2014年6月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:5242ページ
ナイス数:367ナイス
「サバを読む」の「サバ」の正体: NHK 気になることば (新潮文庫)の感想
ことばに関するウンチク。1つの話が2~3頁なので、ちょこちょこ読むには良かった。ただ、NHKさんだけに(?)面白みにはやや欠けるかな。
読了日:6月1日 著者:NHKアナウンス室
ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)の感想
母親が怖い(^^;)おまけに最後には保釈中の奴まで出てきて「続く」ですか・・・次の巻はかなりドロドロしそうだよなぁ・・・
読了日:6月3日 著者:三上延
それでも僕は夢を見るの感想
数分で読み終え(見終え)ました。僕自身の夢って何なんだろ?若いころ何を夢見てたんだろ?(-_-;) 感動はしたんやけど、読む前の期待が高すぎて「え!?これだけ?」という感じ(^^;) YouTubeで鉄拳のパラパラマンガを見たときは涙止まらんかったのに・・・
読了日:6月4日 著者:水野敬也
漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)の感想
なぜかトカゲの声が気に行った・・・「遅れる遅れる遅れる約束ないけどもー」。漁港の焼肉屋で働くことになった天然でどうしようもないけど愛嬌のある肉子ちゃんと、小学生の娘キクりんを中心とした、西加奈子さんらしいキャラの立った人たちの話・・・と思って油断してました。最後のほうは不覚にも涙で読めなくなった(T_T) 石巻や女川を旅してこの本が生まれたとか。年2回くらい石巻に遊びに行くので、あとがき読んでから親近感わきました。
読了日:6月5日 著者:西加奈子
朧月市役所妖怪課 河童コロッケ (角川文庫)の感想
読み始めたら止まらなくなり明日の朝起きれるか心配(^_^;) ありえない設定だけど(だから?)次に何が起きるのか気になる。また続編が出たら読みたいです。
読了日:6月6日 著者:青柳碧人
ポリリズム (ポプラ文庫ピュアフル)の感想
音楽と青春がテーマのアンソロジー。ビートルズ、クラシック、放送部、バンドのメンバー、バンドのオーディエンスと多種多様。「peacemaker 赤星学園の"Romeo and Juliet"」(小路幸也)、「おれがはじめて生んだ、まっさらな音」(楡井亜木子)が好み。「アルゴー号の勇者たち ~短い叙事詩~」(芦原すなお)は「青春デンデケデケデケ」を思い出しました。解説にもあったけど、音楽と青春って、作家さん自身の青春時代をもとに書いてるのかな(^^)
読了日:6月8日 著者:伊藤たかみ,小路幸也,藤谷治
獅子 (中公文庫)の感想
真田信之の晩年の物語。他の本で最終章だけを読んでいたので、図書館で借りてみました。真田昌幸&幸村に比べて徳川についた信之の話はあまり知らないのですが、90歳以上も生きて、また、その歳で真田家存亡の危機を老中酒井忠清との諜報戦(?)を勝利してしまう。なかなか痛快な物語でした。
読了日:6月10日 著者:池波正太郎
寡黙な死骸 みだらな弔い (中公文庫)の感想
小川さんらしい淡々とした11編の物語。登場人物などが微妙にリンクして、最後には書かれている物語自体が本として登場したり。そのうち再読したい本です。きっと今回は気付かなかったことがわかりそうで。
読了日:6月12日 著者:小川洋子
完璧な病室 (中公文庫)の感想
「完璧な病室」「揚羽蝶が壊れる時」「冷めない紅茶」「ダイヴィング・プール」の4編。後半2編は文庫「冷めない紅茶」で既読。表題作以外は、どうも僕は好きになれないというか理解力が足りないのか。小川さんの乾いた作品が好きなんですが、黴とかでジメジメと感じてしまって、ダメだったのかも。
読了日:6月15日 著者:小川洋子
どこかにいってしまったものたちの感想
実際には存在しない品々の説明書や箱など・・・本当に精巧に再現しています(正確には再現じゃないけど)。この本の発行時には展覧会も開かれたみたい。もしいつか再び展覧会があるなら作品(?)を直接見てみたい。
読了日:6月16日 著者:クラフト・エヴィング商會
猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)の感想
解説の山崎努さんが書かれているみたいに、作者と読者によるチェスの1局という感じで、気持ちよく、また先が気になって、どんどん読み進められました。リトル・アリョーヒンの(あまり動かないけど)冒険物語と言えばいいのかな?(←ちょっと違うか^^;)最後はほぼ予想通りだけど泣けちゃいました。
読了日:6月18日 著者:小川洋子
タルト・タタンの夢 (創元推理文庫)の感想
フランス料理のことはほとんどわからないけど、店の中の情景が目に浮かぶようで、三舟シェフを中心にきびきびと働く4人のスタッフのいるこの店に行ってみたくなりました。どの話にも出てくるヴァン・ショー(ホット・ワイン)を飲んでみたいです・・・今日は暑いからいりませんが(^^;)
読了日:6月20日 著者:近藤史恵
