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“TPP賛成の議員・政党 総退場に” JA全中が阻止集会 

2012-11-16 10:52:13 | 日記
しんぶん赤旗            2012年11月16日(金)
“TPP賛成の議員・政党 総退場に”
JA全中が阻止集会 

(写真)TPP交渉参加を断固阻止しようと開かれた農業関係者の緊急全国集会=15日、東京都千代田区

 野田佳彦首相が18日からカンボジアで始まる東アジアサミットで環太平洋連携協定(TPP)への交渉参加を表明する動きがあるなか、全国農業協同組合中央会(JA全中)は15日、「TPP交渉参加断固阻止緊急全国集会」を東京都内で開きました。
 全国各JA代表者ら約1500人が参加し、阻止に関する決議を採択しました。決議は、総選挙において、TPPに対する各党、候補者の立場を明確にするとりくみを徹底し、断念させるまで総力をあげるとしました。
 あいさつしたJA全中の萬歳章(ばんざいあきら)会長は、2割前後の支持率の政権が将来にわたる国のあり方を変える重大な決断をするのは暴挙で絶対に認められない、と批判。総選挙では「生産者が希望をもって営農にとりくめるよう、TPP反対を明確にした候補者や政党を推薦する」と明言し、「農業者の声を代弁する候補者を一人でも多く国会に送り出すとりくみを強化しよう」と呼びかけました。
 各党代表があいさつしました。日本共産党の志位和夫委員長は、“TPPを総選挙の争点にする”との野田首相の発言にふれ、「受けて立とうではありませんか」と強調。TPPが日本の農業、経済、国民にとっていかに有害かを徹底的に明らかにしていく決意を語り、「TPP賛成・推進の議員、政党には残らず総退場してもらおうではありませんか」と呼びかけると、「そうだ!」の声と割れるような拍手がわき起こりました。
 全国集会には日本共産党から志位氏のほかに紙智子参院議員、赤嶺政賢衆院議員が参加しました。
志位委員長のあいさつ
 全国農業協同組合中央会などが15日に開いた「TPP交渉参加断固阻止緊急全国集会」で、日本共産党の志位和夫委員長がおこなったあいさつは次のとおりです。
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(写真)あいさつする志位和夫委員長=15日、東京都千代田区

 みなさん、こんにちは(「こんにちは」「がんばれ!」の声、拍手)。ご紹介いただきました日本共産党の志位和夫でございます。
◇  ◇
 先日の所信表明演説で野田首相は「守るべきものは守りながらTPPを推進する」といいました。そこで私は代表質問で「『守るべきものは守る』というが、『守るべきもの』とは何なのか、具体的に答弁せよ」と迫りました。
 そうしましたら、首相は「守るべきものは守ります」。これでは同じですね(笑い)。ただ、そのあと、「世界に誇る日本の医療制度、日本の伝統文化、美しい農村は断固として守り抜く」といいました。しかし、そのすべてを破壊するのがTPP参加ではないでしょうか。(「そうだ!」の声、拍手)
 TPPは「例外なき関税撤廃」を原則としています。これに参加してどうして「美しい農村」を守ることができましょう。
 TPPは「非関税障壁の撤廃」を原則としています。これに参加すれば、混合診療の全面解禁、医療への株式会社の参入など、「世界に誇る医療制度」が破壊されてしまうことは、いまや明りょうであります。
 TPPに参加して「守るべきものは守る」など、ありえないということを私はいいたいと思います。(「そうだ」の声、拍手)
 すべてを失って丸裸にされ、アメリカに経済主権を丸ごと売り渡す「亡国」の政治には、日本共産党はみなさんとスクラムを組んで断固反対を貫くことを表明したいと思います。(「がんばれ!」の声、大きな拍手)
◇  ◇
 世論も大きく変化しています。全国の市町村の議会の実に9割がTPP参加反対を決議しています。
 いよいよ総選挙です。相手は「TPPを選挙の争点にする」といってきました。受けて立とうではありませんか。(「そうだ」の声)
 みなさん、この総選挙で私たちは、TPPがいかに日本の農業にとって有害なのか、日本の経済にとって有害なのか、日本国民にとって有害なのか、徹底的に明らかにして、国民の多数がTPPに反対の意思を表明するようにがんばりたいと思います。
 みなさん、TPP賛成・推進の議員、政党には残らず総退場してもらおうではありませんか。(「そうだ!」の声、割れるような拍手)
 日本共産党は最後までみなさんとともにがんばりぬく決意を申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(大きな拍手)

大川小児童の遺族が立ち上がってから4ヵ月 明らかになった真実、隠され続ける真相とは 4

2012-11-16 00:20:17 | 日記
               転記       ダイヤモンド社
大川小児童の遺族が立ち上がってから4ヵ月 明らかになった真実、隠され続ける真相とは

<4
 県道に出ようとしたところで、しぶきが上がって、黒い津波が堤防を越えてきたのが見えた。前方を走っていた児童たちがあわてて引き返してきて、後方の児童たちは立ち往生していた。
 生存児童の1人、只野哲也君(当時5年生)は、一緒に逃げていた柔道仲間の今野大輔君が倒れるのを見て、ジャンパーの襟を引っ張っていこうとした。しかし、大輔君は動けなかった。
 哲也君は、夢中で山をよじ登ったが、後ろから津波の強い衝撃を受けて気を失った。同じように津波にのまれて、流れてきた冷蔵庫に入って助かった同級生が、体が半分ほど土に埋もれていた哲也君を助け出した。
 雪が本格的に降ってきた。
 結局、山に走って逃げたA教諭と3年生の男児、津波にのまれながら山に打ち上げられて地域住民に救助された1年生の女児の計5人が、津波からの生存者となった。◇        ◇
 空白の51分間を詳細に再現するには、証言や情報が限られているために部分的であるが、本当に追求しなければならない部分が、そのまま残されているのが分かる。
 大川小の教職員は、危険情報も得ていて、逃げる場所もすぐそこにあり、高台へ避難する時間も十分ありながら、なぜ校庭にとどまり続けたのか。その直接的な部分は追求できないないというより、各証言からはそっくり抜け落ち、未だに語る材料がそろえられていない。
危機管理マニュアルの不備から見えた
学校運営のずさんさ
 子どもたちを預けている学校は、果たして本当に安全な場所といえるのか。遺族の母親の1人が「そこに子どもを預けていたと思うだけで、ゾッとする」と表現した通り、当時の大川小は、危機管理マニュアルの不備やずさんな安全管理体制が明らかになった。大川小の平成22年度の<地震(津波)発生時の危機管理マニュアル>というものがある。
 まず、「初動体制の確立」という項目の中には、「津波の発生の有無を確認し第二次避難場所へ移動する」という、津波を想定した避難誘導の記述がある。大川小の場合の二次避難場所とは、一次避難場所の校庭から、安全性を確保するためにさらに避難する場所のことを指す。
 続く「地震発生時の基本対応」という項目には、揺れがおさまってから、
「避難誘導」
「一次避難【校庭等へ】」
「安全確認・避難誘導(火災・津波・土砂くずれ・ガス爆発等で校庭等が危険なとき)」
「二次避難【近隣の空き地・公園等】」
「安全確認」
 という対応手順が記されている。ここにも、津波の想定はあった。

あきらめず声をあげよう

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