とか『わがふるさとは黄泉の国』なんかの世界観もいい。他も面白かったなぁ。なかなかいい読書で今年を締めくくれました。
読了日:12月31日 著者:半村 良
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