浜村渚の計算ノート 5さつめ 鳴くよウグイス、平面上 (講談社文庫)の感想
今回も渚ちゃんの数学愛の言葉に何度かウルウル(;_;) 鳩の巣原理って初めて知りましたが、応用すると面白いですね。そして教育についても考えさせられました。まだ物語は続きそう・・・キューティー・オイラーがどうなるのか、気になる~。
読了日:6月20日 著者:青柳碧人
チェーン・ポイズン (講談社文庫)の感想
3つの薬物(毒物)自殺の関連性を追う週刊誌記者。自殺に向かう一人の女性と週刊誌記者の(時間は違うが)2つの視点で物語は進められる。いや~最後のどんでん返し(?)は、えっ!?何書いてんの?っていうくらい戸惑いました。勝手に次の話を自分の頭の中で組み立ててたら、ひっくり返された感じ。本多さんらしい、死が関わるけど陰湿じゃないのが好きです。
読了日:6月21日 著者:本多孝好
生命の未来を変えた男 山中伸弥・iPS細胞革命 (文春文庫)の感想
基礎研究で終わらせるのではなく、再生医療や創薬などへの応用を目指すのが、山中教授が臨床医として挫折したことに始まることを初めて知った。医療への応用、倫理問題など、いろいろ課題や障害はありつつ、いつか患者に役立つものにするために努力する姿に好感をもちました。まだまだ先かもしれませんが、患者の手に届くものを早く実現してもらいたいものです。
読了日:6月23日 著者:NHKスペシャル取材班
暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)の感想
殺人事件の容疑者が視力を失くした女性の家に逃げ込んでからのことを二人の視点から語ったお話。この本のカバーを見てホラーっぽいと思って長いこと手にしなかったんですが、それがある意味失敗でした。視力を失くしてるんで暗いといえば暗いんですが、最後には光が見えるというか、カバーから想像した話とは全く別物でした。作者のあとがきも好き(笑)
読了日:6月24日 著者:乙一
猫のパジャマ (河出文庫)の感想
アメリカの文化、文学、歴史、人物、それとジョーク(?)を理解してないので、難解でした。特にオチがわからないのが多かった(ー ー;)SFっぽいのはいいんですけどね。
読了日:6月27日 著者:レイ・ブラッドベリ
小路幸也 少年少女小説集 (ちくま文庫)の感想
小路幸也さんの短編集。どの話もいい。何編かはシリーズ化して欲しいものも。小路さんご本人も、これは長編にすべきものでした、と語ってるのもあるし。
読了日:6月29日 著者:小路幸也
読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:5242ページ
ナイス数:367ナイス
「サバを読む」の「サバ」の正体: NHK 気になることば (新潮文庫)の感想
ことばに関するウンチク。1つの話が2~3頁なので、ちょこちょこ読むには良かった。ただ、NHKさんだけに(?)面白みにはやや欠けるかな。
読了日:6月1日 著者:NHKアナウンス室
ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)の感想
母親が怖い(^^;)おまけに最後には保釈中の奴まで出てきて「続く」ですか・・・次の巻はかなりドロドロしそうだよなぁ・・・
読了日:6月3日 著者:三上延
それでも僕は夢を見るの感想
数分で読み終え(見終え)ました。僕自身の夢って何なんだろ?若いころ何を夢見てたんだろ?(-_-;) 感動はしたんやけど、読む前の期待が高すぎて「え!?これだけ?」という感じ(^^;) YouTubeで鉄拳のパラパラマンガを見たときは涙止まらんかったのに・・・
読了日:6月4日 著者:水野敬也
漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)の感想
なぜかトカゲの声が気に行った・・・「遅れる遅れる遅れる約束ないけどもー」。漁港の焼肉屋で働くことになった天然でどうしようもないけど愛嬌のある肉子ちゃんと、小学生の娘キクりんを中心とした、西加奈子さんらしいキャラの立った人たちの話・・・と思って油断してました。最後のほうは不覚にも涙で読めなくなった(T_T) 石巻や女川を旅してこの本が生まれたとか。年2回くらい石巻に遊びに行くので、あとがき読んでから親近感わきました。
読了日:6月5日 著者:西加奈子
朧月市役所妖怪課 河童コロッケ (角川文庫)の感想
読み始めたら止まらなくなり明日の朝起きれるか心配(^_^;) ありえない設定だけど(だから?)次に何が起きるのか気になる。また続編が出たら読みたいです。
読了日:6月6日 著者:青柳碧人
ポリリズム (ポプラ文庫ピュアフル)の感想
音楽と青春がテーマのアンソロジー。ビートルズ、クラシック、放送部、バンドのメンバー、バンドのオーディエンスと多種多様。「peacemaker 赤星学園の"Romeo and Juliet"」(小路幸也)、「おれがはじめて生んだ、まっさらな音」(楡井亜木子)が好み。「アルゴー号の勇者たち ~短い叙事詩~」(芦原すなお)は「青春デンデケデケデケ」を思い出しました。解説にもあったけど、音楽と青春って、作家さん自身の青春時代をもとに書いてるのかな(^^)
読了日:6月8日 著者:伊藤たかみ,小路幸也,藤谷治
獅子 (中公文庫)の感想
真田信之の晩年の物語。他の本で最終章だけを読んでいたので、図書館で借りてみました。真田昌幸&幸村に比べて徳川についた信之の話はあまり知らないのですが、90歳以上も生きて、また、その歳で真田家存亡の危機を老中酒井忠清との諜報戦(?)を勝利してしまう。なかなか痛快な物語でした。
読了日:6月10日 著者:池波正太郎
寡黙な死骸 みだらな弔い (中公文庫)の感想
小川さんらしい淡々とした11編の物語。登場人物などが微妙にリンクして、最後には書かれている物語自体が本として登場したり。そのうち再読したい本です。きっと今回は気付かなかったことがわかりそうで。
読了日:6月12日 著者:小川洋子
完璧な病室 (中公文庫)の感想
「完璧な病室」「揚羽蝶が壊れる時」「冷めない紅茶」「ダイヴィング・プール」の4編。後半2編は文庫「冷めない紅茶」で既読。表題作以外は、どうも僕は好きになれないというか理解力が足りないのか。小川さんの乾いた作品が好きなんですが、黴とかでジメジメと感じてしまって、ダメだったのかも。
読了日:6月15日 著者:小川洋子
どこかにいってしまったものたちの感想
実際には存在しない品々の説明書や箱など・・・本当に精巧に再現しています(正確には再現じゃないけど)。この本の発行時には展覧会も開かれたみたい。もしいつか再び展覧会があるなら作品(?)を直接見てみたい。
読了日:6月16日 著者:クラフト・エヴィング商會
猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)の感想
解説の山崎努さんが書かれているみたいに、作者と読者によるチェスの1局という感じで、気持ちよく、また先が気になって、どんどん読み進められました。リトル・アリョーヒンの(あまり動かないけど)冒険物語と言えばいいのかな?(←ちょっと違うか^^;)最後はほぼ予想通りだけど泣けちゃいました。
読了日:6月18日 著者:小川洋子
タルト・タタンの夢 (創元推理文庫)の感想
フランス料理のことはほとんどわからないけど、店の中の情景が目に浮かぶようで、三舟シェフを中心にきびきびと働く4人のスタッフのいるこの店に行ってみたくなりました。どの話にも出てくるヴァン・ショー(ホット・ワイン)を飲んでみたいです・・・今日は暑いからいりませんが(^^;)
読了日:6月20日 著者:近藤史恵
浜村渚の計算ノート 5さつめ 鳴くよウグイス、平面上 (講談社文庫)の感想
今回も渚ちゃんの数学愛の言葉に何度かウルウル(;_;) 鳩の巣原理って初めて知りましたが、応用すると面白いですね。そして教育についても考えさせられました。まだ物語は続きそう・・・キューティー・オイラーがどうなるのか、気になる~。
読了日:6月20日 著者:青柳碧人
チェーン・ポイズン (講談社文庫)の感想
3つの薬物(毒物)自殺の関連性を追う週刊誌記者。自殺に向かう一人の女性と週刊誌記者の(時間は違うが)2つの視点で物語は進められる。いや~最後のどんでん返し(?)は、えっ!?何書いてんの?っていうくらい戸惑いました。勝手に次の話を自分の頭の中で組み立ててたら、ひっくり返された感じ。本多さんらしい、死が関わるけど陰湿じゃないのが好きです。
読了日:6月21日 著者:本多孝好
生命の未来を変えた男 山中伸弥・iPS細胞革命 (文春文庫)の感想
基礎研究で終わらせるのではなく、再生医療や創薬などへの応用を目指すのが、山中教授が臨床医として挫折したことに始まることを初めて知った。医療への応用、倫理問題など、いろいろ課題や障害はありつつ、いつか患者に役立つものにするために努力する姿に好感をもちました。まだまだ先かもしれませんが、患者の手に届くものを早く実現してもらいたいものです。
読了日:6月23日 著者:NHKスペシャル取材班
暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)の感想
殺人事件の容疑者が視力を失くした女性の家に逃げ込んでからのことを二人の視点から語ったお話。この本のカバーを見てホラーっぽいと思って長いこと手にしなかったんですが、それがある意味失敗でした。視力を失くしてるんで暗いといえば暗いんですが、最後には光が見えるというか、カバーから想像した話とは全く別物でした。作者のあとがきも好き(笑)
読了日:6月24日 著者:乙一
猫のパジャマ (河出文庫)の感想
アメリカの文化、文学、歴史、人物、それとジョーク(?)を理解してないので、難解でした。特にオチがわからないのが多かった(ー ー;)SFっぽいのはいいんですけどね。
読了日:6月27日 著者:レイ・ブラッドベリ
小路幸也 少年少女小説集 (ちくま文庫)の感想
小路幸也さんの短編集。どの話もいい。何編かはシリーズ化して欲しいものも。小路さんご本人も、これは長編にすべきものでした、と語ってるのもあるし。
読了日:6月29日 著者:小路幸也
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